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おすすめの体温計をご紹介します。どの製品も同じように感じられますが、実は各メーカーさまざまな技術を詰め込んでいます。最近では、新型コロナウイルス感染症対策として、非接触タイプの体温計も人気を呼んでいます。
このページでは体温計の賢い選び方の解説ともに、オムロン、テルモ、シチズン、タニタなどの一流メーカーから、医療機器として認められたおすすめの体温計をご紹介しす。
体温計の選び方
「わき・口で測るタイプ」は正確性も高く、価格も抑えられています。通常はこのタイプを選んでおけば、間違いないでしょう。家庭用としてなら、約15秒～1分間の計測データを元に体温を予測する「予測式」で十分ですが、そのまま待つことで「実測式」に切り替わる製品を選んでおけば、より万全です。
赤ちゃん用として販売されている、耳で測るタイプの体温計も赤外線を使用しています。これは体温をわずか約1秒～3秒程度で計測が可能なので、15秒間でもじっとしていられない赤ちゃんの体温を測るのに便利。正確性はやや劣ると言えるので、複数回測るとよいでしょう。
新型コロナウイルス感染症対策として、接触を徹底的に抑えたいという方には、非接触式の体温計が有効です。ただし、従来式と比べて正確性に劣ること、外気温が低いと正確に測れないこと、本体の価格が高いことは十分考慮しましょう。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり、さまざまなメーカーから体温計が販売されています。ですが、日本国内で販売できる医療機器は、「製造販売承認・認証」を受けた製品のみとなります。
このコロナ禍に乗じて、医療機器としての認証を受けないまま「温度計」として売られている製品も紛れています。そういった粗悪な製品には、十分気をつけてください。正式に販売が認められた医療機器に付与される、「医療機器認証番号」を取得している「体温計」を選ぶようにしましょう。
体温計のおすすめ9選
おすすめの体温計をご紹介します。全て医療機器認証番号を取得している製品となります。
オムロン けんおんくん MC-682
大きな液晶表示で、子どもからお年寄りまで使いやすいおすすめの体温計です。計測部がゴムで柔らかくつくられているので、より安全に使えるでしょう。過去10回分の体温を日時と共に記憶しておけるメモリー機能付きなので、毎日の検温で比較検討したい方にもおすすめです。
- 予測検温：約15秒
- 実測値の測定可
シチズン CTE507
30秒ほどで測れる予測検温の機能と、そのまま測ると約10分で実測値も出してくれる機能もある体温計になります。先端が柔らかい素材でできており、適度にしなるので、わきに挟んだときの違和感は軽減されています。シンプルで扱いやすく、小さな子どもにもおすすめの製品です。
- 予測検温：約30秒
- 実測値の測定可
- 水洗い可
タニタ 電子体温計 BT-471
大きな液晶表示と柔らか素材の計測部など、最近の体温計のトレンドを押さえた製品です。予測検温時間は20秒で、そのまま検温を続ければ実測値も測れます。計測部は水洗いだけでなく、消毒用アルコールの使用が可能なので、より清潔に使えます。
- 予測検温：約20秒
- 実測値の測定可
- 計測部のみ水洗い可＆消毒用アルコール使用可
テルモ 病院用電子体温計 ET-C207S
医療機関向けの製品ですが、Amazonなどの通販サイトなら一般の方も購入できます。ケースから出すとスイッチオン、収納するとオフになる方式を採用しているので、電源オンオフのわずらわしさがなくおすすめです。電池交換は不可で、耐用年数は5年が目安。本体・ケース共に、消毒用アルコールなどで丸ごと消毒できるのも魅力の1つとなっています。
- 予測検温：平均30秒
- 実測値の測定可
- 消毒用アルコール使用可
オムロン 体温計（耳式）「けんおんくんミミ」 MC‐510
わずか1秒で検温できる、耳式の体温計です。赤ちゃんや子ども用のイメージが強い製品ですが、大人にもおすすめです。鼓膜の温度をきちんと測れる「ぴったりセンシング機能」が手助けしてくれるため、計測に特別なコツは必要ありません。価格も高すぎず、良心的な製品です。
- 測定時間：約1秒
- 測定部位：耳内
- 使用環境温度：10～40℃
CITIZEN 耳／額式体温計（赤外線体温計） CTD711
耳と額の両方で測れる体温計です。じっとしていられない子ども用としても、新型コロナウイルス対策用としてもおすすめです。測定結果が37.5℃以上の場合には、アラームが鳴る機能も搭載しています。比較的寒さに強く室温が10℃あれば、より正確に測れるのもうれしい点です。
- 測定時間：約1秒
- 測定部位：耳内、額
- 使用環境温度：10～40℃
タニタ BT-540-IV
額での体温の測定はもちろん、ミルクやスープなどの温度も測れる非接触体温計です。測定結果が38℃以上の場合、音と光でお知らせしてくれます。過去の測定記録を30件まで記憶できるので、体温をメモしておく必要がない点もおすすめのポイントです。ただし、使用可能環境温度は16℃～40℃と設定されており、冬季の屋外での使用などは難しいでしょう。
- 測定時間：約1秒
- 測定部位：額
- 使用環境温度：16℃～40℃
オムロン 電子体温計 けんおんくん MC-170
シンプルな実測式の体温計です。先端が太く、わきに挿しても痛くなりづらくなっています。測定は口中で5分、わきで最大10分程ですが、温度が上昇しなくなれば3～6分でブザーが鳴ります。リーズナブルで実際の体温を確実に計測できるので、実測式の体温計もおすすめとなります。
- 実測値の測定のみ
アイリスオーヤマ 非接触電子体温計 DT-103
医療機器認証を受けた非接触型の体温計です。額から3～5cmの距離で計測でき、握りやすい形状で使いやすいと口コミでも好評です。体温は32～42℃の範囲で測れますが、モードを切り替えることによって温度計として0～100℃の範囲での使用も可能です。なので、離乳食や飲み物やお湯などの温度などを測ることもできるので、小さなお子さんがいる家庭にはさらに役立つ範囲が広がります。
- 測定時間：約1秒
- 測定部位：額
- 使用環境温度：10℃～40℃
まとめ
最新の体温計は価格がリーズナブルでも、十分な機能と精度を擁しています。有名メーカーのものなら、どれを選んでも十分満足いくはず。ここでおすすめしたものは、その中でも特に機能が充実した体温計ばかりです。気になったものがあれば、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。
