ブルガリ「オクト ローマ スティール DLC」登場。洗練と大胆な現代性を兼ね備えた3針モデル
2024年夏、みずみずしく引き締まった黒と特徴的なダイヤルを備えたプレミアムなタイムピースが登場します。
艶やかで華麗なイタリアンデザインと、精緻を極めたスイスの製造技術を融合させた時計づくりを進めるブルガリ。その一つの到達点として知られるのが、「オクト」コレクションです。
オクト（OCTO）』はギリシャ語で「8」を意味します。この数字を形にした八角形は、ブルガリの本拠地であるローマの古代建築物に頻繁に見られ、街の象徴的なデザインとして多用されてきました。この完璧さや永遠を象徴する八角形に、円形を融合させたユニークなケースデザインが、「オクト」コレクションの魅力を一層引き立てています。
そしてそのコレクションには、限りない薄さと高い着け心地を追求する「オクト フィニッシモ」と、よりエレガントな印象漂う「オクト ローマ」がありますが、このたび後者「オクト ローマ」に、洗練の黒が際立つ3針モデル「オクト ローマ スティール DLC」が追加されます。
伝統への敬意とモダンな感性をスポーティに表現
この「オクト ローマ スティール DLC」は、ブラックDLC仕上げがスポーティかつ現代的な魅力を高めています。
「ブラックは無彩色であるがゆえの光と深みの双方を表現できるものである」という黒に対するブルガリの考えに基づいて、このモダンな印象を放つ黒には時計の形や素材、テクスチャーを最大限に引き立てる狙いが込められています。
クルドパリのブラックダイヤル
ラッカー仕上げのダイヤルには、クルドパリモチーフが施されます。これは“パリの爪”という意味を持つ装飾技法で、無数のピラミッドが連なるようなデザインです。
黒が際立つこのモデルでは、ダイヤル上に光の反射（光沢）と吸収（漆黒）という絶妙なコントラストを生み出し、その個性を強調しています。
BVL191自社製機械式ムーブメントを搭載
スイスのル・サンティエにある「ブルガリ マニュファクチュール ドゥ オートオルロジュリー」で、設計および組み立てがなされました。日付表示付き自社製ムーブメントを搭載し、パワーリザーブはおよそ42時間、セラミックインサートを施したねじ込み式リューズとそれによる最大100メートルの耐水性を誇ります。
加えて、取り換え可能な二つのインターチェンジャブルストラップが付属。一つはダイヤルに施されたクルドパリ モチーフをあしらったテクスチャード加工のラバーストラップ、もう一つはブラックアリゲーターストラップが付属します。
価格は125万4000円。発売は2024年7月を予定しています。
オクト ローマ スティール DLC
- Ref.：103927
- ムーブメント：自動巻き、BVL191自社製機械式ムーブメント
- ケース：フルブラックDLC加工のSSケース
- ケース径：41mm
- ストラップ：クルドパリパターンのピンバックル式ラバー製ストラップ、ピンバックル式アリゲーター製ストラップ（インターチェンジャブル）
- パワーリザーブ：約42時間
- 防水性：100m防水
- 発売：2024年7月
- 価格：125万4000円
