コワいけど続きが気になる、Netflixでおすすめの映画&ドラマ10選
まるでおうちで肝試し…そんな気分です。
おうちでも夏を満喫したい人に試してほしいのが、映画・ドラマでの肝試し。
ここでは、『アメリカン・ホラー・ストーリー』が贈る王道ホラーや韓国のゾンビドラマ『キングダム』、『瞳の奥に』や『オキシジェン』など2021年公開の話題の新作まで、おすすめの10作品をご紹介。
スピーディなストーリー展開にハラハラドキドキしたり、ホラーならではの背筋が凍る感覚を味わったり。それでもとにかく、続きが気になって観てしまうような作品を厳選しました。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』（2011～）
2011年に公開されて以来、ファンからのラブコールが止まない大ヒットテレビシリーズの『アメリカン・ホラー・ストーリー』。『glee/グリー』のライアン・マーフィー ＆ ブラッド・ファルチャックが企画・製作を務める本作品。
各シーズンがそれぞれ独立した設定のキャラクターやストーリーを持つのが特徴で、現在Netflixではシーズン9『1984』（2019）までを公開中です。
これまでは、ロサンゼルスの幽霊屋敷に引っ越してきた家族を描いた王道ホラーストーリーのシーズン1『呪いの館』（2011）から、核戦争後の世界を表現したシーズン8『黙示録』（2018、写真）までもラインナップ。
各シーズンのテーマもさることながら、ジェシカ・ラングやサラ・ポールソン、エマ・ロバーツなどの豪華キャスト陣、そして何よりも精巧に練られたプロットに、誰もが引き込まれてしまうでしょう。
『ラチェッド』（2020～）
2020年に話題を呼んだNetflixオリジナルシリーズ、『ラチェッド』。 映画『カッコーの巣の上で』（1975）に登場した看護師長ミルドレッド・ラチェッドに焦点を当てたスピンオフドラマです。
1947年、有名な精神科病院で看護師として働き始めたミルドレッド。その華やかな外見とは裏腹に、彼女が心の底に抱えている黒い闇に迫ります…。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズのサラ・ポールソンが主演を務めるほか、『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズのミランダ・ホッブス役で知られるシンシア・ニクソンも出演しています。
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』（2016～）
Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』は、2022年に最新作となるシーズン4が公開されることが判明したばかり。
1980年代のインディアナ州を舞台に、少年の失踪事件からはじまるSFホラーストーリーで、念動力を持つ少女イレブン役のミリー・ボビー・ブラウンや失踪した少年の母親役を務めたウィノナ・ライダーなど、演技派俳優が主要キャストになって物語を展開します。
また、80年代のポップカルチャーにインスピレーションを受けたという本作。「ルイ・ヴィトン」ではコレクションで、これをモチーフにしたグラフィックがプリントされたTシャツ発表したり、「H&M」ではコラボコレクションを発表するなど、ファッション業界にも影響を与えました。レトロでキュートなファッションも、見どころのひとつとなっています。
『YOU―君がすべて―』（2018～）
『ゴシップガール』のダン役でブレイクした、ペン・バッジリー主演のスリラードラマシリーズ『YOU―君がすべて―』。
本をこよなく愛す書店員の主人公ジョー（ペン）は、恋した相手に異常な執着心を持ち、彼女たちの人生に深く関わるためならどんな手段もいとわない、ゆがんだ愛の持ち主。
