「Calvin Klein(カルバン・クライン)」は、「This is Love」と称したLGBTQIA+コミュニティに属する人々のそれぞれにとってのファミリーを祝福する、最新キャンペーンを発表。友人、パートナー、恋人、隣人、仲間といったキャストたちが、「自分にとって家族が意味するもの」について共有し、LGBTQIA+コミュニティ内に存在する、各自が選んだ大切なつながりに関して幅広く焦点を当てています。

キャンペーンビジュアルについて

このキャンペーンでは、プライド月間(毎年6月は、プライド月間と称し、LGBTQ+の権利について啓発を促すさまざまなイベントが開催されています)への新たなアプローチとなる新コレクションにフィーチャー。そしてニューヨーク在住の新進気鋭の写真家ジョン・エドモンズが、LGBTQIA+の先駆者からエンターテイナー、支持者をはじめとするキャストたちを撮影しています。

calvin kleinが「this is love」キャンペーンでlgbtqiaコミュニティのファミリーを祝福
Calvin Klein / John Edmonds

参加したのは、映画監督のジョン・ウォーターズと俳優のミンク・ストール、俳優のサーシャ・レーンとセルジオ・レーン、LGBTQの若者のための団体トレバー・プロジェクト(The Trevor Project)のメンバー、ミュージシャンのスネイル・メイルとその仲間、伝説のボールルームハウスであるハウス・オブ・エクストラバガンザ(House of Xtravaganza)、ヘアスタイリストのホリー・スミスとその婚約者ポニー、俳優のジャスティス・スミスとそのボーイフレンドで俳優のニコラス・アッシュ、アフロフューチャリズムのアート集団トライブ(TRIBE)といった面々。

「This is Love」コレクションをはじめとする「カルバン・クライン」のアイテムを身にまとったキャストたちは、愛する人とともに確かな絆を感じさせる穏やかな瞬間やプライベートな親密さ、陽気にじゃれ合う姿をカメラの前で見せ、お互いの関係を表現しています。

それは非伝統的であり、無制限であり、そしてリアル。これが「カルバン・クライン」がとらえた家族のカタチです。

calvin kleinが「this is love」キャンペーンでlgbtqiaコミュニティのファミリーを祝福
Calvin Klein / John Edmonds

「This is Love」コレクションの内容

「This is Love」コレクションでは、アパレル、アンダーウェア、アクティブウェアを展開し、プログレス・プライド・フラッグ(LGBTQのインターセクショナルな多様性のシンボル)にインスパイアされたカラーが使用されています。どのアイテムにも、フラッグの各色が表す意味(黒は美、茶色は力、ピンクは性、オレンジは癒し、黄色は太陽の光、褐色は調和、白はノンバイナリー、ターコイズは魔法、青は静けさ)が記された織地のタグが付いています。

また、アンダーウェアの新コレクション「リイマジン ヘリテージ」には、LGBTQIA+の多様なセクシュアリティ、ジェンダーアイデンティティ、性的特徴に存在するインターセクショナリティ(交差性)をふまえて、これらのカラーを渦巻き状に組み合わせたバンドや生地が使用されています。

calvin kleinが「this is love」キャンペーンでlgbtqiaコミュニティのファミリーを祝福
Calvin Klein / John Edmonds

LGBTQIA+コミュニティへの支援も継続

「カルバン・クライン」はこれまでに、LGBTQIA+の公平、擁護、安全、正義のために闘うNGO団体へ、2022年時点で計40万ドルもの金額を支援してきました。

今回のキャンペーンには、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー、クィア、そして悩みを抱える若者のための世界最大の自殺防止・危機介入団体「トレバー・プロジェクト」の職員も3人参加しています。「トレバー・プロジェクト」の活動には、電話やメール、チャットによる年中無休の緊急対応サービス、自殺防止プログラムなどLGBTQIA+の若者やその家族、教育者、支援者のためのリソースが含まれており、「カルバン・クライン」はその救命活動を支援するとともに資金援助も行っています。

上記に加えて、誰もが安全に平等に自由に暮らせる世界をつくるためにたゆまぬ努力を続けるLGBTQIA+のネットワーク、コミュニティやムーブメントについてのグローバルな発信元として、国際レズビアン・ゲイ協会(ILGA World)のイニシアチブも支援。さらに、全米レズビアンとゲイの親と家族と友人をつなぐ会(PFLAG National)およびトランスジェンダー・ロー・センター(Transgender Law Center)との提携を2022年末まで継続し、LGBTQIA+の教育、安全、包摂、正義を推進するその重要な活動を支援しています。

公式サイト