「レザージャケット」というと、普通は特定のスタイル、つまりバイク乗りのイメージが思い浮かびます。皆さんご存じのあのスタイルです。
体にぴったりとフィットした革のライダースジャケットは、フロント部分にジッパー付きの幅広の前立てがあり、首元はホックで留められるようになっています。ただ、ライダースジャケット以外にも、革ジャンの選択肢はもちろんあります。
例えばカフェレーサーと呼ばれるタイプのもの(ライダースジャケット同様に細身のタイプですが、こちらは襟なしでジッパーが上下真っ直ぐについているところが異なります)、また、革製のボマージャケット(日本なら、冬用になると思いますが…)という選択肢もありますし、真冬ならムートンのコートという手もありそうです。
どのタイプのレザージャケットを選んでも構いませんが、いずれの場合も体に合ったサイズのものを選ぶのが重要となります。カフェレーサーやボマージャケットの場合は、スリムなものが一番いいのに対して、ライダースジャケットやムートンジャケットの場合は季節や自分のスタイルによって、スリムなものでもあるいはわずかに大きめのものでも構いません。
しかし、いちばん大切なのは、重ね着できる余裕のあるものを選ぶことになります。最低でも、スウェットシャツの上から着られるサイズのものにするべきでしょう。また、丈についてはベルトのラインより下まで長さがあるものは避けてください(ただしムートンだけは例外で、少しくらい長めでも構いません)。