シーズン1はニューヨーク、シーズン2はロサンゼルスと、アメリカを代表する大都市が舞台。コワいはずなのに、少しずつ覗くジョーの人間らしく共感を誘う一面や、シネマティックな映像にズルズルとのめり込んでしまうでしょう。
『瞳の奥に』（2021）
2021年の話題作『瞳の奥に』。U2のボーカル、ボノを父に持つ新進気鋭の女優イヴ・ヒューソンが主要キャストとして出演したことでも注目を集めています。
ある事情により、ロンドンに越してきた精神科医のデイビッド（トム・ベイトマン）と妻のアデル（イヴ）。デイビッドの秘書として働くシングルマザーのルイーズ（シモーナ・ブラウン）は、デイビッドと関係を持ちながらアデルとも親密に…。
奇妙な三角関係を描いたサイコスリラーは、サラ・ピンバラによる同名のベストセラー小説が原作となっています。衝撃のラストはきっと、目が離せなくなるでしょう。
『オキシジェン』（2021）
アメリカとフランスの共同制作によるSFサスペンスホラー映画『オキシジェン』。主演を務めるのは、フランス人俳優のメラニー・ロラン。
完全に記憶を失った状態で、極低温ポッドの中で目覚めたリズ（メラニー）。高度なAIミロのサポートで、記憶をたどりながら密閉空間からの脱出方法を模索しますが…。
どんでん返しの結末に、ハラハラドキドキが止まらなくなるでしょう！
『フィアー・ストリート Part 1: 1994』（2021）
Netflixで7月に公開がスタートしたばかりのスラッシャーホラー映画、『フィアー・ストリート』。原作はR・L・スタインの同名の書籍シリーズ。
3部作の第1弾となる『フィアー・ストリート Part 1: 1994』は、小さな街のショッピングモールで11人が惨殺される事件から始まります。何世紀も前から忌まわしい出来事が続くこの悪名高き街で、5人の高校生が殺人鬼に立ち向かいます。
このほか、同時公開中の2作目『フィアー・ストリート Part 2: 1978』、3作目『フィアー・ストリート Part 3: 1666』では、街で起きた過去の事件に迫ります。3作ともイッキ観したくなるはず（!?）です。
Netflixで観る
『スクリーム』（2015～2019）
スラッシャー作品と言えば、ホラーの巨匠ウェス・クレイヴンがメガホンを取った同名映画をもとにした、ドラマシリーズ『スクリーム』も見逃せないでしょう。
高校生の主人公エマ（ウィラ・フィッツジェラルド）のまわりで過去に街で起きた事件とリンクする殺人事件が、つぎつぎと発生し…。
どの登場人物も怪しくて、主人公と共に犯人を推測するのも楽しみのひとつとなるでしょう。Netflixでは現在シーズン1、2を配信中。
『もう終わりにしよう。』（2020）
『ジュディ 虹の彼方に』（2019）のジェシー・バックリーと、『FARGO/ファーゴ』（2015）のジェシー・プレモンスが主演のスリラー映画、『もう終わりにしよう。』。
『エターナル・サンシャイン』（2004）の脚本を務めたチャーリー・カウフマンが監督の本作は、イアン・リードが2016年に発表した同名小説が原作。
恋人ジェイク（ジェシー・プレモンス）と別れを切り出せないでいる女性（ジェシー・バックリー）は、両親に紹介したいと言う彼と田舎にある彼の実家を訪れます。
しかし滞在中、不思議な感覚に見舞われて、何が現実なのかわからなくなっていくのでした…。ストーリーが進むごとに謎が謎を呼ぶ展開に、結末が気になって気になって仕方なくなるでしょう。
『キングダム』（2019～）
『キングダム』は、時代劇 × ゾンビの意外な掛け合わせが話題を呼んだNetflixオリジナルの韓国ドラマシリーズ。『シグナル』（2016）のキム・ウニが脚本、キム・ソンフンが監督を務めています。
時代は李氏朝鮮。王が病に倒れたといううわさが流れる中、王の一人息子で唯一の後継者である主人公の世子（チュ・ジフン）は、不気味な疫病と王宮に渦巻く陰謀に立ち向かっていきます。
チョン・ジヒョン演じる謎のキャラクターを主人公に迎えた、スペシャルスピンオフドラマ『キングダム：アシンの物語』（2021）も配信中です。
