2022年8月29日(月)から9月12日(月)まで、アメリカ・ニューヨーク市クイーンズ区にあるUSTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターにて、テニスの四大大会の1つ「2022年全米オープン」が開催中です。
ラファエル・ナダル選手(スペイン)、アンディ・マリー選手(イギリス)、そしてカルロス・アルカラス選手(スペイン)など世界トップクラスのテニスプレーヤーたちがセンターコートである「アーサー・アッシュ スタジアム」での対戦を目指し、そしてそこでティファニー製トロフィーを観客たちに掲げることを目指し、白熱したラリーを展開中のことでしょう(テニス男子の元世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ選手<セルビア>はワクチン未接種のため不参加)。
皆さんも、選手たちのプレーやトーナメント結果がもちろん気になることでしょう。ですがそれとは別に、選手たちが身に着けているアイテムも気になってしょうがないはず。そこで、この大会期間中に何人かのプレーヤーが着用していた注目すべきいくつかのテニスシューズをここでチェックしていきましょう。
カルロス・アルカラス選手
ナイキ「コート エアズームヴェイパープロ」
昨2021年に初めて全米オープンに出場し、ベスト8進出を果たしたカルロス・アルカラス選手。今大会で優勝し世界ランク1位になれば史上最年少記録を更新するとして、注目を集めています。初戦は2022年8月30日(火)、セバスチャン・バエズ選手との対戦ではバエスがケガにより途中棄権したことで、アルカラスは2回戦へとコマを進めています。
この大会のトレーニングタイムには、より軽量で優れたサポート力を持つナイキ「コート エア ズーム ヴェイパー プロ」を着用していました。すでにオンラインショップでは、サイズによって欠品しています。価格は1万3200円、お早目にチェックを。
ラファエル・ナダル選手
ナイキ「コート ズーム ヴェイパー ケージ 4 ラファ」
スペイン・マナコル出身のラファエル・ナダル選手は2022年8月31日(水)に初戦を迎え、リンキー・ヒジカタ選手と対戦。逆転で勝利し、2回戦へ進出しています。トレーニングタイムには、ナダルが信頼する「ナイキ」との自身のコレクション、ナイキ「コート ズーム ヴェイパー ケージ 4 ラファ」を着用する姿が見られました。
このスニーカーは柔軟な素材を含む最新のデザインで、過酷な試合にも耐えられるようにアップデートされています。オレンジと赤のアッパー、そして赤いベースカラーに映える黄色のスウッシュが特徴的。ナイキのウェブサイトでは、すでに在庫切れとなっています。
ダニール・メドベージェフ選手
メンズ AG-LT21 ULTRA 222 1 SMA
ロシア出身のダニール・メドベージェフ選手は、最高のパフォーマンスを提供するために設計された、本格テニスパフォーマンスシューズのラコステ「AG-LT21」を履いて全米オープンのコートに現れました。
足を支えるメッシュのアッパーが特徴で、通気性も確保しつつ、ミッドソールには軽量かつ高反発のペバックス製(柔軟なポリエステルの一種)のプレートを内蔵しています。
アンディ・マリー選手
アンダー・アーマー
英国出身のアンディ・マリー選手は、2015年からアンダー・アーマー社と契約しています。全米オープンでは、マリー選手のために特別につくられたモデル「テニスシューズ」を着用。
サポート性とクッション性に優れたスポーティなテニスシューズで、ソールのおかげで横方向の動きにも抜群の安定感を追求しています。頑丈そうな外観こそが、良いスポーツシューズ(スニーカー)の条件だとは限りません。アンダー・アーマーのシューズは、テニスプレーヤーにとっては必要不可欠な「軽量」という側面に強くこだわってつくられています。長年にわたり彼は、このシューズのさまざまなカラーを着用してきましたが、今回はブラックにイエローの差し色が入った新しいカラーを選択しています。
ニック・キリオス選手
ナイキ「コートエアズームヴェイパープロ」
ニック・キリオス選手は、ナイキ「カイリー・アービング」のコラボシューズもつくっていますが、今回はカルロス・アルカラスと同じく「ナイキコート エアズームヴェイパープロ」を着用しています。通気性、安定性、耐久性に優れた3層構造を採用し、しっかりと足を固定することができるので鋭い動きにも適応してくれるはずです。
パブロ・カレーニョ・ブスタ選手
ホマ「プロ ローランド」
東京オリンピック2020で銅メダリストを獲得したパブロ・カレーニョ・ブスタ選手は、スペイン発のスポーツ用品メーカー「ホマ」の「プロ ローランド」を着用しています。
このテニスシューズはアッパー全体がメッシュになっており、快適性や運動性を損なうことなく足をサポートしてくれます。ジャンプするたびに大きなエネルギーが返ってくるように設計されたアウトソールと、つま先まで伸びるソールが安定性をサポート。カラーに関しては、今大会では白地に赤と白の斑点が入ったブルーのソールをチョイスしています。
デニス・シャポバロフ選手
ナイキ「コート エア ズーム ヴェイパー X ニット」
この大会で、最も話題になっているテニスシューズと言えば、カナダのデニス・シャポバロフ選手が履いている真っ白なナイキ「コート エア ズーム ヴェイパー X ニット」と言えるでしょう。
「コートエアズームヴェイパー」の派生モデルであり、通気性の良い軽量ニットアッパーと足を包み込む伸縮性のあるインナースリーブで、完璧なフィット感の実現を目指したシューズです。
Source / ESQUIRE ES
※この翻訳は抄訳です。