以前からトランプ家のブランド価値を豪語しているドナルド・トランプ米大統領。その影響でさまざまなVIP割引を受けたと自慢していたけれど、それに関連した過去のある嘘を発覚!

 経済誌『フォーブス』によると、トランプ大統領は2005年に応じた米紙「ニューヨーク・タイムズ」のインタビューで、メラニア夫人に贈る婚約指輪を購入した際、スペシャルディスカウントにより150万ドル(約1億6000万円)する指輪を100万ドル(約1億1000万円)で購入することができたと語っていたそう。

「そんなありがたい話を断る人なんている?『割引は結構です』って」と、トランプ大統領。 

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Photography / Getty Images

 
 その指輪がこちら。15カラットのダイヤモンドリングで、ロンドン発のハイジュエラー、グラフで買ったものなのだとか…。

 過去に書籍『トランプ自伝―不動産王にビジネスを学ぶ(原題:The Art of the Deal)』を出版している大統領は結婚式を挙げる際にも、複数の業者からV.I.P.割引をもらったらしいのです。「撮影費から花束、ケータリング、プライベートジェット、空港までの送迎、ダイヤモンドまでなんでも」「しかも各項目につき、5つくらいの業者がサービスを無料提供したいと名乗りをあげてくれたよ。彼らは売り上げよりも認知度が欲しかったのだと思う」。

 ところが先日、グラフCFOのニコラス・ペイン氏がまさかの事実を暴露。なんと同ブランドは、どの顧客に対しても一切ディスカウントを提供しないというのだ。「宣伝目的でセレブや著名人に割引を提供したりしません」と。さらにある関係者も「トランプ大統領はきちんと正規の値段で購入しましたよ」と証言。

 トランプ大統領は、メラニア夫人との結婚10周年にも25カラットのダイヤモンドリングをグラフで購入しています。その価格は300万ドル(約3億2000万円)で、それも通常の販売価格でお買い上げしたと『フォーブス』誌は報じています。

 そもそも嘘をつく必要はなかったと思うけれど、もしかしたら前の妻マーラ・メイプルズに贈った婚約指輪のエピソードと話がごっちゃになったのかもですね。

From Cosmopolitan
Translation / Reiko Kuwabara
※この翻訳は抄訳です。