金メダリスト、マイケル・フェルプスの現在は？子供とのワークアウトを披露
2020年（令和2年）7月22日から8月9日の日程で開催される予定であった、2020年東京五輪。いまから12年前の2008年8月17日、北京五輪の競泳男子400メートルメドレーリレー決勝で米国が優勝。その第3泳者のマイケル・フェルプスはその瞬間、五輪史上最多となる1大会8冠を達成したことを覚えている方も多いことでしょう…。
1972年ミュンヘン五輪で競泳男子のマーク・スピッツ（米国代表）が獲得した金メダル7個を上回り、2008年の北京にてマイケル・フェルプスは歴史を塗り替えました。
そして現在は、ライフスタイルをハッピーカラーへと塗り替えています…。
◇インスタに投稿された写真は20万「いいね」の大反響
“水の怪物”で知られるマイケル・フェルプス自身のインスタグラムで、2020年4月に投稿された家族写真に注目です。そこにはおよそ20万の「いいね」があり、いまなお注目の存在となっています。
そこでフェルプスは、「2人はプールが好きだけど、1人はまだあんまり好きでないんです」というコメント付き。フェルプスの長男と次男が、満面の笑みを浮かべている一方で、三男は水を嫌がるような（!?）微妙な表情を浮かべていました。
◇オリンピック選手はメンタルの危機をどう乗り越えた？
また2020年7月にHBOは、「第一線で活躍したアスリートたちがメンタルの危機を、どのように乗り越えてきたのか？」に注目したドキュメンタリー作品『The Weight of Gold（原題）』を発表しました。
マイケル・フェルプスのほか、フリースタイルスキー選手のジェレミー・ブルーム、ボブスレーと陸上で活躍する女性アスリートのロロ・ジョーンズ、鬱（うつ）病と闘ったことを明かしているフィギュア女子シングルのグレイシー・ゴールド、アルペンスキー選手ボディー・ミラー、冬季オリンピックで3度の金メダルに輝いたスノーボード選手ショーン・ホワイトら、そうそうたるアスリートたちが出演。
それぞれ、自らの苦悩について告白しています。
そんなフェルプスですが、既に現役選手は引退しているものの、家族の写真や健康を保つために現在も水泳を続けており、しばしばそのトレーニング方法をSNSに投稿しています。
「ボルチモア・サン」紙によれば、「フェルプスは引退する前には、毎週およそ8万mを泳いでいた」と伝えています。
また、ヘルスケアサイト「リブ・ストロング」では、彼が大会がある日の前には、「毎回30分のストレッチや45分のウォームアップスイムをしていた」というエピソードも紹介されています。
◇健康維持のためとして大好きな水泳
フェルプスの現在は、当時ほどハードなワークアウトは行っていないよう。ですが、健康維持のためとしての運動には、打ち込んでいるとのこと。もちろん、現在も水泳を続けていますし、サイクリングをしたり、自宅でワークアウトをすることもあるそうです。
◇息子と一緒に行うトレーニングル
また、これまでに息子であるブーマーくんと一緒に行うトレーニングルーティンを披露しています。
動画の中で2人は腹筋鍛えていますが、（当時2歳の）ブーマーくんが遊んでいるように見える一方で、フェルプスは真剣に取り組んでいる様子がうかがわれます。
「父になってからの最も大きな学びは、忍耐です」
2017年の「Health.com」のインタビューの中でフェルプス氏は、「父となったことで人生が変わった」と語っていました。
「父になってからの最も大きな学びは、忍耐です。私はとても我慢強いほうですが、息子は言ってみれば非力な人間なんです。自分が欲しいものを伝えることができない子どもなんです。ですから、彼が何らかの理由で泣いているときには、辛抱強くその理由を理解しなければなりません」と、フェルプスはこたえています。
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Source / Men's Health US
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。
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