トム・クルーズの出演作おすすめ20選
1986年に公開されたトム・クルーズの出世主演作と言える映画『トップガン』。その続編『トップガン マーヴェリック』では、トムが再び型破りなパイロット・マーヴェリックに扮しています。
映画『トップガン』の続編『トップガン マーヴェリック』に関して、2019年7月に予告編が公開されたことは「エスクァイア」でもすでに紹介済みです。前作からアイスマン役のヴァル・キルマーが続役するほか、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、エド・ハリスがキャストに名を連ねます。
そして新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、公開延期が発表されていた「トップガン マーヴェリック」の日本公開日は、全米公開（2020年12月23日）と同週の12月25日に決定したところ、再び本国アメリカでの公開が2021年7月2日（金）に延期されたことを受け、日本公開も先送りになっている中、これまでのトムを振り返ってモチベーションをアップしておきましょう。
◇トムクルーズ出演作品集
振り返れば、トム・クルーズ24歳当時の代表作となった映画『トップガン』の日本公開は1986年12月のことでした…。そして現在、そんなトムも50代後半に差し掛かりながら、なおも年齢を感じさせない精力的な演技を続けています。
おまけに彼はスタントマンを使わず、アクションも未だに自分でこなすというのですがから…。撮影中のケガもなんのその、驚異の回復力で復帰する、仕事フリークのトム・クルーズをここで振り返ってみましょう。
過去にはいろいろ問題発言がありましたが、やはりトムのいない映画界など想像できないことでしょう。
【1】『タップス』（1981）
トムのごく初期作品。1年後に廃校となる名門の陸軍幼年士官学校で起こったある事件をきっかけに、学生たちがその純粋さゆえに悲劇を引き起こしていきます。共演名優たちの若き姿も見逃せません。
トムは生徒のひとり、デヴィッドを演じました。
【2】『アウトサイダー』（1983）
名匠フランシス・フォード・コッポラ監督による、名作中の名作青春劇。
1960年代のオクラホマ州で暮らす若者たちの姿を描いたフレッシュな作品で、若さみなぎるワルなトム（写真右端）を堪能できることでしょう。
キャスト陣は、当時の流行語にもなった「YA（ヤングアダルト）」なスターたちが出演。この後、彼らがどんどん有名になっていきます。そんな有名スターたちを若さあふれる粗削りの演技を見るだけでも、かなりの価値ありです。
【3】『卒業白書』（1983）
ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされるなど、トムを一挙にスターダムへと押し上げた初の主演作になります。
大学進学を控えたジョエルは、両親の留守中にハメを外してしまい、トラブルに見舞われます。あどけなさの残るトムの、ダサくてカッコいいダンスシーンは超必見。原題の『Risky Business』というもの、いいですね。
【4】『トップガン』（1986）
米海軍のエリートパイロットの仲間入りをはたした訓練生マーヴェリック（トム）が、挫折や恋を経験しながら成長していく姿を描く名作です。
トムの魅力を世界に知らしめた、プロモーションビデオ的映画でもあります。トムが続投する続編も2020年夏公開の予定から、
再び新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、本国アメリカでの公開が2021年7月2日（金）に延期。日本公開も先送りになっています。
【5】『レインマン』（1988）
長らく絶縁状態だった父の死を知り、帰郷したチャーリー（トム）。彼は、その存在さえ知らなかった自閉症の兄レイモンドが、父の遺産のほぼすべてを受け取る予定であることを知ります…。
レイモンドを演じたダスティン・ホフマンは、これでアカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
【6】『カクテル』（1988）
大ヒット青春映画。兵役を終えたブライアンは、NYでバーテンダーのバイトをすることに。そして、カクテルづくりのド派手なパフォーマンスが好評を得るのですが…。
公開当時は、彼のマネをするバーテンダーが爆発的に増えたそう。弾けんばかりの魅力あふれるトム、実にまぶしい…。
【7】『7月4日に生まれて』（1990）
実話小説をもとに、名匠オリバー・ストーンが贈る戦争ドラマになります。
アメリカの独立記念日である7月4日に生まれたロン（トム）は、強い愛国心を胸にベトナム戦争に参加するのですが…。
ロンの半生には、胸を打たれること間違いなし。トムはこの作品でアカデミー賞主演男優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞主演男優賞を手にしています。
【8】『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』（1994）
吸血鬼ルイ（ブラッド・ピット）がインタビュアーに半生を語るという形式の、一風変わったゴシックホラーです。
トムはダイエット＆ブロンドヘアで変身、ルイを吸血鬼にしたレスタトを妖艶に演じて、新境地を切り開きました。このトム ＆ ブラピの耽美なヴァンパイア姿は、歴史に残る変身ブリなのです。
【9】『ミッション：インポッシブル』（1996）
出すたびに大ヒットを記録する、大人気シリーズ1作目。
スパイ組織IMFに所属するイーサン（トム）は、とある任務に失敗してチームメンバーが殺されます。さらに、そこで裏切り者としての濡れ衣を着せられてしまいます。その身の潔白を証明すべく、彼は独自に動き出したのでした…。
トムはこの作品で初めて製作も務め、一流アクションスターの仲間入りもこの作品で果しました。
【10】『ザ・エージェント』（1996）
有能スポーツエージェントのジェリー（トム）は会社の方針に疑問を持ち、提案書を提出するのですが…。結局、クビになってしまいます。そして同僚のドロシー（レネー・ゼルウィガー）とともに、独立するのですが…。
理想に燃える主人公を熱演したトムは、これで見事アカデミー賞主演男優賞にノミネート、ゴールデングローブ賞主演男優賞も受賞しています。
