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【お尻(大臀筋)トレーニング4種目】背面筋肉群を鍛えながら、より重いウェイトリフティングを目指す

鍛え磨かれたボディーを目指したいのであれば、筋肉増強が期待できるプログラムとして大臀筋(お尻)をターゲットにした下半身トレーニングを取り入れましょう。より重いリフティングも可能になるでしょう。

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お尻(大臀筋)トレーニング4種目|背面筋肉群を鍛えながらより重いウェイトリフティングを可能にする
Getty Images

トレーニング初級者に関して言えば、見過ごされている筋肉群のひとつが大臀筋(だいでんきん=お尻)かもしれません。ソーシャルメディアで紹介されているようなゴムバンドを使用した"美尻"トレーニングとうたているものは、より大きい筋肉を得ようとする目標においては、あまり刺激的な筋トレメニューではないかもしれません。

脚部を集中的に鍛える「レッグデー(脚の日)」に、大臀筋を一緒に鍛えることはできます。ですが、それには特別な注意が必要です。

大臀筋(お尻)を鍛えるメリット

大臀筋(お尻)を鍛える価値・メリットとして、強靭な臀部(でんぶ=お尻)の筋肉は運動能力の向上やけがの予防にもつながります。それに、デッドリフトの自己ベスト更新にも鍛え抜かれた大殿筋は役立ちます。

だからこそ私たち「メンズヘルスUS版」は、大臀筋トレーニングの重要性を熟知しているエリートコーチのガス・ヴァズ・トステス氏に相談しました。彼いわく、「考案したトレーニングメニューは、ショートパンツをはく夏に向けてアピールできる!? 見事なお尻を鍛えるだけでなく、あらゆる面(筋トレや日常生活)において、パフォーマンス向上や背中部をけがから防ぐことにも役立つはずです」とのこと(なんだか、良いことだらけな感じがしてきました)。

鍛えられる筋肉部位は?

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  • 首の後ろから胴体の後ろ側の筋肉…背骨を支える広背筋、菱形筋、大腰筋、脊柱起立筋
  • 大臀筋(お尻)
  • ハムストリングス…3つの筋肉の総称で、内側に半腱様筋・半膜様筋、外側に大腿二頭筋
  • ふくらはぎ

「このトレーニングの目的は、首の後ろから胴体の後ろ側(背骨を支える広背筋、菱形筋、大腰筋、脊柱起立筋)、大臀筋、ハムストリングス(3つの筋肉の総称で内側に半腱様筋・半膜様筋、外側に大腿二頭筋)、ふくらはぎ…までを指す『ポステリアチェーン』を鍛えることです」と、トステス氏は説明します。

続けて、「シンプルなトレーニング動作なので、負荷を追加することも可能です。常に緊張状態に身を置く(筋肉のテンションを保つ)ことが重要です。ウェイトリフティングをやってみるのもいいですが、“筋肉自身は数え方を知らない”ということは覚えておきましょう。つまり、この一連のトレーニングは回数重視ではなく、常に疲労を感じるようにしながら、望ましいフォームでその種目を遂行することが重要なのです」とトステス氏は言います。

それでは、お尻(大臀筋)を効果的に鍛えるトレーニング4種目を解説していきます。

1

デフィシット・リバース・ランジ

デフィシット・リバース・ランジ|お尻(大臀筋)を効果的に鍛えるトレーニング
Men's Health UK

セット終了後は、1分30秒~2分間に休憩しましょう。

《レップ数・セット数は?》
片側12レップ(両側行う)
3~4セット

《やり方》

  1. ダンベルまたはバーベルを持って、プレートの上に立ったところがスタートポジションです(写真左)。
  2. 始める前に、足が腰の下にあり、体幹にしっかりと力が入っていることを確認しましょう。
  3. 片足をプレートから後ろに踏み出し、膝が床にくっつきそうになるまで沈めます(写真右)。
  4. さらに大臀筋を鍛えるためには、少し前傾姿勢になります。前足を押し出してスタートポジションに戻り、同じ側で12レップ繰り返します。それが終わったら、今度は逆側でも同様に行いましょう。

《効果的に行うコツとヒント》

常に弱いほうから始めましょう。プレートの高さは、足首の骨と同じ高さにしてください。

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2

シングルレッグ・グルートブリッジ

シングルレッグ・グルートブリッジ
Men's Health UK

セット終了後は、1分30秒~2分間に休憩しましょう。

《レップ数・セット数は?》
片側12レップ(両側行う)
3セット

《やり方》

  1. トレーニングベンチで背中の上部を支え、両足を床につけた状態でスタートします(写真左)。
  2. 理想的なフォームは腰を上げるとき、膝、腰、肩が一直線になり、かかとが膝の下に来るようにします。また、あごは引いておきましょう(写真右)。
  3. 片脚を上げた状態でレップを開始し、支えている脚を押して腰を伸ばしてから、ゆっくりと動きを逆転させて腰を床近くに落とします。これを繰り返します。

《効果的に行うコツとヒント》

片脚が一番上がった状態で静止して、下ろしながら負荷を感じてください。

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¥7,980
3

ステップアップ

ステップアップ|お尻(大臀筋)を効果的に鍛えるトレーニング
Men's Health UK

セット終了後は、1分30秒~2分間に休憩しましょう。

《レップ数・セット数は?》
片側12レップ(両側行う)
3セット

《やり方》

  1. 足を腰幅に開き、ダンベルを両脇で持ちボックスの前に立ちます。片足をトレーニングボックス(またはベンチ)にのせます(写真左)。
  2. バランスを保つために少し前傾姿勢になりますが、胴部はまっすぐに保ちましょう。
  3. 続いて、もう片方の足も台にのせたら、膝と腰を伸ばして完全に直立します(写真右)。そしてゆっくりと、ボックスから降りてください。続いて同じ足で12レップ繰り返していきます。それが終了したら、逆の脚を主役にしてください。

《効果的に行うコツとヒント》

体重全てが、台にのせた足にかかるようにしましょう。降りるときはゆっくりと。

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4

クラムシェル ※抵抗バンドは使用しなくても大丈夫です

クラムシェル|お尻(大臀筋)を効果的に鍛えるトレーニング
Men's Health UK

セット終了後は、1分30秒~2分間に休憩しましょう。

《レップ数・セット数は?》
片側12~15レップ(両側行う)
3セット

《やり方》

  1. 上半身を腕で支え、足を曲げた状態で横向きに寝ます。
  2. 下のすねを押し、腰を床から浮かせます(写真左)。
  3. それから上の足を持ち上げて、腰を前に押し出します(写真右)。
  4. ゆっくりと動きをコントロールしながら、スタートポジションに戻してください。

《効果的に行うコツとヒント》

一番上がった状態で、必ず1秒間は静止しましょう。

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Source / Men’s Health UK
Translation / Kazuhiro Uchida
※この翻訳は抄訳です。

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