※本記事は米クルマ専門誌『ロード&トラック』のジャーナリスト、クリステン・リー氏とブライアン・シルベストロ氏による寄稿です。
スポーツカー、特にスーパーカーは憧れの世界でのことだけど、実際乗るとするなら…普段乗りのクルマを選ぶとなると情報が多すぎてどれが良いかわからなくなる…。もしくは、次なるマイカーを探しているけれど、迷いまくり…そんな風に思っている方へ。
ここに、米クルマ専門誌『ロード&トラック』が読者に向けて敢行した「街乗りに最適なクルマ」アンケート調査で、読者のコメントの多かったクルマ25台を厳選して紹介いたしましょう。クルマ好きが普段使いに最適だと選んだ厳選車です、ぜひとも参考にしてください。
テスラ「モデル3 パフォーマンス」
製造品質の問題は別として、完全電気式のテスラ「モデル3 パフォーマンス」は素晴らしいドライブカーです。米国コネチカット州にあるサーキット場、ライム・ロック・パークでトラックテストが行われたのですが、完璧な走りでした。もしあなたがエンジンとギアにこだわっていなければ、これは完璧なクルマと言えるでしょう。
ホンダ「ビート」
軽自動車のオープンカーが良いという方には、ホンダ「ビート」はいかがでしょうか。「AZ-1」のようにミッドレイアウトですが、ガルウィングドアの代わりに、コンバーチブルのソフトトップを装備しています。そして、このクルマの最高許容回転数が9000RPMだとご存じでしたか? これは新型ポルシェ「911GT3RS」と同じ数値でもあるのです。
トヨタ「カローラ ハッチバック」
「カローラ」の名前は軽快なイメージ。トヨタから発売される最新バージョンのエコノミーカーとして、ハッチバック形式でオートマだけでなくマニュアル・トランスミッションでも購入が可能となっています。他のクルマと比べ、特別な機能はありません。ですが、トヨタの信頼性が高いこともあり、このリストへ載せる価値は大ありなのです。そして、街乗りには十分なほどの堅実さもあります。
フォード「フィエスタ ST」
「フィエスタ ST」の重さは約1262kgで、197馬力。これはBMW「M3」と同じパワーウェイトレシオとなっています。さらに、小さな外観からは想像できなほどインテリアは広々としてる、小さなホットハッチなのです。
ホンダ「フィット」
2015年に発売されたホンダ「フィット」には、最高出力130馬力の1.5Lの4気筒エンジンが搭載されています。そして、小型の「フィット」には6速マニュアルトランスミッションが付属しているため、そのパワーを最大限引き出すことができるのです。
シボレー「ソニック RS」
「ソニック RS」の138hpを出力する1.4Lエンジンのターボチャージャーは、オプションの6速と組み合わせるととても良い走りになります。混雑している都市の交通には、最適な小型の軽自動車でありながらこのスペックです。ドライブが楽しくなること間違いなしです。