2018年2月15日、突然の離婚発表を行ったジェニファー・アニストンとジャスティン・セロー。プライベート重視派の2人ではありました。ですが、レッドカーペットで手をつないだり、インスタグラムで2ショットを披露するなどなど…ラブラブだったはずなのに⁉
そこで幸せだった頃を思い出しながら、交際から結婚そして離婚までの愛の軌跡をここで一挙にプレイバックしてみました。
2007年
出会いのきっかけは映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』。ジェニファーとベン・スティラーが主演を務める映画で、ジャスティンは共同脚本を担当していました。ジャスティンについて「すごくスイートで、世界一優しい人」だけれど、「ダークな雰囲気で最初は連続殺人犯かと思った…」と、セレブメディア『ポップシュガー』に語っていたジェニファー。はたして第1印象は、好印象だったのでしょうか?
2011年5月
再会を果たしたのは、初対面から4年後の2011年。ロマンティックコメディ映画『ふたりのパラダイス』で共演し、LAにあるジェニファー行きつけのレストランで食事を楽しむ様子をパパラッチにキャッチされました。そのため熱愛の噂が浮上しましたが、当時のジェニファーの代理人は『2人ではなく、6人のグループで食事をしていました。ロマンティックなディナーデートではありません』と、2人の交際を否定しています。
2011年6月
ジェニファーは、TVドラマシリーズ『フレンズ』で共演したコートニー・コックスとコメディ女優チェルシー・ハンドラーなど、親しい友人たちにジャスティンを紹介します。さらに、ジェニファー&ジャスティンは、ジェイソン・ベイトマン&アマンダ・アンカ夫妻とダブルデートを楽しんだと報じられました。
2011年7月
ハリウッドのTCL・チャイニーズ・シアターにて、手形足型を残すセレモニーに出席したジェニファー。そのセレモニーの最前列に、ジャスティンの姿を発見! この頃にはすでに、お付き合いしていたのかもしれませんね?
2011年9月
ふたりで仲良くジャスティンの地元、ニューヨークを散歩中…。まるで映画のワンシーンみたいですね!
2011年10月
LAで開催された「エル・ウーマン・イン・ハリウッド・アワード」にて。ドラマ『フレンズ』でレイチェルの妹役を演じ、ジェニファーの親友として知られるリース・ウィザースプーンと大爆笑する2人を目撃!
2012年1月
ジェニファー&ジャスティンは、LA郊外の高級住宅地ベル・エアにある邸宅を購入。米「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙によると、その豪邸にはベッドルームが4室あるほか、ゲストハウス、プール、ぶどう畑もあり、物件価格は2490万ドル(約26億円)だそう。いよいよ真剣交際に発展した様子です。
2012年2月
ジェニファーがハリウッド殿堂入り! 式典では、最前列に彼女を暖かく見守るジャスティンの姿が。また別の日には、ペアルック風のバイカースタイルで、デートしている様子が話題になりました。そのことについてジェニファーは、「彼はとてもいいファッションセンスをもっているの。好きな服がはっきりしていて、自分流のスタイルを貫いている――それが私にも影響している?そうは思わないけど、街中を歩いていると『見て! あの二人、同じような格好している』ってよく言われるの。でも、あのレザージャケットは3年前に買ったものなの」と、米『イン・スタイル』誌にコメントしています。
一方のジャスティンも米『ニューヨーク・マガジン』誌のインタビューで、2人がソフィーという名前のピットブルを飼いはじめたことを告白。でも、それ以外のことはあまり明かしたくないようでした。「興味をもっているのは分かるけど、今は『2人とも幸せである』こと以外は、あまり明かすつもりはないよ。自分で自分を苦しめることになるからね」とコメントしていました。
2012年8月
ジャスティンがジェニファーの誕生日にプロポーズ! 婚約したジェニファーの左手薬指には、豪華な婚約指輪が光っていました。
2014年7月
米『WWD』紙のインタビューで、ジェニファーがおのろけを連発。「彼はハンサムでとても美しい顔をしている。とくに好きなのは、ジャスティンの眼。彼に見つめられるとドキッとするわ。毎日ノックアウトされているの」と。
2014年11月
婚約から2年が経ったものの、その後の続報はなし…。そのため、ジェニファーの友人たちも「いつ結婚するの?」と心配していたそうです。友人のサシャ・バロン・コーエン&アイラ・フィッシャー夫妻に至っては「いつ極秘結婚式が行われるか分からないから!」と、ジェニファー&ジャスティンのホームパーティにはいつもウエディング仕様の装いで参加していたということです。
2015年1月
ゴールデングローブ賞の授賞式に、2人揃って出席。ラブラブな2ショットを披露しました。
2015年8月
