シュワルツェネッガー役を演じたボディビルダーから、筋肉づくり & 筋トレのアドバイス

いくつもの素晴らしいアドバイスを投稿してくれていますが、ここで選りすぐりをいくつかご紹介しましょう！

【1】ウエイトの重さを目指す前に、まずは正しい姿勢とテクニックを身につけましょう。

【2】トレーニングの前には、充分なウォーミングアップと、ストレッチを欠かさないこと。そして、給水もお忘れなく。

【3】周囲の人々に気を取られず、自分のトレーニングにとにかく集中しよう。

【4】スクワットやデッドリフト、ベンチプレス、バーベルロウ、ダンベルカールなどのフリーウエイトや、コンパウンド トレーニングを優先順位の上位に置くと良いでしょう。

　厳密に言うと、ダンベルを使ったトレーニングはコンパウンド トレーニング（混ぜ合わせること）ではありません。

　コンパウンド トレーニングとは、複数の関節や筋肉を同時に動かす運動であり、バーベルを用いて行うのが一般的です。

　とは言え、メニューにダンベルを使うトレーニングを加えるべきであることは間違いありませんよ。

【5】クリフ・ラぺリングやタンデム・バイセップカールといったトレーニングは、避けるほうがよいでしょう。

【6】筋トレ後には、プロテイン摂取の増量を心がけましょう。

　「そして…、トレーニングを楽しみ、良い時間を過ごすことを意識し、決して焦らないように」と、モガーさんは付け加えています。

　「筋力アップには時間がかかりますが、必ず達成できます。とにかく辛抱強く、がんばりましょう」

　忍耐がいかに必要であるか、自らのフィットネス人生で何度かの挫折を経験してきたヴォン・モガーさんは、そのことを身に染みて知っています。

　上腕二頭筋の断裂も経験しました。

　まさに、上記のアドバイスにあるタンデムカールを行っていた際に、負傷してしまったのです。長くつらいリハビリ生活が待ち受けており、怪我の影響から静脈血栓症と、血餅による重い疾患を患ってしまいました。

　さらに、クリフ・ラぺリングを行っていた際のアクシデントで、大腿四頭筋を損傷し、他の怪我も負ってしまったことをヴォン・モガーさんは後日談として打ち明けてくれました。

　「もう無理かもしれない、ついそう考えてしまう自分の感情を消し去ってしまう必要がありました」と、当時のヴォン・モガーさんは語っています。

　「負傷する前よりも、強くなってやると決意を固めました。が、不安に襲われる自分との闘いは、まるで悪魔との戦争のようでした…。自分で決めたゴールに対して、絶対にあきらめないと心に誓いました。『あらゆる障害を乗り越えてやる』と決めたのです。かつてないほど強靭になってやろうと…」、そう最後を締めくくってくれました。

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Source / Men's Health
Translation / Kazuki Kimura
※この翻訳は抄訳です。