アスティエ・ド・ヴィラットとは?
1996年の創業以来、パリのセンスをふんだんに香らせながら素朴な風合いと洗練されたデザインで人々を魅了するブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」は、これまでその活動は多岐にわたります。
現在パリに唯一残る18世紀のパリ手工芸を継承する陶器工房では、白い釉薬(ゆうやく=うわぐすり)から不規則に見え隠れする茶褐色の土––ときに生じる凸凹やくぼみ、透け、小さな穴なども、陶器に唯一無二の個性と命を吹き込む美点となっている「エスタンパージュ装飾技法」を現代のテイストでよみがえらせ、伝統とモダニズムを融合させています。
また、パリ郊外の印刷所ではフランス最後の(そして世界に残る極めて希少な)活版工房として、鉛版による本の印刷を続けています。出版では、既に3冊の書籍を発行。一風変わったガイドブック『MaVieàParis(私のパリ生活)』。そして、多彩な才能を発揮するアーティスト、ルー・ドワイヨンとのコラボレーションによるアート本『Drawings(ドローイング)』。次いで、バルテュス作『MITSOU(ミツ)』の新版となります。
フレグランスの創作では著名な調香師の協力を仰いで、オーデコロンやケア製品、お香、消しゴム、そして「香の世界一周」をテーマにしたパフュームキャンドルの壮大なコレクションを生み出しています。
パリのサントノレ通りとトゥルノン通りに構えた2軒のブティックでは、チタン製のカトラリーや硬質ガラス製のグラス、キューブのモチーフを活版で印刷したノートブック、そして世界各地から厳選して集めた、目を見張るようなクリスマスオーナメントなど、アスティエ・ド・ヴィラットのクリエーションのすべてがそろっています。
アスティエ・ド・ヴィラットの
世界観がたっぷり詰まった空間
そんなアスティエ・ド・ヴィラットがこのたび、伊勢丹新宿店にてクリスマス市「Marché de Noël(マルシェ・ド・ノエル) 2023」をオープン。新作やスペシャルアイテムをはじめ、ブランド創業者でありデザイナー のイヴァン・ペリコリ氏とブノワ・アスティエ・ド・ヴィラット氏がセレクトしたクリスマスオーナメント、アート、お菓子などが並び、パリのクリスマスマルシェを再現しています。
伊勢丹新宿店でアスティエ・ド・ヴィラットは既に、白が魅力的なアティチュードを放つ陶器のブティックを出店しています。クリスマスプレゼントをそろそろ考えたい時期、背人もこの機会に足を運んで大切なパートナーのために、そして大切な家族のため、さらには自分のためにあわせて足を運び、パリのセンスが光る唯一無二のハイラグジュアリーアイテムを選んでみてはどうでしょうか。
このほか、今回のイベントに合わせて、日本人アーティストである節子・クロソフスカ・ド・ローラ伯爵夫人のアート作品が並びます。画家バルテュスの妻であり、古くからブランドデザイナーのブノアとの親交が深いことが有名で、アスティエとのコラボレーションアイテムは人気シリーズとなっています。
◇詳細
ASTIER de VILLATTE クリスマス市
期間/~2023年12月25日(月)
会場/伊勢丹新宿店 本館2階 イセタン ザ スペース
住所/東京都新宿区新宿3丁目14-1
ポップアップ内容:旧東ヨーロッパやドイツ、アメリカから取り寄せたゴールドのロレックスウォッチやシャンパングラスなどのクリスマスオーナメントを中心に、お皿(3万6190円)やドラゴンがデザインされたスープチューリン(5万1710円)、アーティストのジョン・デリアン(John Derian)がデザインした花瓶(6万7760円)やマグカップ(3万3660円)などもおすすめ。スタンドランプコレクション(スタンド:4万7850〜16万1700円、シェード:1万3750〜2万7500円)やスパイシーな香り「デリー(Delhi)」と柑橘&ミントの香り「マント=ラ=ジョリ(Mantes-la-Jolie)」の2種類の新作パルファン(各10ml 9900円、30ml 1万6500円、100ml 2万9700円)もそろっています。ガイドブックである「私のパリ生活(MA VIE À PARIS)」(1万6500円)も要チェック。
・新作取扱店舗
伊勢丹新宿店 2F East Park
TEL 03-3352-1111