"YURURI" CASUAL ITEM : OUTER
前に紹介したように過去の名優たちもこぞって披露していた“フロント結び”のスタイル。 >>>ここではあえて3つのこなしのなかからそれをチョイスし、ダブルやシングルタイプのコートを一挙にご紹介。
Still Photograph / Keita(FLAME) Styling / Kohei Kubo(quilt), Masahiro Tochigi(quilt) Text / Yasuyuki Ushijima(NO-TECH)Edit / Yasuhiro Sato
7万4000円(パルト) ●お問い合わせ先/アスティーレ ハウス TEL 03・3406・7007 さらりとした着心地のコットン素材はまるでナイロンのような質感で、これからのシーズンで長く着用できそう。イタリア製のしなやかなファブリックを使用し、重い印象になりがちなコートをやわらかな雰囲気に仕立てている。創設者兼デザイナーのルカ・パガネッリ氏が手がける逸品。
6万2000円(ロンドン トラディション) ●お問い合わせ先/ビームス ハウス 丸の内 TEL 03・5220・8686 本場イギリス製のトラッドウエアというのも納得の目の詰まったコットンはハリコシのある生地感で、光の当たり方で玉虫色のように見えるのも特筆すべき点。膝が隠れる長めの丈はクラシックな印象だが、リラックス感のあるワイドシルエットパンツを合わせることでモダンさも演出。
21万円(カンタータ) ●お問い合わせ先/ビームス ハウス 丸の内 TEL 03・5220・8686 ベルテッドコートのなかでも珍しいステンカラータイプ。カンタータのデザイナー、松島紳氏が手がけるこちらはリネンをコットンのように綾織りすることで光沢感がありながらとても滑らかな肌触りに。落ち着いたブラウンの色みで高級感と独特の渋さのあるデザインセンスあふれる一着。
12万円(オールドマンズテーラー) ●お問い合わせ先/ザ ディアーグラウンド TEL 0555・73・8845 富士山の麓に位置し湧き水を利用した織物産業が盛んな、山梨県の富士吉田市でアトリエをもつ夫妻が手がけるドメスティックブランド。ヨーロッパの亜麻から糸を作ることからはじめる日本人らしい繊細なモノ作りが体のラインに沿った美しいシルエットを生み出す。ライナーも付属。
8万5000円(マーガレット・ハウエル) ●お問い合わせ先/アングローバル TEL 03・5467・7864 英国の伝統やクオリティ、技術を現代のファッションに落とし込んで服作りを展開する、マーガレット・ハウエル。クラシックな佇まいのトレンチコートはさすが正統派ブランドという印象です。ウール素材のライナーが付属しているので季節をまたいで着こなすことができコスパも高い。
8万2000円(タリアトーレ) ●お問い合わせ先/トレメッツォ TEL 03・5464・1158 タリアトーレらしいツヤのある上品な生地は、やわらかなナイロンとハリのあるコットンを絶妙に配合したもの。クラシカルな雰囲気もありつつ、ナイロンによるスポーティな印象も加味している。ドレス感のあるトラウザーズや落ち着いた色合いのシャツなどで大人っぽく着たい。
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