新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的とした自粛期間に、注目を集めたもののひとつが「ホットサンドメーカー」です。2枚の食パンの間に好きな具材を挟んで、プレスして焼くだけという手軽さながら、いつもとひと味もふた味も違う“おうちごはん”が楽しめると大人気。
さらには、キャンプやアウトドアを3密を回避できるアクティビティーだと期待する方も多く、そこでもホットサンドメーカーは再注目。日本でも、今後さらなる人気が高まりそうです。
そこでこのページでは、今注目のホットサンドメーカーを選び方からおすすめの商品までご紹介。IHでも使える直火式や電気式、価格の安いものから豪華な製品まで、Amazonで買えるものを中心にラインナップしています。
ホットサンドメーカーの選び方とは?
ひとくちにホットサンドメーカーと言っても、いくつかのタイプがあります。まずは基本的な選び方を知りましょう。
1.直火式・電気式・トースタータイプの3種類から選ぶ
ホットサンドメーカーには、熱源の異なる3つのタイプがあります。それぞれのメリットをご紹介します。
◆「直火式」なら
自宅でもキャンプでも使えます
直火式のホットサンドメーカーの利点は、自宅でもキャンプでも使えること。それと、価格が比較的リーズナブルなことになります。最近はIH対応のものが多く、自宅がIHコンロでもホットサンドづくりを諦める必要はもはやありません。
◆「電気式」なら
食卓で調理を楽しめます
電気式ホットサンドメーカーは、食卓に置いて使えます。休日の朝にのんびりコーヒーを飲みながら、具材を決めて焼き上げたり、食べながら次のホットサンドを焼くこともできます。子どもと楽しむのにもぴったりです。
◆「トースタータイプ」は
手軽さが最大のメリット!
2枚のメッシュの間に、パンと具材を挟んでプレスするトースタータイプは、価格も使い勝手もいちばん手軽。もしトースターがなくても、コンロの魚焼きグリルを使えます。コンパクトで邪魔にならないのもメリットと言えるでしょう。
2.焼く枚数と焼き方で選ぶ
製品によって、一度に焼ける枚数が違います。また、パンの端を閉じるタイプと、パンの端を閉じないタイプがあります。
◇ひとりなら基本は1枚焼きタイプ。
たくさん食べるなら2枚焼きも
直火式とトースタータイプは、1枚焼きと2枚焼きが選べます(トースタータイプは1枚焼きのみ)。ひとりで食べるなら1枚焼きで十分ですが、焼けるのに2分~4分ほどかかるので、ふたり以上なら2枚焼きがおすすめとなります。
◇「パンの耳まで焼けるタイプ」or
「耳を切ってから焼くタイプ」か?
パンの耳まで焼けるタイプと、パンの耳を切り落とすかサンドイッチ用のパンを使うタイプがあります。パンの耳を切り落とすのが面倒、もしくはパンの耳のカリカリ感を楽しみたい方は耳まで焼けるタイプを。パンの耳が苦手な方は、そうでないタイプを選ぶと良いでしょう。
◇「パンの端を閉じるタイプ」or
「パンの端を閉じないタイプ」か?
ホットサンドは、従来は中の具材がこぼれないように端を圧着して閉じるタイプのものが主流でした。しかし最近のホットサンドメーカーには、パンの端をあえて閉じない製品もあります。圧着した部分の硬さが苦手な方には、パンの端を閉じないタイプがおすすめです。反対に、流れ出てしまうチーズなどの具材を使いたい方は、端を閉じるタイプを選ぶといいでしょう。
3.ホットサンド以外も焼くなら
交換プレートもチェック!
