『セネタ・エクセレンス』の新作:
時を超えた美と先進デザイン

1845年以来のドイツの時計製造技術継承する、グラスヒュッテ・オリジナル。「クラシックエレガント ウォッチ」「革新的アシメトリック ウォッチ」「スポーツ ウォッチ」「アイコン ウォッチ」「フェミニン ウォッチ」と5つに分かれるラインアップから、ここで注目するのが「クラシックエレガント ウォッチ」と代表モデル『SENATOR(セネタ)』コレクションからの新作です。

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『セネタ』は、グラスヒュッテ・オリジナルを代表するクラシックなタイムピース。このブランドの主力コレクションに位置づけられ、トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダーに代表されるコンプリケーションモデルがそろいます。文字盤上に時、分、秒がそれぞれ独立して表示されるレギュレーター、緻密な設計によって正確な月の満ち欠けを再現するムーンフェイズモデルと多彩なバリエーションを誇ります。

そこには、グラスヒュッテ・オリジナルが継承しつづける哲学が凝縮された珠玉のコレクションと言っていいでしょう。この仲間に2016年、初登場したのが『セネタ・エクセレンス』です。以来、われわれに新たな“クラシック”の概念を提供し続けています。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Senator Excellence - The new Calibre 36
Senator Excellence - The new Calibre 36 thumnail
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『セネタ・エクセレンス』はタイムレスなドイツデザインを継承しながらも、エレガンスへの現代的アプローチを忘れることはありません。そこに強力にして精密なムーブメント「Cal.36」を搭載し、および多岐にわたるコンプリケーションの選択肢を絶妙のバランスで組み合わせているたたずまいは、このタイムピースの持ち主のプライドそのものになってくれるはず。

そして今回、新たな2本が加わりました。それが『セネタ・エクセレンス・パーペチュアル・カレンダー』と『セネタ・エクセレンス・パノラマデイト・ムーンフェイズ』であり、コレクションにさらなる現代的な息吹をもたらしました。その美しさと技術の融合はわたしたちに、時間の中で新たな章を刻む歓びをもたらしてくれるはずです。

その中でもエスクァイア日本版がおすすめしたいので、『セネタ・エクセレンス・パーペチュアルカレンダー』です。そこには伝統と現代の息吹が、4Hzの絶妙なハーモニーを奏でています。そして、驚くほどの快適性と使い勝手の良さが魅力です。

グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・エクセレンス」コレクションに4つの新作が加わる
Glashutte Original
『セネタ・エクセレンス・パーペチュアル・カレンダー』に搭載されているのは、グラスヒュッテ・オリジナルのベースムーヴメント「Cal.36」の派生機である「Cal.36-12」。ちなみに『セネタ・エクセレンス・パノラマデイト・ムーンフェイズ』には、「Cal.36-24」が搭載されています。振動数は互いに2万8800vph(1時間以内に振動サイクルを完了した回数)に相当する4Hzです。

精巧なグレイン仕上げが施されたガルバニックシルバーの上に、明快にデザインされた文字盤は実に視認しやすく、現在の時間とともに日付・曜日・月の表情まで同時に確認することができます。キャリバーには、2016年に初代『セクタ・エクセレンス』とともに発表されたグラスヒュッテ・オリジナルのベースムーヴメント「Cal.36」の派生機となる「Cal.36-02」。シリコン製ヒゲゼンマイを採用し、磁気や温度変化の影響を受けません。そして、1 つの香箱で 100時間以上のパワーリザーブが約束されいます。革新的なバイヨネット方式でムーブメントがケースに取り付けられているので、最大限の安定性と耐衝撃性が確保されているということ。

またグラスヒュッテ・オリジナルは、どの時計にも社内で24日間のテストが課せられています。そのテストの条件は、入念なドイツのクロノメーターテストよりもはるかに厳しいと言われています。そして主なテスト結果は、合格証明書に記載。さらに詳しい内容が知りたい人は、オンラインポータルで確認できます。

そんなグラスヒュッテ・オリジナルの中でもエスクァイア日本版が注目の時計が、この『セネタ・エクセレンス・パーペチュアルカレンダー』です。ぜひ、その目でご確かめください。

Senator Excellence Perpetual Calendar

グラスヒュッテ・オリジナル、「セネタ・エクセレンス」コレクションに4つの新作を追加
Glashutte Original
筆者がその中でも選んだ1本は、ポリッシュ/サテン仕上げの42mmステンレススティールケースのモデル。サファイアクリスタルのケースからは、繊細にして頼もしい自動巻ムーブメント「Cal.36-02」を眺めることができます。ストラップにおすすめは、ブルーのシンセティックストラップです。スポーティとエレガンスのシナジーで、別格のスタイルを仕上げてくれるでしょう。このモデルの価格は308万円
公式サイト

