ティファニーでつくる、
トラッドな男の部屋

 「男性は特別なオケージョンだけではなく、毎日身に着けるものに関心がある」と話すのは“ティファニー”のチーフ・アーティスティック・オフィサーである、リード・クラッコフ氏。その言葉通り、今回の新作メンズコレクションはいつの時代も身に着けられるシンプルなモノばかりでした。

 ジュエリーや文房具、ライフスタイルグッズなど、自分が長年持ち続けてきたような風合いを備えています。

 スターリングシルバーの“品格”と万年筆のペン先など、機能的なパーツにゴールドをあしらった“遊び心”のあるデザインなど、知性あふれるモノを身に着けると男としての品格も上がるというものです。

Private Library

ティファニー 筆記用具 部屋 インテリア
Tetsuya Niikura(SIGNO)
シルバーのカップ8万3000円、カップに入った鉛筆(3本)と鉛筆削りのセット3万7500円、鉛筆の上にのったレターオープナー4万9500円、腕時計36万5000円、腕時計の上のカフリンクス4万9500円、カフリンク下のタイバー11万6000円、分度器6万3000円、三角定規5万9000円 、T型定規6万9000円、万年筆16万7000円(すべてティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)その他はスタイリスト私物

読書や文をしたためる空間は
簡潔さを追求し洗練されたモノだけを

 忙(せわ)しなく働く仕事とは対照的に穏やかな時間が流れる、書斎。レターオープナーやカップ、鉛筆、定規などは、机上を彩る大切なアイテムです。そこにクオリティを追求して、銀細工職人の技を手に取るたびに感じられるティファニーのホーム&アクセサリーコレクションを選べば、手紙を書く際も高揚感を感じられるというもの。

 また鉛筆削りやタイバー、万年筆に見られる幾何学模様がなんとも美しい「ダイヤモンド ポイント」コレクションは、同ブランドが考案したタイムレスな逸品です。特に万年筆はスターリングシルバーのアイテムにゴールドのアクセントがペン先に加えられ、クラフトマンシップを感じるデザインに仕上がっています。
 

PlayRoom

Tiffany ティファニー ゲーム accessory アクセサリー
Tetsuya Niikura (SIGNO)
クリスタル製のペーパーウエイト1万2500円、グラス6000円、カクテルピック(4本セット)11万6000円、グラスののったトレイ11万9000円、シルバーの皿7万3000円、皿の下のネックレス4万6500円、トランプの上のシルバーリング4万6500円、リング15万5000円、トランプ(レザーポーチ入り)4万9500円、ハーモニカ5万2000円、ヨーヨー4万1000円(すべてティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)その他はスタイリスト私物

パーティーやゲームを嗜(たしな)む
キャリアを積んだ大人の贅沢

 同じテーブルを囲む人と会話を楽しんだり、情報や知識を得たりするための社交の場でもある、パーティー。それを催す際に使用できるモノが多いのも本コレクションの特徴です。

 バーカウンターに映えるマティーニグラスやカクテルピックなども、リード・クラッコフ氏の手に掛かれば、“らしく”生まれ変わります。

 andの記号を意味する、「ティファニー アンパサンド」コレクションもそのひとつ。クリスタル製のペーパーウエイトやグラス、スターリングシルバー製のお皿やピックなど実用性を備えたモノに、モチーフとして“&”が用いられています。また、ティファニーブルーに目を奪われるペーパークリップデザインのトランプは、お酒を味わいながらカードを楽しむ男に合うモノ。シルバーの美が際立つハーモニカやヨーヨーは、カジュアルでありながら洗練された存在感があります。
 

BedRoom

ティファニー アクセサリー 筆記用具 時計
Tetsuya Niikura (SIGNO)
テディベア5万3000円、時計6万9000円、トレイの上のブレスレット7万9000円、トレイの上のカードケース3万1500円、キーリング3万6500円、トレイ3万500円、カードケース4万9500円、マネークリップ2万6500円(すべてティファニー/ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)その他はスタイリスト私物

旅好きの男の部屋に品格を与える
スターリングシルバーの風合い

 飛行機やクルマを駆り海外を旅し、自らの知見を広げることに努力を惜しまない男こそ、精神的に若々しくモダンに見えます。そんな旅好きな男性のベッドルームのサイドテーブルには、「ティファニー 1837 メイカーズ」コレクションを選択。

 ホローウェアの自社工房とそこで職人の手作業によって作られるスポーツトロフィーの伝統から着想を得ているこのライン。「T & CO MAKERS」、「NY」、「AG925」などのシンボルが刻印されたブレスレットやカードケース、キーリングにトレイ、マネークリップに至るまで、同ブランドの銀細工の伝統を継承するとともに、アメリカのスターリングシルバーの礎を築いたティファニーの軌跡を描く、伝統と格式あるアイテムとなっているのです。


文化的関わりと
職人技が築く
ティファニーの伝統

 トルーマン・カポーティ原作、『ティファニーで朝食を』、F・スコット・フィッツジェラルドの名作小説『グレート・ギャツビー』原作の『華麗なるギャツビー』。継続して映画文化との関わりを深め、世界的に地位を確立してきたそのスタイル以上に、“ティファニー”のモノづくりの功績は華麗極まりない。

 「ティファニー1837 メイカーズ」コレクションは、同ブランドのクラシックスタイルに着目し、現代的な手法を取り入れた、まさにモダンクラシックのあるべき姿。

 その伝統は、さかのぼること160年ほど前になります。1853年に当時としては公共の場では貴重な時計を、創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーが当時のNYブロードウェイの本店に設置。それが有名な時計を背負うアトラス像であり、後に名誉デザインディレクター、ジョン・ローリング氏によって、ローマ数字がアレンジされ、シグネチャーラインとして不動の地位を築きます。

 またアメリカのメジャースポーツを象徴するトロフィーを、約160年間にわたり、製作。スーパーボウル、ワールドシリーズ、USオープンなど、多くのスポーツで勝利の瞬間に掲げられてきたのです。

Patrick McMullan Archives Tiffany ティファニー 歴史

 
●お問い合わせ先/
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
TEL 0120-488-712
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