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投資価値ある未来の名車10台 ― 永遠に語り継がれること間違いなしのモダンカーたち

あなたは投資を趣味にしていますか? これらはおそらく、投資を始めるには最高の物件になります。

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DW BURNETT/PUPPYKNUCKLES

写真はアストンマーティン「V12ヴァンテージSマニュアル」。7速マニュアルのスーパーカーです。

 
 フェラーリやランボルギーニのような一部のクルマは、今後20年後には、さらに価値が加わっていくことが約束できるクルマです。その他にもいくつか…。

 しかし大抵のクルマは、その価値が上がったり下がったりと、損得がとてもわかりにくいものです。そこで「Road & Track」は過去10年以内に作られたクルマのなかで、将来不朽の名車となるであろうクルマ10台をピックアップしました。

シボレー「カマロ Z/28」

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「カマロ」は1967年に誕生しました。そして半世紀もの間、アメリカンのスポーツクーペの象徴として君臨。そんな男たちのハートを鷲づかみにし続けていきたこのDNAを受け継ぎ、その上にある高次元の走りを実現した第6世代モデルは、2017年11月に登場することに…。そんななか、おすすめするのが7リッターV8のLS7ユニットを搭載した2014年型5代目「カマロ Z/28」です。コード名の「z/28」の「Z」 は「究極」という意味であり、アメリカのレース「TORANS-Am」のホモロゲーションモデルとして生まれたモデル。レースのために生まれた特別なクルマなので、路上で見かけられることは滅多にありません。ゆえに希少性が高いだけに、その価値も高いわけです。

 ちなみに余談になりますが、「カマロ」の意味をご存じですか? これはシボレーを1911年11月に創設したルイ・シボレーによって、彼の祖先がフランス人であり、さらにフランスで育ったことにより、フランスへのオマージュを込めて命名したとのことです。フランス語の「camarade」を略して「Camaro」に。意味は気の合う「友人」といった感じでしょうか。そして、エンブレムのフランス国旗のトリコロールが配された代の「カマロ」もあります。

BMW「1シリーズ M」

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こちらは2011型 BMW 「1シリーズMクーペ」。このクルマの最も重要な魅力は、「速くて快適」なところ。まさにBMWのコンセプトである「駆けぬける歓び」を、卓越した仕上がりで再現し他も出るなのです。デザインされた泥除けのフレア、そしてマニュアル・トランスミッションと…そのデザインからドライビングまで、長丁場の運転でも街乗りでも、飽きることのないクルマなのです。その価値の高さは、乗ればすぐに実感できるでしょう。

Honda S2000 ホンダ「S2000」

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S2000」は本田技研工業創立50周年記念として1998年に発表され、1999年4月に発売された29年ぶりのFR車になります。このクルマは、ホンダから最後に誕生した真のスポーツカーと呼ばれるほどの愛されるクルマなのです。その要因となっているのが、自然吸気の直列4気筒 2.2L DOHC VTECから繰り出されるパワー。このパワートレインはドライバーに対して、感動の領域となる乗り心地を与えてくれるのです。価格は現在も上がり続けているようですので、手遅れになる前にぜひ入手してください。

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アストンマーティン「V12ヴァンテージ」(マニュアルトランスミッション)

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アストンマーティンの2シータースポーツ「ヴァンテージ」シリーズから、V12ユニットを搭載した登場した「V12ヴァンテージ」。駆動方式はFRで、5.9リッターV12DOHC48バルブを搭載しています。トランスミッションは「V12ヴァンテージ 」の6速マニュアルと、写真の「V12ヴァンテージ S」の7速セミオートマティックの2種類になりますどちらも限定販売で生産されており、意外と…と言っては失礼ですが、どちらも素晴らしい運転を可能にしています。

ポルシェ 「ケイマン GT4 / ボクスター・スパイダー」

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「ケイマン GT4」「ボクスター・スパイダー」は、ポルシェ愛好家に対してのポルシェが示す「献身」と言ってもいいでしょう。この両方の車には、6速マニュアルトランスミッションと組み合わされた「カレラ S」のフラット6(水平対向6気筒エンジン)が搭載されています。アップグレードされたエアロとサスペンションを組み合わせると、不朽の価値に言えるクルマの条件を十二分に満たしてくれるのです。

