adidas samba スニーカーがこの秋に再び流行する理由
Getty Images

「クラシックなスニーカーのコレクションを持つ」ということは、単にナイキ「エアフォース1」やコンバース「チャック70」を手に入れることだけの話ではありません。皆さんが思秋期の頃に履いていたような、「もう流行遅れでしょ」と思ってしまいがちなモデルもその魅力を再確認すべきであることを訴えていると言っていいでしょう。

皆さんも、これを実践しているスニーカーヘッズ(スニーカーの熱狂的なコレクター)から学ぶべきことがあります。それはどんな古いスポーツシューズでも、レトロなファッションとしてよみがえる可能性は高い…ということです。これを証明するのが、ダッドシューズの流行で復活したアシックスのスニーカーや、『フォレスト・ガンプ/一期一会』(日本公開1995年)などの映画でカルトスニーカーとなったナイキ「コルテッツ」。この2つはその代表格です。

そして2022年秋になると、そこにアディダス「SAMBA(サンバ)」が加わってくるでしょう。その最初の兆候として、すでに多くのサイズが品薄状態になっています。「サンバ」はアディダス創業直後の1950年に初代モデルがリリースされました。この年はFIFAワールドカップがブラジルで開催された年。それを記念して、ブラジル音楽のサンバにちなんで「サンバ」と名づけられました。もともとフットサル用として開発されたシューズのため、優れたグリップ力や耐久性、足の保護性といった機能性が持ち味。加えてシンプルかつスマートなルックスが世界中の多くの人たちに支持されているモデルです。2017年には、その機能性をアップデートしてスケートボード仕様も登場します。そうして今では、全世界で3500万足以上の売上を誇るロングベストセラーモデルとなっているというわけです。

adidas samba スニーカーがこの秋に再び流行する理由
Getty Images

ハイトップのスニーカーであるアディダス「フォーラム」、コンバース「チャンキーソール」、ナイキ「ブレーザー MID '77」など…。スニーカーのトレンドはこの秋も、80年代のモデルが流行していることを示唆しています。ですが、スニーカーの世界は時に予測不可能です。アディダス「サンバ」が男性の間で再び注目を集めているのがその証拠と言えるでしょう。

サンバ ヴィーガン  samba vegan
Adidas
サンバ ヴィーガン / SAMBA VEGAN
1万3200円
公式サイト

ハリー・スタイルズがアディダス「ガゼル」を履いてステージに登場したとき、すでにこのタイプの懐かしいスニーカーがカムバックする予兆がありました。が、アディダス「サンバ」のムーブメントは、もっと大きくなってきています。ロバート・パティンソンやエイサップ・ロッキーも履いていますし、カニエ・ウェストも自身がデザインした「Yeezy(イージー)」ではなく、アディダス「サンバ」を履いていることもあることを見逃すことはできません。

2022年の秋には、あらゆるところでこのアイコンを見かけるようになるに違いありません。

the velosamba ヴィーガン サイクリング  the velosamba vegan cycling
Adidas
THE VELOSAMBA ヴィーガン サイクリング
1万5400円
公式サイト

アディダス公式サイト

Source / ESQUIRE ES
※この翻訳は抄訳です。