2017年、「The Ten」の名前で展開され、大きな話題を呼んだヴァージル・アブロー率いるOff-White(オフホワイト)とNike(ナイキ)のコラボレーション。そして2021年夏、ヴァージル・アブローが再びナイキとのコラボプロジェクトに戻ってきました。

 このコラボでは、 ヴァージル・アブローがナイキの人気スニーカー「ダンク ロー(Dunk Low)」を50パターンのバリエーションで表現するという実験的な試みです。10バリエーションだった前回のコラボから5倍もの量となる今回は、カプセルコレクションとは呼べないほどに大規模なものとなり、「Dunk Low “The 50”」と名づけられました。

 Nike SNKRSのページでは、全ての組み合わせをプレビューできるようになっています。50モデルのうち48モデルは同じパターンで、白とグレーのスニーカーに、Helvetica(ヘルベチカ)書体の文字をプリントしたものや、オーバーサイズのタブ、プラスチック製のタグなど、オフホワイトのシグネチャーモチーフを使ったカラフルなディテールがあしらわれています。

 
COURTESY NIKE SNKRS
シリアルナンバー「1/50」のモデル。オールホワイトのアッパーにシルバーのスウッシュとイエローのソール。
 
COURTESY NIKE SNKRS
シリアルナンバー「50/50」のモデルは、オールブラックのアッパーにメタリックシルバーのスウッシュとパープルのディテールを採用しています。

 50種類ものバリエーションの中には、カラーを変えたものだけでなく、レザー、スエード、ファブリックなどの素材使いをアレンジしたモデルなど、多岐に渡ります。また各モデルには「1/50」から「50/50」まで、デザインのシリアルナンバーも表示されています。

販売方法も実験的!?

 気になる販売方法ですが、ナイキへのエンゲージメントの高いユーザーのみが参加できるようにするという、新たなシステムが導入される予定です。具体的には、ナイキのスニーカーアプリ「SNKRS」を通じて、限定アクセスの招待状を受け取ったユーザーのみが購入する権利を得ることができるというもの。

 そのインビテーションを受け取るためには、「SNKRS」の中で行われるさまざまなコンテンツへの積極的な参加など、よりアクティブなユーザーほど、招待状が届く可能性が高くなるとのことです。今後も特別なスニーカーのリリースがある場合などは、同様の販売方法が検討されています。

 なお、「Dunk Low “The 50”」購入のインビテーションは、8月9日(現地時間)に選ばれた「SNKRS」ユーザーのみに送られる予定です(詳細はコチラ)。

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Source / Esquire IT
※この翻訳は抄訳です