レクサス「LFA」

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レクサスが2010年12月から2012年12月にかけて限定生産・販売した2人乗りのスーパーカーがこのレクサス「LFA」です。開始当初には、搭載しるエンジンは「LS」などに採用されているV型8気筒エンジンをベースに開発する考えもあったのですが、トヨタが2002年からF1に参戦することも重なって、F1マシンのイメージを織り込む目的としてV型10気筒エンジンを新規開発。その開発は見事成功し、4.8リットルV型10気筒エンジンを搭載する運びとなったのです。

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【動画】レクサス「LFA」

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
 thumnail
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そして、その結果、魅惑のエンジンを奏でるという付加価値が加わって、このクルマを不朽の名作の領域へと押し上げたのです。それはルックスや性能以上に、特出した人気を得ています。これを知ったあなたは、いますぐ購入したくなるでしょう。

ダッジ「バイパー」

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ダッジはクライスラーの一部門になります。そこから誕生したアメリカンスポーツカーのいまや代表とも言える「バイパー」。2012年には、「バイパーACR-X」がニュルブルクリンクで7分3秒058を記録し、世界最速の量産市販車の称号も得ています。オーダーメードの特注プランと多数のスペシャルエディションでセッティングされた「バイパー」となれば、たとえ20年後に世界最大級の名車オークション「バレットジャクソン・オークション」に登場したとするなら、ニュースな価格で入札されることでしょう。「これは2015年の火曜日に製造された、唯一紫色のバイパーです」というコメントが想像できるほどの、唯一無二のものが多いのです。

シボレー「SS」

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1996年に消滅した人気車であるシボレー「カプリス」以降存在していなかった、「シボレーV8エンジン+後輪駆動」を再現したパフォーマンスセダンがこちらのシボレー「SS」です。シボレーの市販車で唯一のV8エンジン搭載車でもあります。こちら、見た目はセダンとしておとなしい様相を呈していますが、エンジンは「C6コルベット」と同様のエンジンを搭載した俊足セダンなのです。まさに、「羊の皮をかぶった狼」と表現するできるアメ車の醍醐味を発揮してくれるクルマなのです。

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キャデラック「CTS-V ワゴン」

"Cadillac's wagon was brutal. It was out there to kick ass and look good. At the same time, it wasn't shy about being a station wagon. It ticked every box right away."

 Photograph by Robert Kerian
Cadillac

この2011年型キャデラック「CTS-V スポーツワゴン」は、第二世代のキャデラック「CTS」をベースにつくられたワゴンになります。キャデラックといえばセダンがイメージですが、欧州では「CTS」をひとまわり小さくした「BLS」のワゴンモデルが展開。つまり、「CTS-V スポーツワゴン」はキャデラック史上2番目のワゴンとなのです。エッジのきいたボディラインは、セダン同様ワゴンにも受け継がれています。こちら、最後の世代の「CTS-V スポーツワゴン」は、不朽の価値となる項目をすべてクリア。多くの方から高評価を得ています。

ロータス「エヴォーラ 400/410/GT430」

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写真は、最新のスペシャルエディションであるレーストラック対応の2011年型ロータス「エヴォ―ラS」。こちらはスーパーチャージャーを装備し、350PS/7,000rpm、40.8kg·m/4,500rpm、最高速度は277km/hという実に幻想的マシンです。ロータスと言えば、ミッドエンジンでマニュアルトランスミッションが当たり前のイメージとなりますが、こちらのマシンはサスペンションもアップグレードされ、しかもエアロ、リミテッドスリップの美しい仕上がりを見せています。つまり、ロータスのなかでも際立った存在となる一台、究極の価値を叩き出すことでしょう。


From Road & Track 原文(English)
TRANSLATION BY Kaz Ogawa
※この翻訳は抄訳です。

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