どんなコーディネートにも合わせやすく、TPOという観点からも用途の広い白スニカーですが、綺麗に保つために「出かけるたびに神経がすり減るほど気遣わなければいけない…」という理由から、履くことや購入自体ためらっている人もいるでしょう。
そこで白スニーカーをもっと積極的に、そして長く履いてもらうことで、サステナブルにファッションを楽しんでもらおうという願いから、ここで白スニーカーを綺麗に保つためのヒントをご紹介します。
洗濯機の使用はNG
コインランドリーには、靴専用洗濯乾燥機 「スニーカーランドリー」が設置されているところもあるかもしれません。もしあなたの住まいに近くにあったとしても、「汚れた靴はそこに放り込めばOK」という考えは捨てることをおすすめします。
とは言え、数百円で汚れや靴の中のにおいまで取ることができるのは、気持ちも懐の負担も軽くしてくれます。ですが、ステッチが切れたり、ゴムも変色してしまう可能性があります。既に洗濯機に入れ込んでしまった方は、できるだけ低温に設定し、さらに乾燥機には絶対に入れないようにしてください。
3つの基本的なツールに投資する
おすすめする洗い方には、温水と石鹸とともに次のものが必要となります。ハードブラシ、ソフトブラシ、マイクロファイバークロス。これらは、スニーカー汚れの救世主となる3アイテムです。そしてつまり、手で洗うべきなのです。
レザースニーカーに使用する場合はハードブラシ、キャンバスの場合はラバー部分のみハードで、そのほかの部分にはソフトブラシを使用します。温水で濡らし、石鹸をつけたら、円を描くようにこすりましょう。
また、レザー製とキャンパス製は適する洗剤も異なります。
レザーの場合は中性洗剤をおすすめします。中性洗剤を水で10倍程度に薄め、スポンジに含ませます。レザー部分を泡でやさしくこするように。キャンバス地と違ってレザーは繊細なので、磨く感覚で洗うといいでしょう。
キャンバス製の場合は液体洗剤ではなく、黒ずみ汚れに効く弱アルカリ性の粉末洗剤が良いでしょう。生成りの場合は無蛍光のタイプを選んでください。キャンバス製は汚れも深く染み込んでいる場合が多いので30分ほど洗剤を溶かしたお湯につけ、洗剤をスニーカーにしっかりと浸透させたほうが効果的です。
最後に布で水気を拭き取ります。最も肝心なことは、汚れがついたらなるべく早く汚れを落とすということになります。
靴ひもも忘れずに洗う
スニーカー自体をどんなに綺麗に保っても、靴ひもが汚れていると「完璧」とは言えません。スニーカーを洗う際は靴ひもを完全に外し、石鹸水に浸しておきましょう。もし、どれだけ洗っても汚れが落ちないという場合は、靴ひもを変えた方が良いというサインと判断してください。
初めておろす日は半分戦い
スニーカーを外で履く前に、防湿防汚スプレーをしておくべきでしょう。スニーカーを買う際に大抵の場合、同じ店舗で販売されているので、一本持っておくと便利です。洗った後にも、必ずふきかけるようにしましょう。
また、靴は靴箱やシューズクローゼットに保管するようにすると、汚れやほこりがのることもないです。保管方法も見直してみると良いです。
靴下を履く
メッシュや最新の技術により、「通気性が良い」とうたわれていても、裸足で靴を履いてしまうと、変色や不快なにおいが発生する可能性は非常に高くなります。
どれだけ暑い日でも、靴下は履くようにしましょう。これは白いスニーカーに限らず、どの靴にも言えることですが…。
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Source / ESQUIRE NL
