「白デニムなんて、もうもってるよ」
なんて声も聞こえてきそうですが、
今季の白デニムはこれまでとちょっと違います。
どのブランドも総じて、その美脚っぷりに
磨きがかかっているんです!
美しい細身のテーパードシルエットに応じて、
ストレッチが主流になっているのも今季の傾向。
着まわし、はき心地ともに
より楽ちんになった白デニムこそ、
大人のアク抜きにもってこいです!
美脚に定評のあるイタリアブランドの“白”
パンツ 2万8000円(ヘヴン トゥ) ●お問い合わせ先/麻布テーラプレスルーム TEL 03・3401・5788
曲線を駆使したパターン設計により、ヒップから裾にかけて流れるようなテーパードシルエットを表現。また、ストレッチ度合いの異なる2種類の生地による特殊な腰裏が、腰まわりの動きに合わせて吸いつくような高いフィット感を実現します。
こんなドレッシーな雰囲気すら漂わせる白デニムこそ、大人のアク抜きに最適です。
美脚な白デニムでグレイスタイルが明るく!
男性:ジーンズ1万9000円、カーディガン2万3000円、ポロシャツ1万5000円、靴 参考商品(すべてポロ ラルフローレン) ●お問い合わせ先/ラルフ ローレン TEL 0120・3274・20 時計31万5000円(ラルフ ローレン) ●お問い合わせ先/ラルフ ローレン 表参道 03・6438・5800サングラスはスタイリスト私物 女性:カーディガン1万6000円、シャツ2万8000円(2点共ポロ ラルフ ローレン)、靴 参考商品(ラルフ ローレン) ●お問い合わせ先/以上ラルフ ローレン TEL 0120・3274・20 時計30万5000円(ラルフ ローレン) ●お問い合わせ先/ラルフローレン 表参道 TEL 03・6438・5800
ジーンズの色を白にするだけで、全体の印象が品よく軽やかになったのは一目瞭然! 旬のグレイも以前に増して明るく、クリーンに映るから不思議なもの。この「サリヴァンスリム」は細身なのに加え、股上の浅いローライズシルエットなので美脚効果も絶大です。
ブルーも悪くないですが
ややクリーンさに欠ける…
定番アイテムであるブルージーンズも悪くないですが、ユーズド感のある色落ち具合やラフな素材感は、ややカジュアルムードが強く、子供っぽく見えてしまいがち…。正直、もう少し大人のきちんと感が欲しいところです。
美しいテーパードラインが紺ジャケット姿を知的に
ジーンズ2万8000円(エージー) ●お問い合わせ先/エージー ジャパン TEL 03・5946・8990 ジャケット9万8000円(ボリオリ) ●お問い合わせ先/ボリオリ東京店 TEL 03・6256・0297 ニット1万8000円(アングレー) ●お問い合わせ先/アングレー TEL 03・5459・7788 メガネ3万8000円(フォーナインズ) ●お問い合わせ先/フォーナインズ TEL 03・5727・4900 バンダナ1万4000円(トーマス メイソン) ●お問い合わせ先/ビームス銀座 TEL 03・3567・2224 靴5万2000円(サンダース×アーバンリサーチ) ●お問い合わせ先/アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店 TEL 03・6721・1683
全体的にすっきり細身のシルエットながら、腰まわりに適度なゆとりをもたせることで、膝下の美しいテーパードがより際立った一本。生地は11オンスと一般的な厚さですが、ストレッチが効いているのではき心地は抜群です。定番のネイビージャケットに合わせるなら、こんなオーセンティックな雰囲気を醸す白デニムこそもってこいです。
白デニムは合わせる色を
選ばないのが楽ちん!
当然“白”は、どんな色をも許容する万能カラー。定番カラーによる定番アイテムの着こなしでこそ、そのクリーンな魅力を堪能できるのです。
Model Photograph/Masafumi Tanida(CaNN)
Still Photograph/Yuichi Sugita(bghe)
Photograph in Italy/Giovanni Santarelli
Styling/Masahide Takeuchi(CODE)
Hair & Make-up/Jun Furukawa
Model/Naoki(INDIGO), Mizuki(Booze)
Text/Tetsu Takasuka[P.78-87], Kei Osawa[P.88-95]
Cooperation/BMW Japan
Edit/Satoru Yanagisawa