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▼ パスポートケースはいらない? パスポートケースの必要性とは
令和5年3月31日現在、一部を除いて原則制限なしで観光目的の渡航が可能になっていることを受けて、海外旅行をする人も増えていることでしょう。ですが、久しぶりの海外旅行に心を躍らせるあまり、パスポートの管理が疎かになってしまってはいないでしょうか?
そこで注目して欲しいのが、パスポートケースです。このページでは、パスポートケースの必要性や選び方を詳しく解説。さらに、Amazonや楽天市場から購入できるおすすめ商品もご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
パスポートケースはいらない?パスポートケースの必要性とは
「海外旅行に必須のパスポートを、わざわざケースに入れるなんて面倒くさい…」と思われる人もいるかもしれません。確かに空港では、チェックインカウンターや税関、搭乗ゲートなどでパスポートを提示しなければならないため、その都度パスポートケースから取り出す手間があることは否定できません。
ですが、パスポートを携帯するにあたって磁気情報を読みとる「スキマー」という装置を使って、バッグや衣服の上からICチップの個人情報を盗むスキミングも心配です。パスポートケースの中には、スキミング防止機能を備えたパスポートケースもあります。これが心配な人はこのタイプのパスポートケースを選び、大切な個人情報を保護するといいでしょう。
さらに現金や航空券、ペンなどを1つにまとめられるパスポートケースもいいでしょう。このタイプを選べば、必要なアイテムを必要なときにサッと取り出せるというメリットもあります。
パスポートケースの選び方
それではさっそく、パスポートケースの選び方についてみていきましょう。
パスポートケースには主に、カバータイプとウォレットタイプ、トラベルオーガナイザーの3つのタイプがあります。それぞれの特徴から、自分にとって使いやすいものを選ぶのがおすすめです。
シンプルなカバータイプ
3タイプの中で、最もシンプルなカバータイプのパスポートケースは、パスポートの表紙にかけて使います。主にパスポートが汚れたり、折れたりするのを防ぎたい場合におすすめです。
収納力にはやや欠けますが、そのぶんリーズナブルな商品が多いので、なるべくコストを抑えたい人におすすめと言えます。
財布としても使えるウォレットタイプ
ウォレットタイプは名前のとおり、財布がわりにもなる便利なパスポートケースです。パスポートはもちろん、少額の現金やカード、航空券などをまとめて収納できるのがいいところ。海外旅行のときに、必要な貴重品をスマートに持ち歩きたい人におすすめのパスポートケースになります。
さまざまなアイテムを
1つにまとめられる
トラベルオーガナイザー
ウォレットタイプよりさらに大きく、さまざまなアイテムをたっぷり収納できるのがトラベルオーガナイザータイプのパスポートケースです。パスポートや現金、カード、航空券に加えてガイドブックや常備薬、スマホの充電器などを1つにまとめられます。
ただ、カバータイプやウォレットタイプのパスポートケースと比べると、どうしてもサイズが大きくなります。トラベルオーガナイザーの購入を検討している人は、街歩き用のバッグに入れられるかどうか? をチェックポイントにするのがおすすめです。
近年では、「スキマー」を使って個人情報を盗む「スキミング」が横行しているとされています。パスポートやクレジットカードなどから個人情報が抜きとられれば、悪用される可能性もあるため、パスポートケースにスキミング防止機能が付いていると安心です。
パスポートケースのスキミング防止機能の有無は、主にスキミング防止素材を採用しているか否か? をチェックすることによって判断できます。パスポートケースの商品説明をよく読み、確認することをおすすめします。
旅行中に突然、雨が降ってきてしまった…という事態に備えて、パスポートケースの防水・撥水加工の有無もチェックしておくのがおすすめです。パスポートケースに防水・撥水加工が施されていれば、紙幣のような水に濡れては困るアイテムも安心して持ち運べるはずです。
外務省の『海外安全虎の巻〜海外旅行のトラブル回避マニュアル』によると、日本人が巻き込まれたトラブルのうち、多くの割合を占めるのが窃盗や強盗、詐欺などのいわゆる財産犯罪だそう。特に貴重品から一瞬、目を離したスキを狙われることが多いようです。
このような財産犯罪対策として、パスポートケースを首から下げたり、たすき掛けしたりして携帯しようと考えている人もいることでしょう。そんな人にぜひパスポートケースの商品説明や口コミに目をとおし、ストラップの丈夫さについて確認しておくことをおすすめします。
ハイブランドのパスポートケースは、おしゃれで魅力的でしょう。ただし、目につきやすく狙われてしまう危険性もはらんでいます。先ほどのような財産犯罪の被害にあわないためにも、あまり「ゴージャス」に見られないほうがいいかもしれません。なので、ひと目でハイブランドのパスポートケースと認識できるようなものは避けたほうがいいでしょう。
パスポートケースのおすすめ10選
無印良品 ポリエステルパスポートケース・クリアポケット付
細々としたアイテムを整理しやすい、3枚のクリアポケット付きのパスポートケース。ケースの中央にリングを配し、カードやメモなどを入れられる仕切りが付いています。
ちなみにパスポートケースとしてだけでなく、会社や家計の金銭管理用としても使いやすいと評判です。
- サイズ:縦23.5 × 横13 × 厚さ2.5cm
- タイプ:ウォレット
- スキミング防止機能:—
- 防水/撥水性:—
