「男性は特別なオケージョンだけではなく、毎日身に着けるものに関心がある」と話すのは“ティファニー”のチーフ・アーティスティック・オフィサーである、リード・クラッコフ氏。その言葉通り、今回の新作メンズコレクションはいつの時代も身に着けられるシンプルなモノばかりでした。
ジュエリーや文房具、ライフスタイルグッズなど、自分が長年持ち続けてきたような風合いを備えています。
スターリングシルバーの“品格”と万年筆のペン先など、機能的なパーツにゴールドをあしらった“遊び心”のあるデザインなど、知性あふれるモノを身に着けると男としての品格も上がるというものです。
Private Library
読書や文をしたためる空間は
簡潔さを追求し洗練されたモノだけを
忙(せわ)しなく働く仕事とは対照的に穏やかな時間が流れる、書斎。レターオープナーやカップ、鉛筆、定規などは、机上を彩る大切なアイテムです。そこにクオリティを追求して、銀細工職人の技を手に取るたびに感じられるティファニーのホーム&アクセサリーコレクションを選べば、手紙を書く際も高揚感を感じられるというもの。
また鉛筆削りやタイバー、万年筆に見られる幾何学模様がなんとも美しい「ダイヤモンド ポイント」コレクションは、同ブランドが考案したタイムレスな逸品です。特に万年筆はスターリングシルバーのアイテムにゴールドのアクセントがペン先に加えられ、クラフトマンシップを感じるデザインに仕上がっています。
PlayRoom
パーティーやゲームを嗜(たしな)む
キャリアを積んだ大人の贅沢
同じテーブルを囲む人と会話を楽しんだり、情報や知識を得たりするための社交の場でもある、パーティー。それを催す際に使用できるモノが多いのも本コレクションの特徴です。
バーカウンターに映えるマティーニグラスやカクテルピックなども、リード・クラッコフ氏の手に掛かれば、“らしく”生まれ変わります。
andの記号を意味する、「ティファニー アンパサンド」コレクションもそのひとつ。クリスタル製のペーパーウエイトやグラス、スターリングシルバー製のお皿やピックなど実用性を備えたモノに、モチーフとして“&”が用いられています。また、ティファニーブルーに目を奪われるペーパークリップデザインのトランプは、お酒を味わいながらカードを楽しむ男に合うモノ。シルバーの美が際立つハーモニカやヨーヨーは、カジュアルでありながら洗練された存在感があります。
BedRoom
旅好きの男の部屋に品格を与える
スターリングシルバーの風合い
飛行機やクルマを駆り海外を旅し、自らの知見を広げることに努力を惜しまない男こそ、精神的に若々しくモダンに見えます。そんな旅好きな男性のベッドルームのサイドテーブルには、「ティファニー 1837 メイカーズ」コレクションを選択。
ホローウェアの自社工房とそこで職人の手作業によって作られるスポーツトロフィーの伝統から着想を得ているこのライン。「T & CO MAKERS」、「NY」、「AG925」などのシンボルが刻印されたブレスレットやカードケース、キーリングにトレイ、マネークリップに至るまで、同ブランドの銀細工の伝統を継承するとともに、アメリカのスターリングシルバーの礎を築いたティファニーの軌跡を描く、伝統と格式あるアイテムとなっているのです。
文化的関わりと
職人技が築く
ティファニーの伝統
トルーマン・カポーティ原作、『ティファニーで朝食を』、F・スコット・フィッツジェラルドの名作小説『グレート・ギャツビー』原作の『華麗なるギャツビー』。継続して映画文化との関わりを深め、世界的に地位を確立してきたそのスタイル以上に、“ティファニー”のモノづくりの功績は華麗極まりない。
「ティファニー1837 メイカーズ」コレクションは、同ブランドのクラシックスタイルに着目し、現代的な手法を取り入れた、まさにモダンクラシックのあるべき姿。
その伝統は、さかのぼること160年ほど前になります。1853年に当時としては公共の場では貴重な時計を、創業者のチャールズ・ルイス・ティファニーが当時のNYブロードウェイの本店に設置。それが有名な時計を背負うアトラス像であり、後に名誉デザインディレクター、ジョン・ローリング氏によって、ローマ数字がアレンジされ、シグネチャーラインとして不動の地位を築きます。
またアメリカのメジャースポーツを象徴するトロフィーを、約160年間にわたり、製作。スーパーボウル、ワールドシリーズ、USオープンなど、多くのスポーツで勝利の瞬間に掲げられてきたのです。
●お問い合わせ先/
ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク
TEL 0120-488-712
公式サイト