三菱「ランサーエボリューション」の初代3モデルはすでにアメリカへの輸入対象車ですが、この「エボリューションIV」の25歳の誕生年は、アメリカのクルマ好きにとって非常に大きな意味を持つことになるでしょう。
このモデルは「ランサーエボリューション」自体を伝説の高みに押し上げたクルマでもあり、巧みなアクティブ・ヨー・コントロール・システム(コーナリング中に発生するヨー・モーメントを制御し、旋回性能を向上させるシステム)のおかげで、これまでの全輪駆動車とは比べ物にならないほどの操縦性を実現しました。
さらに、耐久性に優れた4G63・4気筒から276馬力を発生させた「ランサーエボリューションIV」は、驚くほど完成度の高い1台となっています。