Vetntihose パスポートケース
こちらは耐久性や防水性、柔軟性に優れた合成皮革の一種「PUレザー」でできたパスポートケースです。周波数を遮断する素材を採用しており、「スキミング防止機能がある」と謳(うた)っています。
パスポートの他に、カードが3枚ほど収納できる仕様。コンパクトなものを探している人におすすめと言える、片手で持てるサイズ感のパスポートケースで、ボトムズのお尻のポケットにもスッキリ収まるでしょう。
- サイズ:縦11.1 × 横15 × 厚さ2cm
- タイプ:カバー
- スキミング防止機能:あり
- 防水/撥水加工:あり(PUレザー)
Fintie パスポートケース
まるでブックカバーのように、パスポートケースを背表紙にかければ装着完了。空港内でさまざまな手続きをする関係上、パスポートケースのカバーを外さなければならない場合もスムーズでしょう。
脱着方法はシンプルですが、名刺やカード、航空券などが収納できる多機能ポケット付き。さらに、スキミング防止機能も備えています。使い勝手のいいパスポートケースをお求めの人におすすめです。
- サイズ:縦14 × 横10 × 厚さ1.02cm
- タイプ:カバー
- スキミング防止機能:あり
- 防水/撥水性:—
JTB商事 スキミング予防対策パスポートカバー
商品名のとおり、パスポートに記録された各種データを不正な読みとりから守る「スキミング予防フィルム」を内蔵したパスポートケースになります。付属の金具は盗難対策として、引き手といった場所に付けるのもおすすめ。見た目はシンプルですが、必要最小限な機能を備えたミニマルなパスポートケースです。
- サイズ:縦13.5 × 横9 × 厚さ0.4cm
- タイプ:カバー
- スキミング防止機能:あり
- 防水/撥水性:—
P.TRAVEL パスポートケース
たくさん収納できるパスポートケースをお求めの人に、おすすめのパスポートケースです。と言うのも、なんとパスポート4冊、カード4枚、スマホ1台、ペン1本、紙幣、硬貨などのアイテムが、このパスポートケース1つにまとめられます。家族旅行をする人にもおすすめです。
取り外し可能なハンドストラップが付いているのも、うれしいところ。さらに生地には、防水性があることが謳(うた)われています。
- サイズ:縦21 × 横11 × 厚さ2cm
- タイプ:トラベルオーガナイザー
- スキミング防止機能:あり
- 防水/撥水性:あり
ソロ・ツーリスト ウォレット18
こちらは「行動的で安心な旅」をテーマに、旅のセキュリティグッズを提供している「ソロ・ツーリスト」の旅行用財布です。内側にパスポートを2枚同時に収納できるのが美点。文庫本のようにファスナーでぐるりと開閉できる仕様になっており、中身の紛失や落下が心配な人におすすめでしょう。
- サイズ:縦15 × 横11 × 厚さ2cm
- タイプ:ウォレット
- スキミング防止機能:—
- 防水/撥水性:—
LiberFlyer セキュリポ
「SECURIPO(セキュリポ)」は、「貴重品をスマートに守る」ことと「防犯デザイン」を掛けあわせて生まれました。1.3cmの薄型設計のパスポートケースなので、パスポートケースを服の中に隠したい人におすすめ。外から着用していることがわかりづらく、防犯性に優れていると言えます。
またパスポートケースを着用するためのベルトには、腰への負担が少ない「High Fit ゴムベルト」を採用。フィット感がよく、パスポートケースがズレにくいのが特徴です。
- サイズ:縦13.5 × 横24.5 × 厚さ1.3cm
- タイプ:トラベルオーガナイザー
- スキミング防止機能:あり
- 防水/撥水性:あり(撥水ライクラ素材)
GetWing パスポートケース
従来のパスポートケースより、サイズダウンを実現。必要なときにパスポートや紙幣、硬貨などをサッと取り出しやすくなったと言います。スマートに使えるパスポートケースを探している人におすすめでしょう。
さらにパスポートケースのストラップには、長さ調節可能なアジャスターが付いています。男女兼用、幅広く使えるところもうれしいポイントです。
- サイズ:縦17.5 × 横14.5 × 厚さ0.3cm
- タイプ:トラベルオーガナイザー
- スキミング防止機能:あり
- 防水・撥水性:あり(高機能性ナイロン素材)
亀登鞄製作所 パスポートケース
「RFIDブロッキング素材を使用しており、外部からのスキミングを完全にシャットダウンできる」と謳(うた)っています。
メインポケットにはパスポートやスマートフォン、クリアポケットには交通系電子マネーやIDカード、両サイドポケットには紙幣や小銭などが収納できる仕様。外出時に必要なアイテムをまとめられるので、パスポートケースとしてはもちろん、普段使いにもおすすめと言えるでしょう。
- サイズ:縦18 × 横14.5 × 厚さ0.3cm
- タイプ:トラベルオーガナイザー
- スキミング防止機能:あり
- 防水・撥水性:—
QIANC 多機能RFIDパスポートケース
大小5つのポケットが付いており、旅行小物をこれ1つにまとめられるでしょう。パスポートケースのストラップの長さを調節すれば、首下げや斜めがけ、ショルダーバッグとしても使えておすすめです。防犯面が気になる場合は、服の下に装着することも可能。海外旅行のあらゆるシーンで、きっと役に立つはずです。
- サイズ:縦23.5 × 横15cm
- タイプ:トラベルオーガナイザー
- スキミング防止機能:あり
- 防水・撥水性:—
まとめ
一見、不必要だと思われがちなパスポートケースですが、実は海外旅行においては、貴重品の安全性と利便性を両立させられるおすすめのアイテム。このページを参考に、自分にとって使い勝手のよいパスポートケースを見つけてみてください。