ケースはステンレススティール製(3バリエーション)とレッドゴールド製(1バリエーション)の2タイプ。ともにスリムなベゼルによって、文字盤をすっきりと見せてくれます。

時計製造技術において、最高峰に高度な複雑機構のひとつであるパーペチュアルカレンダー。そこにはグラスヒュッテ・オリジナルを支える開発者たちの知識と技術、そしてその経験から磨き上げた勘とともに情熱の証し。

グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・エクセレンス」コレクションに4つの新作が加わる
Glashutte Original
グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・エクセレンス」コレクションに4つの新作が加わる
Glashutte Original

そんな珠玉のセネタ・エクセレンス・パーペチュアルカレンダーは4時位置の配され、2100年までの日付、曜日、閏(うるう)年まで正確に表示してくれます。その精巧さとそこに潜むモノづくりへの熱き情熱は奥に潜ませ、そのルックスは実にモダンでスタイリッシュに映ります。


セネタ・エクセレンス・パーペチュアル・カレンダー
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ケース素材はステンレススチール製。ストラップタイプははシンセティック製(この場合の価格は308万円)【公式サイト】。

※ストラップはこの他、ヌバック仕上げのルイジアナ・アリゲーター製ストラップ(その場合の価格は308万円)【公式サイト】とエンドリンク幅21mmのステンレススティール製ストラップ(その場合の価格は321万2000円)【公式サイト】があります。

Glashutte Original
セネタ・エクセレンス・パーペチュアル・カレンダー
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ケース素材はレッドゴールド製。ストラップタイプはヌバック仕上げのルイジアナ・アリゲーター製(価格は484万円)【公式サイト】。

Glashutte Original

◇基本データ
モデル名:セネタ・エクセレンス・パーペチュアル・カレンダー
ケースサイズ:
42mm x 12.8mm
ケース素材:
ステンレススチールまたは18kレッドゴールド、ブラッシュ/ポリッシュ仕上げ
クリスタル:
両面にサファイアクリスタル
防水性:
50m
ムーブメント:
自社製Calibre 36-12(自動巻き / 4Hzの振動数 / 100時間パワーリザーブ / 時・分・秒およびムーンフェイズ機能を備えた永久カレンダー)
ストラップ:ゴールドバージョンはアリゲーターストラップ(ブラウン)、スチールバージョンはアリゲーター(ブルー)またはブルーファブリックストラップ
価格:
ケースがステンレススチール製は308万~321万2000円、レッドゴールド製は484万円



Senator Excellence Panorama Date Moon Phase

グラスヒュッテ・オリジナル、「セネタ・エクセレンス」コレクションに4つの新作を追加
Glashutte Original
このモデルでおすすめは、レッドゴールド製のケースのほう。グラスヒュッテ・オリジナルらしさの光、明快でエレガントなデザインです。このケースにはやはり、ブラウンのヌバック仕上げのアリゲーターストラップがお似合いです。このモデルの価格は315万7000円
公式サイト

もうひとつ、『セクタ・エクセレンス』に加わったのがこの『セネタ・エクセレンス・パノラマデイト・ムーンフェイズ』です。ケースはステンレススティール製(3バリエーション)とレッドゴールド製(1バリエーション)の2タイプ。ともにその名の通り、他とは一線を画するムーンフェイズディスプレーが10~11時位置に配されています。

細かなシルバーグレイン仕上げとラッカー仕上げを施した文字盤に、入念なダイヤモンド切削加工によってエレガントな丸い月の形に整えられたドーム状の月を、鮮やかなブルーの星空が際立たせる仕上げに。これはグラスヒュッテ・オリジナルの工房内で、ブランドのDNAをつぶさに継承した熟練スタッフの手作業によって慎重に製造されたものです。

グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・エクセレンス」コレクションに4つの新作が加わる
Glashutte Original

また、ムーンフェイズとともに見逃してならないのが、4時位置に見えるグラスヒュッテ・オリジナル独自のパノラマデイト。同心円状に配置された2枚の表示ディスクを同じ高さに取り付けることで、中央に分離バーを設けることなく、日付を最適に読み取ることができるはず。

