• ロバート・パティンソンがクリストファー・ノーラン監督の次回作について、「この世のものとは思えない」とコメントしていた
  • パティンソンは、指定された部屋から脚本を持ち出すことが認められなかったが、これは最近のノーラン作品の製作段階ではよくあること
  • 「私は何年も前から、大作映画には慎重な態度を取ってきている。が、クリストファー・ノーランの手掛ける作品には必ず何かある」

 
 ロバート・パティンソンがここ5年間、「一体何をしているのか?」に注意を払ったことのある方なら、彼が少々毛色の変わったインディーズのスリラー映画に必ず顔を出すような俳優であり、同時にヴェルナー・ヘルツォーク、クレア・デニス、そしてデヴィッド・クローネンバーグといった大物監督のお気に入りになっていることをご存知でしょう。 
 
 2019年3月、そんなパティンソンに名監督クリストファー・ノーランから声がかかりました。

 ノーランはパティンソンのほか、名優デンゼル・ワシントンの長男ジョン・デビッド・ワシントン、それに美人女優エリザベス・デビッキにも声をかけていました。ノーランの新しい作品が実際にどんなものになるのか、私たちにはまだよくわかりません。ですが、パティンソンは「USA トゥデイ」紙に対して、「このプロジェクトについて秘密は漏らさないと誓った」と語っています。 
 
 パティンソンはノーラン監督の次回作について、「とても大掛かりで、革新的なアクション・ブロックバスター」とし、さらに機密保持が徹底していて、自分は脚本を特定の部屋以外のところに持ち出すことさえ許されず、簡単に言うなら、読み終わるまで部屋にカンヅメ状態になったと付け加えていました。 
 
 「私はある部屋の中に閉じ込められて、その脚本を読みました。自分用の脚本はもらっていない」と、パティンソンは語っています。

 「私は何年も前から大作映画には慎重な態度を取ってきていますが、それでも、クリストファー・ノーランのやることには必ず何かあるのです。簡単に言うなら、とても大きなスケールでとても内容の濃い映画がつくれる映画監督と言えば、今のところノーランしかいないでしょう」と、パティンソンは続けて語りました。 
 
 作品ごとに、深いこだわりを見せてくれるノーラン監督。次作の主要キャストには若手俳優が揃っていて、アクション要素が展開されるとのこと。そこでは、近未来のストーリーが描かれるのではと予想されています。

 そして、はたしてノーラン作品常連であるトム・ハーディやキリアン・マーフィーらも出演するのでしょうか…。ぜひ、注目してみましょう。

 
 
From Esquire UK 
Translation / Hayashi Sakawa 
※この翻訳は抄訳です。