ジェニファーとジャスティンがついに結婚! 結婚式はベル・エアの自宅で執り行われ、米『ピープル』誌によるとゲストたちは、「ジャスティンの誕生日パーティ」だと聞かされていたということです。式に参加したのは、コートニー・コックス、リサ・クドロー、ジェイソン・ベイトマン、エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキー、サンドラ・ブロック、エレン・デジェネレス、ポーシャ・デ・ロッシなどのセレブたち。司祭を務めたのは、人気トーク番組のホストであるジミー・キンメルだったとか…。
ジャスティンの付添人を担当した女優エイミー・セダリスは、US版『ハーパーズ バザー』のインタビューで「結婚式はすべてがパーフェクトだった――ジェニファーのウエディングドレスはとても涼しげで美しかったわ」と語り、ジャスティンもテレビ番組『エンターテイメント・トゥナイト』にこう話したそうです。「親しい友人や家族だけで行う親密な式は格別。とても素晴らしいものだったよ。ジェニファーも僕も、平和な環境で式を挙げることを望んでいた。バタバタするのは避けたかったからね」とのこと。
2016年3月
US版『ハーパーズ バザー』のインタビューに応じたジェニファーは、その後の結婚生活について「意外と普通だけど楽しい。結婚前も後もあまり変わらないかも。結婚前から夫婦みたいな感じだったしね」と打ち明け、ジャスティンのことも「今まであった人の中で、一番面白い人」とコメント。この頃は、笑いが絶えない日々を過ごしていたもようです。
2016年7月
タブロイド紙が、ジェニファーの妊娠説を報道しるも、ジェニファーはその噂を否定。そして、ニュースサイト『ハフィントンポスト』にエッセイを寄稿し、体型に対する中傷を受けていることや、悪質なパパラッチたちに監視されていることを明かしました。
すると次の日、ジャスティンが自身のインスタグラムにジェニファーの写真を投稿。「#ウーマンクラッシュウェンズデイ(水曜日に好きな女性の写真をアップすること)」のハッシュタグとともに『ハフィントンポスト』のリンクを貼り付け、彼女を全面的にサポートする姿勢を見せました。
2016年9月
ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが突然、破局を発表。その影響を受け、ジェニファーにもメディアからの取材が殺到…「元夫の離婚についてどう思う?」と質問攻めに。
それに応じることはありませんでしたが、妻の代わりにジャスティンが米ニュースサイト「ビジネスインサイダー」に力強いメッセージを送りました。「僕も子供の頃、親の離婚に巻き込まれた。両親の離婚は子供の心に大きな影響を与えるもの。それだけは言える――だから、これ以外コメントする必要はないと思う。苦しんでいる人たちがかわいそう」と。
2016年10月
英「サンデー・タイムズ」紙に対し、ジャスティンがジェニファーを「かっこいい」と絶賛。「彼女は散々な目に遭ってきた。彼女が抱えているストレスに、普通の人は耐えられないと思う。だからうまく対処している彼女を誇りに思う。そして僕が彼女の支えになっていることを光栄に思っている。いろんな意味で、彼女は素晴らしい女性なんだ」とコメントしています。
2017年2月
ジェニファーの誕生日を記念して、ジャスティンが自身のインスタグラムに仲良し2ショットを投稿。背景から、トロピカルなリゾート地にいることが判別できました。
2017年4月
ユナイテッド航空の機内誌、『ラプソディー』のインタビューに応じたジャスティン。2人の結婚について、「結婚すると、どうでもいい小さなことも大きな問題も小さく見えるようになる。それは妻という強い味方がつくから。常にバックアップしてくれる人がいるのは本当に嬉しい」と心情を吐露しました。「2人の絆は強まるばかり!」と思われていたのですが…。
2017年7月
ジェニファーとジャスティンが公の場に2人揃って登場したのは、これが最後になります。このときは幸せそうに手を取り合い、ジェイソン・ベイトマンのハリウッド殿堂入りを見守っていました。
2017年8月
結婚2周年を迎えたジェニファーとジャスティン。その記念すべき日に、ジャスティンはジェニファーとのロマンティックな2ショットセルフィーをインスタグラムにアップしました。その夫婦愛に誰もが憧れたはずなのですが…。
2018年2月
米『Architectural Digest』誌の表紙を飾ったジェニファー。ベル・エアでジャスティンと暮らす豪邸を紹介しています。「夫や愛犬たちと暮らす、この家が一番好き」とコメントが添えられながら…。
ところが数日後、ジェニファーとジャスティンがまさかの破局。「真実を直接伝えたい」と発表された共同声明には、こう書かれていました。「私たちは、破局を発表することを決めました。昨年末に決めたことで、双方の同意によるものです。私たちは親友ではあるけれど、カップルとして別の道を歩むことにしました。でも、今後も友情を大切にしていきたいと思っています」と。
仲良しカップルだっただけに、悲しみは大きい。ジェニファーはLAで暮らし、ジャスティンはNYを拠点に活動するため…別れの原因は、遠距離だと言われていますが、真相やいかに!? 残された家も大きい…。
From Cosmopolitan UK
Courtesy of Justin Theroux
Photograph / Getty Images
Translation / Reiko Kuwabara