【2023年最新】最高にセクシーな映画BEST17、エスクァイアUS版が勝手に発表
『マジック・マイクXXL』、究極の「Pornhub（ポルノハブ）」のドキュメンタリー、そしてA24作品など、2023年公開の映画の中から“最高にセクシー！”とUS版編集部がおすすめする映画をいくつかご紹介します。
それでは、早速本題に入りましょう。あなたは、何かセクシーな映画を観たい気分だと思ってください。そこで、どの映画が自分にぴったりか？ などと思いながら動画配信サービスの画面上をずっとスクロールする旅などしたくないはずです。わかります、それって虚しい時間にも思えますものね⁉ そこで親愛なるユーザーの皆さん、この提案に耳を傾けてください。ふとした拍子に、ロマンスはどこにでもあるものだと気づくはずです。
なので、ここは（これまでその線で評判の）わかりやすい選択肢から選ぶのではなく（…とは言え、その中でも『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のクリスチャン・グレイに関しては例外と言えますが…）、新しい作品にチャレンジしてみませんか？
ありがたいことに、2023年は驚くほどセクシーな映画があふれています。それでも、あなたの時間を無駄にしないよういくつかの作品をピックアップしました。ここから先の本文で、コメディー、スリラー、ドラマ、ミュージカル、そしてもちろん、いくつかの伝統的なロマンスに至るまで、「感情高ぶること間違いなし」とおすすめしたい作品をずらりラインアップしました。
さぁ、再生リストをスキップして、今から紹介する17作の映画（グレタ・ガーウィグの『バービー』に始まりチャニング・テイタムの『マジック・マイク』復帰作まで）を検索から指名チェックしてみてください。
※日本公開未定の作品もあります。
『バービー』
グレタ・ガーウィグの監督による『バービー』は、アメリカの玩具メーカー「マテル」が発売し、世界的にヒットした着せ替え人形「バービー」の実写版です。
バービーと、そのボーイフレンドのケンを主役にした、ロマンティック・コメディ映画。もしこの映画がセクシーでないなら、他に何がセクシーと言えるのでしょうか。
『After Everything（原題）』（日本公開未定）
アンナ・トッドの小説「After」シリーズの登場人物をもとに、カスティール・ランドンが脚本・監督を務めた2023年のアメリカ合衆国の恋愛ドラマ映画です。2019年に『アフター』（Netflixで視聴）から映画化が始まり、され、2022年の『アフター －幸せの行方－』（Netflixで視聴）との直接の続編となる「アフター」シリーズの第5弾となります。
シリーズ最終章として公開された本作は、これまでのシリーズ作品と同様に実に官能的。本作でハーディンは、ナタリーとの関係を修復するためポルトガルへ旅に出ます。そこであなたは、「なぜ？」と思うかもしれません。それは彼が元カノのテッサについてを、本をつづったから…。やはり、仕事と遊びが混同すると盛り上がるものです。
『パーフェクト・ファインド』
時には、気分を盛り上げるために予期せぬ求婚者が必要ですよね。この『パーフェクト・ファインド』では、ガブリエル・ユニオンが主演し、40歳の女性ジェナを演じています。彼女は憧れの仕事をクビになり、人生のどん底を味わいます。その後、仕事を探しているなかで、年下の男性と恋に落ちます。しかし彼の母親が新しい職場の上司だと判明し、彼らのランデブーの雲行きが怪しくなるのでした…。
『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』
『ミッション：インポッシブル／デッドレコニング PART ONE』…この選択肢は、おそらく思いつかないでしょう。ですが、あなたが思っているよりもセクシーな映画なのです。イーサン・ハント（トム・クルーズ）が、再び人類を救うためのミッションに挑みます。悪党を追い詰めるなかで、彼は仲間のイルサ・ファウストに惹かれ、これがどうにもミッションを複雑にしてしまいます。
『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』
女性主人公、マディ（ジェニファー・ローレンス）が家の差し押さえをなんとか解決しようと頑張る、明るくロマンティックなコメディ映画です。彼女は絶望のあまり、裕福な夫婦が出した19歳の息子とデートしてくれる若い女性を求める広告に応募します。簡易的に面接をした後にマディーはこの仕事を始めますが、そこにはなんと落とし穴がありました。ちゃんと給料をもらうには、想像以上のことをしなければならないのです（皆さん、ここでは言わせないでください）。
『マジック・マイク ラストダンス』
宣言します、この最新版「マジック・マイク」はシリーズの中でも最高傑作です。汗の滴る姿が似合うダンスと知的なユーモアで、最初から最後まであなたを惹きつける魅力的でセクシーな仕上がりになっています。主人公マイク・レーン（チャニング・テイタム）は、ずさんなビジネスの取引によって金銭的な問題を抱えてしまいます。そんな中、裕福な社交界の女性マクサンドラ（サルマ・ハエック＝ピノー）と出会い、彼女がロンドンにつくった新しいストリップ・クラブでマイクを雇うことに…。この幸運によって、彼の状況は変わっていきます。
『マネーショット Pornhubは語る』
