《概要》
- レゴ社が力を入れて売り出している「クリエイター・エキスパート」のラインナップに、あの「フィアット500 (Fiat 500)」 が2020年3月に登場しました。
- 原型となっているのは、1965年~1973年に生産されていた 500F。960ピースからなる1台ですが、車長24㎝ の堂々たる存在感です。
- ルーフを開ければコンバーチブルと化し、スーツケースも装備。エンジンルームも充実の完成度です。
レゴの人気商品となっている「クリエーター・エキスパート」シリーズの次なるモデルは、1960年代終盤から70年代にかけて人気を博したあの「フィアット500 (Fiat 500)」がモデルとなっています。
イタリア製コンパクトカーのヴィンテージとして名高いクルマですが、そのインテリアのディテールからコンバーチブルなルーフトップ、荷台には旅先で入手したステッカーで飾られたスーツケースも装備されています。
「フィアット500」の微細で美しいディテール
960個のピースからなる小さな黄色いフィアットですが、ドアや天井のフード、後部扉の中に至るまで、ディテール豊かに仕上げられた1台です。
その後部扉を開ければ現れる、500(チンクエチェント)の所以でもある2気筒エンジンが顔をのぞかせます。フロントフード内には、ガソリンタンクとスペアタイヤが装備されています。
当時のパンフレットを模した組立説明書が、イタリア車の味わいをさらに加えています。そして、レゴ社により再現されたオリジナル広告を眺めれば、もはやこれがブロック製であることすら忘れてしまいそうです。
キットには、ローマのあのコロッセオの前に停まるチンクエチェントの姿を描いた絵画も含まれており、手が込んでいます。
この「クリエイター・エキスパート」シリーズには、他にもタージマハールやアポロ11号の月面着陸機などもありますが、私たちが注目するのは、なんと言ってもこの名車シリーズでしょう。
この他、ジェームズ・ボンド仕様のアストン・マーチンDB5、フォード・マスタング、フォルクスワーゲン・ビートル、そしてフォルクスワーゲンのワーゲンバスなどなど、実に魅力的なラインナップとなっています。
Source / Car and Deiver
Translation / Kazuki Kimura
※この翻訳は抄訳です。