プロゴルファーのペイジ・スピラナックは自分が有名になってからというもの、イジメや嫌がらせが日常となったようです。それがあって当たり前の日々に。それはまさにゴルフでいう、「パー」でカップインすることが当たり前のように、イジメ・嫌がらせがあることこそ、当たり前の日常になっていたのです。
中年男性が支配するこのスポーツで、注目を受ける女性アスリートの彼女。これまで様々な嫌がらせを受け、ときには死の脅迫のターゲットとなることもあったそうです。また、プライバシー侵害は日常茶飯事となったといいます。しかし、『スポーツ・イラストレイテッド(SI)』誌の2018年水着特集号に登場した彼女は、「もはや、自らの容姿をハンディキャップとは考えていません」と語っています。
私は自分自身を受け入れ、セクシーであることで力が湧いてくるという事実を受け入れたんです」と、スピラナックはコメントしています。
SI誌の水着特集号は、毎年多くのモデルたちが掲載を切望する人気の特集です。そんな特集に選ばれたことがわかったとき、スピラナックは本当にびっくりしたといいます。そして、保守的なゴルフコミュニティから自分に批判が集まることは十分予想できたものの、彼女にはこの撮影に「参加しない」という選択肢はなかったと言います。
「迷わずイエスと言いました。ゴルフメディアが、この話題について語るのを待ちきれません。どんなにネガティブなコメントも望むところ。自分が本当にしたいことについて、彼らに邪魔をさせるつもりはありません。だから、快諾することにまったく迷いはありませんでした」とスピラナック。
今回、「エスクァイア」US編集部はそんなスピラナックにインタビュー。
ヘイトを乗り越えた経緯や、サイバースマイル財団と協力するいじめ対策の取り組み、プロゴルファーとしてのキャリアに興味を失った理由などの話をうかがいました。
『SI』誌の撮影で「人生の見方が変わった」
Courtesy of @paige.renee
「撮影現場では、どのスタッフも親切で友好的でした。撮影の間、みんなは終始私を励ましてくれて、本当に自信を感じさせてくれました。誰もが『ありのままの体型を受け入れ、自分自身を愛すべき』という考え方を大切にしていました。撮影を通して、いつも私の気持ちを高めてくれたんです。この経験から、わたしは人生の見方が変わりました。このことには、本当に感謝してもしきれません」とスピラナック。
もうヘイトに悩むことはない
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
「2年前は、周りのネガティブな反応に間違いなく影響を受けていました。私はとても落ち込んで、心配事もたくさんありました。その後この状態から立ち直り、『自分なら乗り越えられる』と感じるまでには、しばらく時間がかかりました。ですが、現在の私はとても前向きで、この話題について、率直な意見を述べることに物怖じすることはありません。それに、これからも堂々と話していきたいと思います」とスピラナック。
そして、さらに「自分にも、世界を救うことができると気付いたんです。これからもヘイトを受けることはあるでしょうが、だからって、誰かの顔をうかがったり、彼らを喜ばせようとするつもりはありません。私にできることは、とにかく自分に正直に生き、いい人間であることです。そうすれば、自分に納得でき、満たされた気持ちを感じられるんです。それが重要なことです」とスピラナックは語っています。
ゴルフ界いじめ「今後もゴルフコミュニティには批判されるだろう」
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
「大部分のヘイトは、ゴルフコミュニティの中年男性や女性の皆さんから受けるものです。滑稽だと思うのは、ゴルフをする人々はゴルフがスポーツマンシップに則った紳士のゲームであることを誇りにしているにも関わらず、ときに態度を豹変させ、同じゴルフを愛する人に暴言を吐けるということです」とスピラナック。
さらに続けて「これまでには、嫌がらせはもちろん、『殺す』という脅迫を受けたこともありますし、プライバシーは常に侵害されてきました。思いつく限り、あらゆることが私には起こったんです。『彼女の格好を見てみろよ。自業自得だろう』といったコメントを目にしたこともたくさんあり、これには一番傷つきました。どんな人であれ、このような殺害の脅迫や嫌がらせを受けていいはずがありませんから」と。
イジメ反対運動を推進するように
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
「私はロールモデルというよりも、メンターでありたいと思っています。子どもたちに理想化してほしくはありませんし、話しかけたり接触することに抵抗を感じてほしくないのです。彼らの手の届く場所にいたいと思っています。私の目標は、ゴルフをもっとフレンドリーでとっつきやすいもスポーツにすることで、また、今やっているイジメ反対の取り組みについても、今後も続けていきたいと思っています」とスピラナック。
ゴルフの先のキャリアを見据えている
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
「ゴルフへの情熱はありますが、生活のためにゴルフをしたくはありません。今歩んでいるキャリアパスには確信をもっていますが、プロゴルファーとしてのキャリアはそうではありませんでした。プロとしてゴルフをしたかったわけではないと、気づいたんです。今後5年〜10年、もうゴルフをしないと言っているわけではありません。ですが今のところは、もっと達成したい重要なことがあって、このリストの一番上にあるのがネットイジメと戦うことなんです」とスピラナック。
ヒップラインが美しい
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
ペイジ・スピラナックのインスタグラムをすでに、ご覧になった方ならもうお気づきかもしれませんが。バストアップの写真は、とてもセクシーな表情であることが分かります。その一方で、今回は彼女の美しいヒップラインをご紹介。サボテンに囲まれた場所で、スポーティールックスを見せてくれた彼女、長い脚を十分に活かされたヒップラインは、トップモデルも顔負けと言えるでしょう。
ゴルフスウィングも美しい!
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
これまでの写真で、彼女はトップクラスの美女であることは確定したはずです。では、本業のゴルフではどんな美しさがあるのか調べてみましょう。はい、カッコ可愛い「神スウィング」がインスタグラムで発見できました。真剣な眼差しでグリーンを見つめる姿は、とても印象的です。
ゴルフウエア姿がセクシー
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
ラウンド中にも関わらず、笑顔を見せてくれたスピラナック。ゴルフバッグを担いでいる姿は、たくましくも美しい。普段の写真以上に、より健康的なイメージが醸し出されています。そして何より、白いゴルフウエア姿を着用していることによって、ボディラインの美しさが際立っています。
デニムパンツ姿も可愛い
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
「プライベートのときこそ、身軽な格好がいい!」と思っている人は少なくないでしょう。ペイジのプライベート姿を見ていると、彼女はシンプルなスタイリングを好んでいることがよ~く分かります。
デニムパンツ姿は、いつでも健康的な女性のイメージを醸し出してくれます。鍛え上げられたウエストラインと太ももは、冷静さを失ってしまうほどのたまらない美しさです!
エレガントなルックスもアリ!
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
プロゴルファーのエレガントな姿、皆さんはイメージできますか? 「難しい~」と言う方も少なくないと思います。でも、こちらをご覧ください。ここのその見本がありました(笑)。ペイジはモデルのような佇まいで優雅に登場、このスタイリングならおそらく、恋人とランチまたはどこかへデートにでも行っていたのでしょう。
◇プロゴルファー、ペイジ・スピラナック写真集
Paige Spiranac 01
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
Paige Spiranac 02
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
Paige Spiranac 03
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
Paige Spiranac 04
Courtesy of @paige.renee(via Instagram)
《動画》Paige Spiranac 05
見事なショットです!
Source / ESQUIRE US
Courtesy of @Instagam@paige.renee
Translation / Wataru Nakamura
※この翻訳は抄訳です。