また梨型の青焼き針と精巧な細工が施された秒針の構成によって表現される今の時間は、まるでお気に入りの交響曲を聴くかのように至福の時になることでしょう。


グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・エクセレンス」コレクションに4つの新作が加わる
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ケース素材はレッドゴールド製。ストラップタイプはヌバック仕上げのルイジアナ・アリゲーター製(フォールディングバックル、ショートバージョンのストラップの場合の価格は315万7000円、尾錠タイプの場合の価格は284万9000円)【公式サイト】。

Glashutte Original
グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・エクセレンス」コレクションに4つの新作が加わる
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ケース素材はステンレススティール製。ストラップタイプはシンセティック製(この場合の価格は160万6000円)【公式サイト

※ストラップはこの他、ヌバック仕上げのルイジアナ・アリゲーター製ストラップがあります。(フォールディングバックル、ショートバージョンのストラップの場合の価格は160万6000円、尾錠タイプの場合の価格は155万1000円)【公式サイト

Glashutte Original

◇基本データ
モデル名:セネタ・エクセレンス・パノラマデイト・ムーンフェイズ
ケースサイズ:
40mm x 12.2mm
ケース素材:
ステンレススチールまたは18kレッドゴールド、ブラッシュ/ポリッシュ仕上げ
クリスタル:
両面にサファイアクリスタル
防水性:
50m
ムーブメント:
自社製Calibre 36-24(自動巻き / 4Hzの振動数 / 100時間パワーリザーブ / 時・分・秒・ムーンフェイズおよびパノラマデイト機能)
ストラップ:
ゴールドバージョンはアリゲーターストラップ(ブラウン)、スチールバージョンはアリゲーター(ブルー)またはブルーファブリックストラップ
価格:
ケースがステンレススチール製は160万6000円、レッドゴールド製は315万7000円



進化したダイヤルで魅せる
新星「セネタ・エクセレンス」

今回の新作のポイントは、ケースの素材によって異なる新しい文字盤にあります。ドイツ時計の歴史を継承するクラシックなデザインをベースに、テクスチャのニュアンスとフレッシュな意匠のマーカーとの組み合わせで唯一無二の愛着のわくラグジュアリーを表現してくれています。別格の味わいです。

「セネタ・エクセレンス」の初代から配されている、黒で描かれたエレガントなロマン数字(典型的なザクセン風)は実に特徴的。凛々(りり)しさと同時に、心をくすぐるファニーさも兼備していると感じるのは筆者だけでしょうか。

今回の新作でグラスヒュッテ・オリジナルが、大きな変化を実行に移しているところをお気づきになったでしょうか? 『セネタ・エクセレンス・パーペチュアルカレンダー』と『セネタ・エクセレンス・ パノラマデイト・ムーン・フェイズ』のおけるレッドゴールド製のバージョンに注目ください。

銀の電気メッキ処理が施され繊細なニュアンスで仕上げられた文字盤と、そこにソリッドゴールドで製作されたギリシャ数字と針の組み合わせは実に新鮮です。一方、スチールバージョンはもう少し大胆で、灰色の電気メッキ処理が施された木目(きめ)のある文字盤に、青くコーティングされたゴールド製のギリシャ数字とブルーシュドスチールとのコーディネートはひと際モダンに映ります。このスタイルは、先に進化が施された『セネタ・クロノメーター』で既に採用されていたことを思い出します。

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
The new Senator Excellence Perpetual Calendar (Japanese subtitles)
The new Senator Excellence Perpetual Calendar  (Japanese subtitles) thumnail
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以上、これらの『セネタ・エクセレンス』の新作は既に、ブランドのブティックおよび各販売店で入手可能となっています。そしてこれらは、常設コレクションの一部となります。じっくりご検討ください。

●問い合わせ先
グラスヒュッテ・オリジナル
TEL 03-6254-7160
公式サイト


グラスヒュッテ・オリジナルとは?

Glashütte Original(グラスヒュッテ・オリジナル)は1845年に、フェルディナント・アドルフ・ランゲによってドイツ・ザクセン州グラスヒュッテに創設された工房を起源とします。以降、ドイツの時計製造技術をアートの水準にまで磨き上げながら、スポーツウォッチからコンプリケーションまで幅広く製造しています。

もともとは国営企業「グラスヒュッテ・ウーレンベトリーブ」の名称でスタートし、それが東西ドイツ統合によって民営化されたことで「グラスヒュッテ・オリジナルとなりました。1994年からは原点回帰し、ムーブメントの部品の大半を自社工房で製作。現在ではドイツ屈指のマニュファクチュールのひとつとして、世界的な信頼を得ています。

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