街中でカーチェイスを繰り広げそうな印象をもたらすのが、アストンマーティン「DBSスーパーレッジェーラ」(販売期間:2018年~)です。このモデルはアストンマーティンが2018年より販売する、フラッグシップである「DBS」の名を冠するモデルとしては3代目となるGT(グランドツアラー=グランツーリスモ)です。
『女王陛下の007』(1969年日本公開)に初代「DBS」が初登場したときと比べ、エンジンのシリンダー数は倍に増えての登場となります。これで「DBS」名のアストンマーティンにクルマが「007」シリーズに登場するのは5作目となります。初代「DBS」は前出に続けて、次回作となった『007 ダイヤモンドは永遠に』(1971年)に登場していますが、その際はボンドカーではなく、Qの研究室に置かれえていただけですが…。さらに「DBS V12」が『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年公開)、『007 慰めの報酬』(2008年米、2009年日本公開)に登場しています。
715馬力を誇るこのクルマは、おそらく敵に追いつく暇も与えないでしょう…。