驚きの進化。歴史上最速のアストンマーティン「ヴァンテージ」が誕生
「真のドライバーのために設計された」と謳（うた）う。
イギリスの高級自動車メーカーであるアストンマーティンは2024年2月12日（イギリス現地時間）、マイナーチェンジを行った同社最高峰の最新スポーツカー「ヴァンテージ」を発表。翌13日（火）には、日本国内で初披露されました。
大幅に改良された今回の新型では、4.0リッターツインターボV8エンジンがパワーアップされ、動力性能が飛躍的に向上。従来比155PS、115Nmアップとなる、最高出力665PS、最大トルク800Nmを発生させるとのこと。
前後重量バランスは50：50という完璧な値を実現し、最高速度は325km/hに達します。停止時から100km/hまでの加速（0-100km/h加速）は 3.5 秒で価格は2690万円。デリバリーは2024年第2四半期以降から開始される予定です。
「ヴァンテージ」はアイコニックな血統の最新モデルであり、アストンマーティンの中でも74年の歴史を誇るスポーツカーの真髄。昨年発売された「DB12クーペ」と「DB12ヴォランテ」に続き、同社の次世代スポーツカーをさらに強化するモデルという位置づけとなります。
クラス最高位の665PS/ 800Nmのパワーを発揮する、4.0 リッターツインターボ V8 エンジンを搭載し、50：50 の、完璧な前後重量バランスを実現しています。さらに、最高の高揚とドライバーエンゲージメントをもたらすようチューニングされたシャシーとパワートレインを備えています。
全体的なねじれ剛性を向上させるためのアンダーボディ強化コンポーネントを追加することで、パフォーマンス指向の一体感のあるダイナミクスを発揮できるようボディが強化されいます。
タイヤは「ヴァンテージ」のために専用開発された、「AML」コードが付されたミシュラン・パイロット・スポーツ5sタイヤ。ステアリングレスポンスとフロントエンドグリップは、さらに向上しています。シャープなレスポンス、高いグリップレベル、段階的なブレイク特性に合わせチューニングが行われています。
クリーンで調和の取れたラインが、コックピット内に印象的かつエレガントな雰囲気を創出。シートはサポート性の高いヘッドレスト一体型のスポーツシートで、ヒーター付き、8ウェイ調整式となります。
コントロール類は整然と美しく配置され、ギアセレクターはトグルタイプ。最先端のコネクテッド・テクノロジーとBowers & Wilkins 社が開発した圧倒的なサラウンド・サウンド・システムが採用されています。
双眼で表示されるデジタルメーター類。ちなみにドライブモードは、ウェット、スポーツ、スポーツプラス、トラック、インディビジュアル （ドライブトレイン、ステアリング、シャシーのキャリブレーションを個別に設定）の5つが設定されています。
大幅な改良を受け、手作業で組み立てられた4.0リッターツインターボV8エンジン。組み合わされるトランスミッションは、8速ZFオートマチックトランスミッション。最高速度は325km/h、0ｰ100km/h 加速は3.5 秒。アストンマーティン史上最速となります。
全高1275 × 全幅（ミラーを含む）2124 × 全⾧4495mm、ホイールベース：2705mm、最低地上高：94mm、フロントオーバーハング：925mm、リアオーバーハング：865mm、トランク容量：346L（荷室デバイダー／パーセル・シェルフ取り外し状態）、235L（荷室デバイダー／パーセル・シェルフ取り付け状態）、燃料タンク容量：78L、重量：1605kg（乾燥重量）、重量配分（フロント：リア）：50:50、車両回転径：12m
