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「スパイダーマン」シリーズ最新作とナイキ「エアジョーダン 1 」のコラボスニーカーが発売。その発売日や入手方法は？

“ネクストチャプター”と名付けられ、映画『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』の公開を記念してつくられたものです。2023年5月20日（土）に発売されます。

By Joseph Furness and Satomi Tanioka公開日:2023/05/17

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この5年間はナイキの「エアジョーダン 1 」にとって、注目の連続でした。このスニーカーが成し遂げてきたアイコニックな偉業は、Netflixの大ヒットドキュメンタリー『The Last Dance』の公開によって改めて知られるところとなり、映像の中でも主役的な存在となっていました。

2018年に公開された（日本では2019年に公開）「スパイダーマン」シリーズ初のアニメ映画『スパイダーマン：スパイダーバース』では、主役のマイルス・モラレスがスパイダーマンとしての力を発揮し、壁を這いまわるようになるまでを描いたアニメであり、その作品の中で彼は「エアジョーダン 1 ハイ “シカゴ”」を履いていました。当時、この映画の公開を記念して、そして急成長する「エアジョーダン 1」の宣伝のため、ナイキはスペシャルエディションとして“オリジンストーリー”を発表しました。

そうして2023年5月、「スパイダーバース」とジョーダンのコラボレーション第2弾となるスニーカー“ネクストチャプター”が発売されます。“ネクストチャプター”と名づけられたこの「エアジョーダン 1」は、予定されている「スパイダーバース」3部作の第2弾『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』の6月公開を記念したものです。

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前作同様に“ネクストチャプター”は、マイルス・モラレスが愛用していた1985年のシルエットのOGカラー（発売初期モデルのカラー）である「エアジョーダン 1 ハイ “シカゴ”」をアレンジしたものです。このシューズは主に赤、白、黒のカラーで構成され、マーベルのアニメーションのスタイルに敬意を表し、皆さんの“スパイダーセンス（スパイダーマンが有する直感）”を刺激するような鮮やかなタッチを取り入れています。

“ネクストチャプター”が従来の“シカゴ”と一線を画す最も顕著なディテールは、ヒール部分のオーバーレイ（一番上に重ねた生地）とアイステイ（靴紐の穴が並ぶ部分）の一部を飾るコミック本のようなグラフィックです。これらの多色使いのパーツは、デザインにさらなる深みをもたらし、黒のスウッシュと履き口が放つ玉虫色の繊細な輝きが目を引くでしょう。

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そんな“ネクストチャプター”ですが、そのつま先、マッドガード、ヒール部分に赤いレザー生地とスエード生地を組み合わせて使用しているところも魅力を増幅させます。同じレザー素材をさまざまなバリエーションで使用することで、今度の映画で描かれるマルチバースの物語、特に作中に登場する多様なスパイダーマンを連想させてくれるのです。

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これらの明白なディテールはさておき、目ざといジョーダンヘッズは、“ネクストチャプター”では“オリジンストーリー”で変更された“シカゴ”のデザインが復活していることに気づくでしょう。タンのラベルとアウトソールの色が、青ではなく赤になっているのです。

ですが、これらのディテールは伝統的なデザインと全く同じではありません。タンラベルは通常の「エアジョーダン 1」のようにタンを包み込むものではなく、単に上部に縫いつけられているのです。さらに、アウトソールは暗闇で光ります。“ネクストチャプター”は、別世界の“シカゴ”をイメージしているのかもしれません。