メーガン・マークルは女優としてのキャリアを手放し、王室メンバーとして、フルタイムで慈善活動に取り組むことにしたようです。

 しかし、そんなマークルとヘンリー王子の交際が公になる前に、『007』シリーズのプロデューサー陣は彼女こそ次のボンドガールに相応しいと、候補者リストに挙がっていたとの話が明らかになりました。 

 人気リーガルドラマ『SUITS/スーツ』のなかで、レイチェル・ゼイン役を見事に演じてきた36歳のメーガン。「007」シリーズ最新作の製作チームはそんな彼女に好感を抱き、『007 スペクター』に続くシリーズ25作目のボンドガール候補に挙げていたそうです。

 英「ザ・サン」紙によれば、「007」シリーズのプロデューサー陣は「グラマラスなアメリカ人またはカナダ人のスター」を探していたとのこと。「これに当てはまるのは、もはやメーガンしかいない」と、ずっと目を留めたということです。 

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写真:人気ドラマ『SUITS/スーツ』で主要キャラクター、レイチェルを演じたメーガン・マークル。弁護士姿もかっこいいものです!Photograph/ Getty Images 

  
 また、このリストには、他にも映画『ベイウォッチ』に出演した32歳の女優であるイルフェネシュ・ハデラも入っていたとされています。彼女らは、2019年に公開予定の「007」シリーズ最新作『Bond 25』(仮題)で、ダニエル・クレイグ演じるボンドの恋人役候補となっていたのです。 

 ある関係者は「ザ・サン」紙に、「メーガンはボンドガールに本当にぴったりです」と言いながら、「ボンドガールには最近、期待の新星と見られている女優が選ばれてきました。そして、ヘンリー王子との交際が発覚する前のメーガンは、まさにそんな女優でした」と語っています。 

 しかし、ヘンリー王子とマークルが婚約を発表したことで、プロデューサー陣の選択肢からメーガンは外れたのです…。その後、メーガンはヘンリー王子と揃って登場したインタビューのなかで、女優としてのキャリアを終了することを認めていまますので…。

ドラマの撮影でサービスシーンが 多いことに不満を抱いて拒否していた!

 以前彼女はBBCのインタビューのなかで、『SUITS/スーツ』をシーズン7で卒業することについて次のように語っていました。 

「これは単なる変化だと思っています。人生の新たな一章ではないでしょうか。覚えていてほしいのは、私が7年間にわたって、このドラマに関わってきたということです。『SUITS/スーツ』のような長寿シリーズに参加できたことは、本当に幸運なことだと思います。個人的には、100話という節目を迎えたときに、自分の中で区切りをつけたんです。 

 このドラマで成し遂げられた仕事を、本当に誇らしく思っています。そして、これからはあなた(ヘンリー王子)とチームを組むときです」とマークル。 

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写真:ダニエル・クレイグと並んでもお似合いかもしれませんが、やはり愛するヘンリー王子との2ショットにはかないません。Photograph/ Getty Images 

  
 そんなメーガンですが、以前には『SUITS/スーツ』でのレイチェルには「サービスシーンが多いこと」に対して、不満を抱いて拒否したというエピソードについても話しています。 

「今回のシーズンは、どの台本も『タオルを身にまとったレイチェルが部屋に入る』のような入りばかりでした…。だから、『もう、うんざり!』と思ったんです」と、メーガンは「ワン・ヤング・ワールド・サミット」でのスピーチの際に語っていました。 

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写真:「ワン・ヤング・ワールド・サミット」で、『SUITS/スーツ』でのサービスシーンについてスピーチしたメーガン・マークル。Photograph/ Getty Images 

 また、「プロデューサーを呼んで、『これはただのサービスシーンですよね』と言ったんです。一度見たことがあるようなシーンですから、いい加減『ノー』と言ってもいいと感じたんです」と、メーガンは話しています。 

 
「メーガン演じるところのボンドガールを観てみたかった!」、というファンも多いことでしょう。ですが、ジェンダー平等を訴える彼女にとっては、それは話を聞いた時点でお断りだったかもしれませんね。

From ESQUIRE UK 原文(English)
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。