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秋から冬にかけて、肌の乾燥や保湿が気になる男性も多いはず。ハンドクリームを使う方は増えましたが、ボディクリームとなるとまだ馴染みは薄いかもしれません。
最近のメンズ向けボディクリームは、薬局でも買えるコスパのよい保湿重視のものはもちろん、匂いを重視したものや香水代わりに使えるものなど、さまざまなタイプが販売されています。
そこでこのページでは、ボディクリームの選び方や使い方をご説明します。また、Amazonで市販されている人気のおすすめボディクリームを、ニベアや石鹸の香りのもの、コスパに優れた製品、匂い重視のアイテムなどから厳選してご紹介します。
ボディクリームとは?
身体全身に塗るためのクリームで、特に乾燥肌の方や肌の保湿に最適です。肌を乾燥から守り、しっとりと保つための成分はもちろん、肌をやわらげる効果を期待できる成分が入った製品も。毎日のケアにおすすめのボディケアグッズです。また、保湿の目的の他に匂い重視で、香水の代わりのように使用する男性もいます。特に、amazonなどで市販されている石鹸の香りのボディクリームも人気があります。
ボディクリームの選び方
まずは、ボディクリームの賢い選び方を知りましょう。
ボディクリームには無香料タイプのものと、香りの付いたタイプがあります。もし、純粋に保湿効果のみを求めるなら、無香料タイプのボディクリームがおすすめです。
香り付きには2種類あります。一つは、保湿成分を含みつつ香りが付いているタイプ。これは全身の保湿に使えます。
もう一つは、フレグランスタイプの製品です。「香水より自然に良い香りを全身にまとえる」のが特徴で、こちらは香水初心者の方にもおすすめです。ただし、保湿を目的としたものではないので、注意が必要です。
ボディクリームとして分類される製品には、下記の3種類があります。
- ボディクリーム
- ボディローション(ボディミルクとも呼ばれる)
- ボディバーム
それぞれの特徴を下記に記しますので、参考にしてください。
ボディクリームの特徴
水分より油分を多く含み、ジャータイプ(広口の瓶)の容器に入っていることの多い製品です。多くの方が「クリーム」と言われてパッと思いつくのは、このタイプかもしれません。扱いやすさが魅力です。
ボディローション・ボディミルクの特徴
水分を多く含み、サラッと伸びるタイプです。油分の配合量は少なめで、保湿効果はほどほどですが、塗りやすさは抜群。ボトルやポンプタイプの容器に入っていて、使いやすいです。
ボディバームの特徴
ワセリンやシアバターなどの油分を多く含み、容器に入っているときはしっかり硬めの製品です。肌への伸ばしにくさはあるものの、保湿効果は抜群です。
おすすめの無香料のボディクリーム3選
ここまでに解説した選び方を踏まえて厳選した、おすすめの商品を紹介します。まずは無香料タイプです。
無印良品 保湿ミルク(大容量)400ml
コスパ抜群で使いやすいクリーム
高品質かつリーズナブルな、無印良品の保湿ミルクです。ヒアルロン酸などの保湿成分と、抗酸化作用と肌に潤いを与える効果が期待できる「オリーブ果実油」「ひまわり種子油」を含んでいます。伸びがよく、扱いやすいのも特徴です。
【主な保湿成分】
- グリセリン
- DPG
- ヒアルロン酸Na
- オリーブ果実油
- ひまわり種子油
ヴァセリン インテンシブケア アドバンスドリペア ボディローション
肌への伸びの良さを重視する方に
シンプルでありながら保湿効果の高い成分「ワセリンジェリー」を使った、大容量のボディローションです。通常のワセリンと違って肌への伸びがよいため、ワセリンを使いたいけど伸びにくさが苦手…という方にもぴったりです。
【主な保湿成分】
- グリセリン
- ミネラルオイル
- ワセリン
ニュートロジーナ ノルウェーフォーミュラ インテンスリペア ボディエマルジョン
高濃度のグリセリンで保湿効果に特化
すーっと塗れてベタつかないのに、しっとり感が続くことで人気のニュートロジーナ。高濃度のグリセリンを配合し、とにかく保湿を重視しています。ヴァセリンのボディローションと似ているので、使用感の好みで選ぶのがおすすめです。
【主な保湿成分】
- グリセリン
- ミネラルオイル
- ワセリン
おすすめの香り付きボディクリーム4選