「Pornhub（ポルノハブ）」は、（残念ながら）最も代表的なポルノ配給サービスとして世界で知られています。毎日、何百万ものユーザーによって使用されていますが、スクリーンを優雅に美しく飾るアダルト俳優たちを知る人はほんの少ししかいません。『マネーショット Pornhubは語る』では、「Pornhub」に関連した数多くのスキャンダルや不正取引による告発の調査など、「Pornhub」というプラットフォームにおける制作背景を特別に覗くことができます。普遍的な感覚では決してセクシーではないストーリーですが、紆余曲折にあふれているところもセクシーさを際立たせるでしょう。
『Infinity Pool（原題）』（日本公開未定）
もちろん、残忍なホラー・ムービーは世界で一番セクシーなものとはかけ離れているでしょう。ですが、この映画には乱交パーティーのシーンがインサートされています。とは言え、これを“セクシーなもの”として、カウントしていいのでしょうか？ おそらく、いいでしょう。冗談はさておき、本作は少しグロテスクでダーク、そして時折、うっとりさせるような映画でもあります。もしそれがあなたの好みでないなら、他を探したほうがいいかもしれません！ もしそれがあなたの好みなら、美しい田舎での休暇が恐ろしく間違った方向に進んでいく様子を、覚悟して観てください。監督はカナダ映画界の鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の息子、ブランドン・クローネンバーグですので…
『彼女の面影』
失われた愛が魅力的に見えてしまうことは避けられません。『彼女の面影』で、アリソン・ブリーが
故郷を訪れる若き女性アリーの役で主演しています。アリーは故郷で、偶然元彼のショーンと再会。そこで完璧な1日を一緒に過ごしますが、ショーンが別の女性と婚約していることを知り、至福に思えた再会は複雑になっていきます。
『赤と白とロイヤルブルー』
もし敵対する者たちが恋に落ちるストーリーが好きなら、ぴったりな映画です。この『赤と白とロイヤルブルー』は、アメリカ大統領の息子であるアレックス・ディアスと、イギリスの王子ヘンリー・ウィンザーという幼馴染の敵同士についての話です。アレックスとヘンリー王子は互いに軽蔑しあいながらも、広報のために関係者たちから仲直りを強制させられます。仲直りの過程で一緒に過ごす時間が長くなり、そして恋に落ちます。甘いロマンスと官能的なラブ・シーンにご注目ください。
『ボトムス ～最底で最強？な私たち～』
今夏、コメディアンのレイチェル・セノットとエイオウ・エディバリーが、本作で主演を務めました。2人のイケてない高校生、PJ（セノット）とジョシー（エディバリー）がかわいい女の子に会うため、学校でファイト・クラブを始めます。この（性的に）興奮しすぎた計画は、思わぬ展開を迎えます...。学校で人気の女の子たちが、お互いにファイトし始めてしまうのです。
『Dicks: The Musical（原題）』（日本公開未定）
この『Dicks: The Musical（原題）』は、2023年の映画の中で一番セクシーとは程遠いものかもしれません。ですが、馬鹿げたウンチネタのユーモアには触れたくなるものです（実際に触れるという意味ではありません…）。そして、ラッパーのメーガン・ザ・スタリオンがこの映画に出演しているのです。それだけでも、本作がホット・ガールの作品であることが保証されたようなものです。そこであなたはきっと、これは一体どんな内容の映画なのだろうと気になったかと思います。それは…ナルシストな同僚2人が生き別れた双子であったことを知り、互いの親と再会しようと計画を立てるというストーリーです。映画タイトルが淫らですって？ まぁ、単なる言葉遊びということにしましょう。
『マエストロ：その音楽と愛と』
えっ！ 伝記映画はセクシーじゃないって？ 皆さん、心を開いてください。最も情熱的なラブ・ストーリーはすでに起こっていたのです。作曲家レナード・バーンスタインと彼の妻フェリシア・モンテアレグレのロマンスを例にとりましょう。彼らの嵐のような恋愛は、公開目前の本作のテーマになっており、プライベートと仕事の境界線がぼやけてきたときに何が起こるのかを描いています。
『異人たち』（日本では2024年春公開予定）
この『異人たち』は、ポール・メスカルとアンドリュー・スコットが主演を務める、注目すべきロマンティック・ファンタジー映画です。アンドリュー・スコット演じるアダムは、同じマンションに住むハリー（ポール・メスカル）に恋心を抱きます。関係が深くなるにつれ、アダムは自身の過去に悩まされるようになって故郷に戻ることを決めます。そしてそこには、驚きの事実が待っていました。30年前に亡くなったはずのアダムの両親が、なぜか生きていたのです…。原作は、1988年に映画化もされた山田太一著『異人たちとの夏』です。
『MaXXXine （原題）』（日本公開未定）
映画タイトルにある3つのXでお分かりいただいているでしょうが、もしそれでもピンとこないなら、説明させてください。『MaXXXine （原題）』はミア・ゴス主演の（アメリカのインディペンデント系エンターテインメント企業で、アカデミー賞のノミネート作品多数の）A24によるホラー3部作の3作目の映画です。主人公パールは精神を病み、有名になるためならなんでもします。シリーズ最初の2作品はパールの悲しい始まりの物語を描き、『MaXXXine （原題）』ではその血みどろの物語を締めくくるのではないかと予想されています。『MaXXXine （原題）』はもともと2023年にプレミア公開される予定でしたが、公開延期となっています。アップデートを待っている間、シリーズ最初の2作品『Pearl パール』と『X エックス』が動画配信サービスで視聴できます。
Translation / Miki Chino
Edit / Minako Shitara
※この翻訳は抄訳です
