ダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で終了しました。ただ、ジェームズ・ボンドを巡って流れ続ける噂は、決して途絶えることがなさそうです。

2017年からスタートしたMCU版『スパイダーマン』シリーズでタイトルロールを演じ、最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が世界中で爆発的なヒットを記録しているトム・ホランドが、『007』の次回作について自らのアイデアを制作側に売り込んだものの、関心を持ってもらえなかったことを明らかにしました。

トム・ホランド スパイダーマン アンチャーテッド 007 ジェームズ・ボンド
Alex Wong//Getty Images
『アンチャーテッド』では、マーク・ウォルバーグと共演するトム

自身が出演する最新作、ソニーの人気アクションアドベンチャーゲームシリーズの実写化映画『アンチャーテッド』の公開を前に、映画雑誌『トータル・フィルム』のインタビューに応じたトムは、次のように語っています。

「スパイダーマンの2作目(『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』の撮影中か、撮影が終わった頃に、僕が思いついた“若きジェームズ・ボンドを描くストーリー”のアイデアをソニーに売り込んだんだ…でも、うまくいかなかったよ」

もちろん、ボンド映画の関係者は(当然ながら)、非常に厳しい目で判断を下します。ボンドのオリジンストーリーを映画化するというトムのアイデアを却下したのも、驚くべきことではありません。

ただ、トムはこのときの売り込みが、『アンチャーテッド』の映画化に役立ったのだと説明しています。2022年公開の本作は、同名人気ゲームのメインキャラクターである冒険家、ネイサン・ドレイクのオリジンストーリー。

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映画『アンチャーテッド』予告1 2月18日(金)全国の映画館で公開 #アンチャーテッド
映画『アンチャーテッド』予告1 2月18日(金)全国の映画館で公開 #アンチャーテッド thumnail
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いっぽう、トムがジェームズ・ボンドを演じることについては、その可能性を完全に排除すべきではないかもしれません。トムは以前にもこう語り、「とても背の低いジェームズ・ボンドになりたい」と考えていることを明らかにしています。

「映画を愛する若いイギリス人男性としては、ぜひジェームズ・ボンドを演じたい」「僕はスーツがかなりよく似合うと思うんだ」

Source / ESQUIRE US