香り付きのボディクリームを紹介します。お風呂上がりにいい香りに包まれたいときにもおすすめです。
リーフ&ボタニクス ボディローション グレープフルーツ
さり気なく香りたい方におすすめ
天然成分にこだわる「リーフ&ボタニクス」は、安全と環境に配慮したスキンケア&ヘアケア製品が評判の「松山油脂」のブランドです。グレープフルーツの香りは、強い匂いや人工的な香りが苦手な方でも使いやすく、保湿成分もたっぷり含まれています。
- 香り:グレープフルーツ
【主な保湿成分】
- グリセリン
- スクワラン
- シアバター
オルナオーガニック ボディクリーム
優しい香りのボディクリーム
合成成分を使わず、天然成分にこだわったボディクリームです。鉱物油やアルコールを使っていないため、肌がデリケートな方でも使いやすいのが特徴です。23種類の植物成分に由来する心安らぐ香りと、スタイリッシュなボトルも魅力です。
- 香り:植物アロマのボタニカルな香り
【主な保湿成分】
- 水溶性コラーゲン
- ヒアルロン酸Na
- セラミドNP
- ユズ果実エキス
ロクシタン(L'OCCITANE) ヴァーベナ ボディローション
人気のロクシタン・ヴァーベナの香り
ロクシタンの超定番で、1番人気の香り「ヴァーベナ」。ゼラニウムをベースにした、レモンやオレンジのような清涼感のある香りで、男女問わず使えます。また、保湿効果のあるシアバターをたっぷり含んでいるので、肌がしっとりします。
- 香り:ヴァーベナ
【主な保湿成分】
- シアバター
- グリセリン
エリザベスアーデン グリーンティー ハニードロップス ボディクリーム
落ち着く香りで人気のクリーム
人気のユニセックス香水、エリザベスアーデンの「グリーンティー」の香りを、そのまま閉じ込めたボディクリームです。日本人に馴染み深いお茶をベースにした、苦手な人の少ない香りです。大容量で伸びも良いので、長く持ちすると評判です。
- 香り:グリーンティー
【主な保湿成分】
- ミネラルオイル
- グリセリン
おすすめのフレグランスタイプのボディクリーム2選
最後にフレグランスタイプのボディクリームを紹介します。香水を使い慣れていない方にも使いやすい、好感度の高い香りを厳選しました。
LAYERED FRAGRANCE フレグランスクリーム クレムドゥパルファム ホワイトムスク
爽やかかつ深みのあるホワイトムスク
LAYERED FRAGRANCE(レイヤードフレグランス)は、「BEAUTY & YOUTH」や「IENA」など多くのアパレルブランドの香水を手掛ける「scentnations(セントネーションズ)」のオリジナルブランド。
男女問わず使える、さまざまな香りが用意されています。モード感のある容器も魅力です。
- 香り:ホワイトムスク
【香りのバリエーション】
- オリーブウォッカ
- オレンジブロッサム
- シュガーライチ
- フレッシュペア
- ミステリアスミックス
- レモンピール
- ローズ&ミュゲ
プラウドメン グルーミングバーム 40g
香水初心者にもおすすめの男の香り
男性の香りに特化した、日本のブランド「プラウドメン」。ブランド創設当初から人気の定番商品が、香水をバームに練り込んだグルーミングバームです。首筋などに軽く塗るだけで自然に香るので、香水初心者にもぴったりです。
- 香り:グルーミング・シトラス
【香りのバリエーション】
- シトラスムスク
- グリーンウッド
- ラグジュアリーオリエンタル
ボディクリームの塗り方
最後に、ボディクリームの塗り方・正しい使い方を見ていきましょう。
ボディクリームは、お風呂上がりに塗るのがもっとも効果的です。体が温まっているお風呂上がりは、肌から水分がもっとも蒸発しやすい時間帯です。このタイミングでボディクリームを塗ることで、肌に水分を閉じ込めることができますよ。
フレグランスタイプは、香水と同じようにお出かけ前に塗るのがおすすめ。首筋や、胸元に適量塗るのが良いでしょう。香水より穏やかに香りますが、つけ過ぎは禁物です。
まとめ
女性の間では以前から使われていたボディクリームですが、最近では男性向けの製品からも注目され始めています。乾燥しやすい季節の保湿はもちろん、香水より手軽なフレグランスとしてもおすすめです。選び方をチェックして、気になった製品を一つ手に取ってみてください。