ホットサンドメーカーの中にはプレートを交換することで、ワッフルやたい焼きなどを焼ける製品もあります。さらにグリルとして、肉や野菜を挟み焼きできるものもあり、使い方によってはとても便利です。いろいろな料理にチャレンジしたい方は、交換プレートもチェックしましょう。
直火式&トースタータイプのホットサンドメーカーおすすめ5選
まずは自宅でもキャンプでも使える「直火式ホットサンドメーカー」と、トースターや魚焼きグリルで使う「トースタータイプ」の製品を紹介します。
i-WANO ホットサンドメーカー [はさもっか HASAMOCCA]
パンの端を閉じないタイプの、直火式ホットサンドメーカーです。人気のホットサンドメーカーの中では、少数派とも呼べるIHにも対応したタイプ。上下が分離して、小さな2枚のフライパンとしても使えるので、キャンプでも便利さを発揮。約661gと軽量なモデルです。しかも、フッ素加工なのでこびり付きにくく、丸洗いできるタイプなのでお手入れも楽チンです。
- 1枚焼き
- 端を閉じないタイプ
- IH対応
及源 南部鉄 ホットサンドメーカー F-416
南部鉄器でできた、こだわりのホットサンドメーカーです。1枚のパンをふたつに区切るように焼くので、食べやすい大きさのホットサンドをつくれます。鉄製なので重量は約1.5 kgと重めですが、その重さでしっかり圧着できます。
そしてなにより、素材は南部鉄器なので熱伝導も抜群。焼き上がりが絶妙なだけでなく、初心者でも簡単に使えると評判です。キャンプ用に購入したものの、あまりの美味しさに自宅での朝食に使用しているなど、購入者からは極めて高いレビューが並ぶ製品です。
- 1枚焼き(2枚に分かれるタイプ)
- 端を閉じるタイプ
- IH非対応
アイリスオーヤマ 具だくさん ホットサンドメーカー
こちらは、端を閉じるタイプのホットサンドメーカーです。横から具がこぼれることがないので、コールスローや卵、ウインナーなどを使った具だくさんレシピにぴったり。ヒンジに工夫がされており、さらに中央部分の深さが約4cmもあるので、厚みのある具材もしっかりと挟むことができます。
- 1枚焼き
- 端を閉じるタイプ
- IH非対応
キャプテンスタッグ BBQ用 キャストアルミ ホットサンドトースター
端を閉じない、直火専用の2枚焼きタイプです。熱伝導率のよいアルミダイキャスト製なので、ムラなくきれいに焼き上がります。2枚焼きながら約600gほどと軽くつくられているため扱いやすく、またサビにくいので長く使用することができるでしょう。
- 2枚焼き
- 端を閉じないタイプ
- IH非対応
高木金属 ホットサンドメーカー オーブントースター グリル用
トースターや魚焼きグリルを使って、ホットサンドをつくるためのメッシュタイプの製品です。直火では使用できないので、キャンプには向きません。ですが、家庭で使うには場所もとらず重宝します。ホットサンドに興味はあるけど、続くかわからない方にもおすすめです。
- 1枚焼き
- 端を閉じるタイプ
- トースター・魚焼きグリル専用
電気式のホットサンドメーカーおすすめ4選
続いて、食卓で使えるのが魅力の電気式ホットサンドメーカーをご紹介しましょう。
レコルト プレスサンドメーカー プラッド ホットサンド
パンの表面にキルト模様の焼き後がつく、1枚焼きの電気式ホットサンドメーカーです。深さのあるプレートなので、たっぷり具材を挟んでもきれいに焼けます。見た目もおしゃれなので、キッチンに出しっぱなしにしていても生活感が出ない点も魅力です。
- 1枚焼き
- 端を閉じるタイプ
山善 具だくさん 耳付きで焼ける ホットサンドメーカー
鉄板がアーチ状になっている珍しい製品です。アーチ状になっていることでパンがカーブするので具材を載せやすく、かなり分厚い具材でもサンドできます。フッ素加工が施されているので、万が一具材がはみ出してしまっても掃除がしやすいのも人気の秘訣です。
具材はホカホカ、外はカリカリに焼けたホットサンドを楽しめるでしょう。
- 1枚焼き
- 端を閉じないタイプ
ブルーノ ホットサンドメーカー
2枚焼きタイプで人気の製品です。付属してくるのはホットサンド用のプレートのみですが、別売りでたい焼きやプチガトー用のプレートも用意されていて、幅広く使えます。
ポップでかわいらしいデザインなので、ファミリーでの使用にもおすすめです。
- 2枚焼き
- 端を閉じるタイプ
デロンギ マルチグリル エブリデイ ホットサンド ワッフルメーカー
男性的なデザインのものをお探しなら、デロンギ(Delonghi)のこちらがおすすめです。イタリアメーカーの製品らしいクールなデザインで、男性の一人暮らしにも似合います。ホットサンド以外にも肉をグリルしたり、ワッフルをつくったりと、幅広く活用できます。
料理好きの男性に、一押しの商品です。
- 2枚焼き(2枚に分かれるタイプ)
- 端を閉じるタイプ
まとめ
ひとくちにホットサンドメーカーと言っても、熱源や焼き上がりなどにさまざまなタイプがあります。さらに同じ直火式でも、アルミと鋳物では焼き上がりの時間や焼き目の食感が異なります。このページの選び方を参考に、まずは気になったものをひとつ手に取り、ご自宅やアウトドアでのホットサンドライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。