世の中に大きな影響力を持つブランドやメーカーが、地球環境やサステナブルな社会への貢献に力を入れ始めた昨今。

ロレックスでは1976年の段階で、世界初の防水腕時計であるロレックス オイスター誕生50周年を記念して、「ロレックス賞」を創設しています。以来、地球を守り人類に恩恵をもたらし、世界をより良く変えるようなプロジェクトを推し進める人々を支援してきました。そうして現在までの「ロレックス賞」受賞者数は、155名にも上ります。

環境問題に取り組んでいる人にも。「ロレックス賞」が支援するプロジェクトとは?

2019年からはロレックスが行う“パーペチュアル プラネット(自然保護を目的とした探検者たちの支援を行う活動)”の取り組みの一環として、環境問題にもより焦点を当て、科学的に解決しようする人々や組織を支援。

「ロレックス賞」の対象は、科学と医療、環境、応用技術、探検、文化遺産の各分野。5名の受賞者は、プロジェクト推進のための資金だけでなく、世界に自身のプロジェクトを知ってもらう機会を得たり、「ロレックス賞」受賞者コミュニティからアドバイスやガイダンスを受けることができます。

受賞者には、身近な課題に取り組む人の姿も

地球と人類のより良い未来のために! 2023 年度「ロレックス賞」応募受付中
©Ami Vitale
2021年度の受賞者の一人。チャド出身のヒンドゥ・ウマル・イブラヒムさん。

例えば2021年度の受賞者の一人、アフリカのチャド出身のヒンドゥ・ウマル・イブラヒムさん。国内最大の湖、チャド湖が温暖化のためにかつての面積の5パーセントほどに減少し、民族間で天然資源をめぐる対立が起こるようになりました。彼女はマッピングという手法を提言し、コミュニティ間の緊張の緩和と資源のより賢い管理に取り組んでいます。

地球と人類のより良い未来のために! 2023 年度「ロレックス賞」応募受付中
©Robbie Shone
2021年の受賞者、イギリス出身のジーナ・モズリーさん。

イブラヒムさんと同じく、2021年の受賞者であるイギリス出身のジーナ・モズリーさんは、幼い頃から地下探検が大好きでした。それもあって大学では、洞窟科学を専攻。現在は温暖化対策に寄与するために、地球最北端にあるグリーランドの洞窟探索を準備中です。これは世界初の遠征隊となります。

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2023年度「ロレックス賞」の応募を受付中!

この2人のプロジェクトからもわかるように、地球の抱えている問題はごく身近なところにその芽が潜んでいる可能性も多々あります。そうした新しい視点と、いまだ誰も取り組んでいないような革新的なプロジェクトに授与される「ロレックス賞」は、現在、2023年度の応募を受付中です。

明確な目的を持ち、独創的で、多大な影響をもたらす可能性のあるプロジェクトを持つ18歳以上であれば、誰にでも門戸は開かれています。地球と人類のよりよい未来を目指して、ご自身の視点を「ロレックス賞」に提案してみてはいかがでしょうか。応募要項は以下の通りとなります。

●2023年度ロレックス賞
<応募方法>18歳以上であれば誰でも応募可能。グループなどでのプロジェクトの場合、応募書類は代表の方、一人が記入を。英語、中国語(簡体字)とスペイン語での応募が可能。
<応募締め切り>2022年10月17日まで。

詳細はこちらから

From: Harper's BAZAAR JP