シャネルはメンズフレグランス「BLEU DE CHANEL(ブルー ドゥ シャネル)」の新しいアンバサダーに、ハリウッドで異色の存在として活躍するティモシー・シャラメを任命したことを発表しました。

『君の名前で僕を呼んで』(2017年)では年上の男性とひと夏の恋に落ちる少年、『ボーンズ・アンド・オール』(2022年)では人を食べずに生きられない人喰いの青年、そして王国の行く末を悩み闘うプリンスを演じる『DUNE/デューン 砂の惑星』などなど、参加する作品は多様性に富みながらも、いずれも芸術性の高いものばかり。その魅力は単なるアメリカ的ヒーロー像の枠にはまることのない、繊細さと大胆さ、女性性と男性性が融合したかのようなユニークさにあります。

シャネル ティモシー・シャラメ
©CHANEL

今回撮影を担当した世界的ファッション・フォトグラファー、マリオ・ソレンティの手によって映し出されたカットはいずれも、決して旧来の「男らしい」官能性に偏るものではなく、男性も女性も憧れることができる魅力を引き出しています。

常に新鮮なファッションスタイリングを見せ、METガラのホストも務めた経験があり、いわゆる「ハリウッドのおしゃれ番長」として知られる彼ですが、シャネルとのコラボレーションはこれが初めて。「ブルー ドゥ シャネル」の魅力を体現するのにこれまでにない最適なキャスティングと言えるかもしれません。