アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで起きた、白人の警察暴力により黒人男性ジョージ・フロイドさんが亡くなった事件。これにより、多くの人々が人種差別に対する抗議を起こし、著名人やブランドも名を上げて活動しています。

 そんな中、2020年6月3日にトップメゾンを抱えるグローバル・ラグジュアリー・グループのケリングおよび全てのグループブランドが、人種差別に反対し団結していることを表明しました。

ケリングおよび全てのグループ・ブランドは、人種差別に反対し、団結しています。アメリカにおける平等のための闘いの中で、多くの命が失われました。私たちはこのような動きを看過することはしません。

 また、「グッチ」、「サンローラン」、「ボッテガ・ヴェネタ」、「バレンシアガ」、「アレキサンダー・マックイーン」、「ブリオーニ」、「ブシュロン」、「ポメラート」、「ドド」、「キーリン」、「ユリス・ナルダン」、「ジラール・ペルゴ」、「ケリング アイウエア」は上記の表明だけでなく、アメリカ 社会に根づいた構造的な人種差別とブラック・コミュニティに対する警察の暴力根絶のために活動を続ける団体に貢献することも検討していると、企業としての意思表示をしました。

 そしてケリング・グループがかかえるすべてのブランドを代表し、NAACP(全米黒人地位向上協会/ 全米有色人種地位向上協会)Campaign Zero (キャンペーンゼロ)に寄付することも発表しています。

 個人でも、寄付やさまざまな活動を支援する方法があります。ジョージ・フロイドさんの家族への寄付から、反人種差別活動への署名での支援など、こちらから今すぐできる支援方法が確認できます。

KERING公式サイト