オーストラリア出身の俳優クリス・ヘムズワースと言えば…、あきれるほどハンサムでユーモアのセンスも称賛に値します。

 彼ほど優れたDNAと彫刻のように美しいあごのラインの持ち主であれば、世界的に有名な男性モデルかつ映画スターになれるチャンスがめぐってくるのも当然でしょう…。しかし、映画「マイティ・ソー」シリーズで北欧神話をルーツとする雷神を演じるには、その役に似つかわしい…すこぶるたくましい肉体が必要となるでしょう。

 そんなクリスは、無敵のハンマー「ムジョルニア」を駆使して戦うマイティ・ソーの肉体美を保つために欠かさず行っている筋トレの一部を公開しました。インスタグラム上に投稿された動画で彼は、上半身裸でサッカー場に現れます。そして、汗を輝かせながら、両手にダンベルを握って奮闘しているのです。


◇クリス・ヘムズワースの上半身の筋トレサーキットを解説

 クリス・ヘムズワースが実践する、上半身を鍛えるためのトレーニングサーキットを動画で一緒に確認しましょう。ぜひ、皆さんも挑戦してみてください。

  1. まず、体を前傾姿勢にした状態でダンベルを引き上げる「ベントオーバー・ロー」から始めます。広背筋を鍛えることができるのが、「ベントオーバー・ロー」です。立ったまま行えるので、自由がかなりあります。
    存在しない画像
    「ベントオーバー・ロー」Courtesy of @chrishemsworth(Via Instagram)

  2. そして、体の横に置かれたダンベルを持ち上げる「スーツケース・デッドリフト」へと移ります。

    この「スーツケース・デッドリフト」とは…足幅を肩幅より少し広めにとり、背筋を伸ばし少し膝を曲げた状態でダンベルを持ちます。そして、ヒップを前へと押し出すようにして、上体を起こして直立の姿勢へと持っていきます。このとき同時に、お尻、腹筋、太ももの裏側に力を入れて引き締めます。特に腰でアーチを描きながら行ってください。そうしなければ、腰を痛める可能性もありますので。その名の通り、スーツケースを持つカタチに似ているため、その名がつけられた筋トレ方法です。
    存在しない画像
    「スーツケース・デッドリフト」Courtesy of @chrishemsworth(Via Instagram)

     
  3. 続いてクリスは、それまで使っていた1組のダンベルを、少し離れたところに置かれた別のダンベルまで運んでいきます。実はこの動きも、トレーニングのひとつなのです。

    そして彼はダンベルを放り出すと、別のダンベルを握り、肩の高さから頭上へと持ち上げる「カール・トゥ・プレス」を始めました。
    存在しない画像
    「カール・トゥ・プレス」Courtesy of @chrishemsworth(Via Instagram)


  4. 最後にダンベルを放り出し、サッカー場を横切って走っていきます。
    存在しない画像
    Courtesy of @chrishemsworth(Via Instagram)


 いかがでしたか? 彼と同じトレーニングに挑戦したいと思った方に向けてクリスは、「一連の動きを6セット通しで行うように」とアドバイスしています。

 「もしも、シャツが燃え出すほど外が暑かったらジムで行ったほうがいいでしょう。全力で取り組むためには、1セットごとに休憩をとるようにしてください」とのこと。

instagramView full post on Instagram

 ほかにもクリスは、多くのトレーニング動画をインスタグラム上に投稿しているので、ぜひ参考にしてみてください。

 ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグの名曲、『山の魔王の宮殿にて』に合わせて彼が必死にトレーニングをしている動画もありますよ。

preview for Chris Hemsworth Cover Shoot

From Men's Health
Translation / Shizue Muramatsu 
※この翻訳は抄訳です。