半世紀を迎えたBMW Mの節目の年に…

BMWと世界的なライフスタイルブランドの「キス(Kith)」が、特別なコラボレーションモデル「i4 M50 by Kith(アイフォー・エムゴーマル・バイ・キス)」を発表しました。またKithは、今回の限定モデルにちなんだアパレルとアクセサリーからなるコレクションを発表し、世界中の店舗とオンラインで販売する予定となっています。

今回発表されたリミテッドエディションは、Mモデル初のBEV(バッテリー電気自動車)で、今年5月に誕生から50周年という節目の年を迎えたBMW Mにとっても記念すべき1台となります。Mモデルが培ってきたスポーツブランドとしてのDNAを継承し、さらにその先にあるEV(電気自動車)としてBMWが進むべき道を指し示すモデルなのです。

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通常の量産モデルでは使用されない新色が誕生

今回、BMWは初の試みを取り入れています。それは、ブランドパートナーの名前にちなんだ新色を命名したこと。「Kithバイタリティ・グリーン」という名の、奥深い輝きを秘めたダークグリーンの誕生です。

また、BMWのブランドロゴにも今回のコラボ限定の仕掛けが施されています。ボンネットを飾るブランドロゴの周囲には、Kithバイタリティ・グリーンのリングが追加され、さらにこのグリーンのリングにはパートナーシップ名やモデル、年度、そして電気自動車であることが記されているのです。

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インテリアについても見てみましょう。ひときわ目を引くのが、上品でありながら心弾むキャラメルカラーです。ステアリングコラムやシート、サイドパネルやAポストおよびBポスト下部などは全て、メリノレザーで仕上げられています。さらにこのフルメリノレザー仕上げのなめらかな質感にキャラメルカラーが絶妙に調和し、古き良き旧車を思わせるオーセンティックな雰囲気を漂わせています。また、前後のフロアマットはキャラメルカラーのレザーで縁取られ、Kithに変更されたMロゴとMストライプの刺しゅうが施されています。

 
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“駆けぬける歓び”にも抜かりなし

肝心のテクノロジーには、BMWならではの絶大な信頼感がひしひしと感じられます。Mモデルとiモデルのパワーを融合させたBMW「i4M50」の基本構造を引き継いでおり、BMW M eDriveモーター2基による完全電動パワートレインを搭載しています。スポーツ・ブースト・モードで400kW(544ps)を達成し、0-100km/h加速は3.9秒をたたき出します。もちろんゼロエミッションで走行し、WLTCモードでの一充電走行距離は546kmに達します。

実はBMWとKithは、以前から親密なつながりを持っています。2年前には両者初めてのコラボモデルとなる「M4 Competition X Kith」を発売。これはKithの創立者でありクリエイティブディレクターのロニー・ファイグ氏がBMW「M4 Competitionクーペ」をベースにデザインしたものでしたが、150台の限定に対してわずか30分足らずで完売してしまいました。

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注文の受付は
10月10日23時59分まで

そんな人気モデルに続く2度目のコラボとなる今回のリミテッドエディションですが、日本での販売予定台数はなんとわずか1台。注文はBMWオンライン・ストアのみでの受付となります。注文の受付期間は2022年10月10日(月)23時59分まで。注文数が用意数を上回った際は抽選が行われ、2022年11月上旬までに当選者を決定し通知される予定とのこと。とは言っても、わずか1台という超エクスクルーシブモデルなので、抽選となることはほぼ間違いないでしょう。納車開始は2023年上半期を予定しており、価格は1593万円です。

●お問い合わせ
BMWカスタマー・インタラクション・センター
TEL/フリーダイヤル0120-269-437
(受付時間:平日9:00~19:00、土日祝 9:00~18:00)
公式サイト