[目次]

▼ 携帯用おしり洗浄器とは

▼ 携帯用おしり洗浄器の選び方

▼ 携帯用おしり洗浄器のおすすめ6選

▼ 携帯用おしり洗浄器を海外旅行に持って行くときの注意点

▼ まとめ


トイレ事情が日本と大きく違う海外へ出張に行ったり、旅行に出かけたりする際に「あると便利!」と言われているのが、携帯用おしり洗浄器です。他にも、キャンプや介護、災害時などにも活用できます。

このページでは、そんな携帯用おしり洗浄器の選び方や機内持ち込み時の注意点などを解説します。さらに、TOTOやPanasonicといった人気メーカーの商品を厳選してご紹介します。ぜひ、最後までお付き合いください。

携帯用おしり洗浄器とは

考えている男性
dolgachov//Getty Images

携帯用おしり洗浄器とは、TOTOの「ウォシュレット」やINAXの「シャワートイレ」、パナソニックの「ビューテイ・トワレ」のような、温水洗浄便座が設置されていないトイレでも、おしりを洗浄できるアイテムのことです。

例えば、海外旅行やキャンプに出かけた際、トイレに温水洗浄便座が設置されていなくて「不便だな」「衛生面が気になる」と思ったことはないでしょうか? そんなときに、携帯用おしり洗浄器は役立つためおすすめなのです。

また携帯用おしり洗浄器は、介護や赤ちゃんのおむつ替えにも重宝します。排泄物でおしりが汚れてしまっても、負担を大きくかけずに洗い流せることでしょう。さらに、携帯用おしり洗浄器は災害時に物資が不足し、トイレットペーパーが手に入らない…というときにもきっと役に立つはず。簡易トイレなどと一緒に、防災リュックの中に入れておくのもおすすめです。

携帯用おしり洗浄器の選び方

タイプから選ぶ

◇使い捨て可能な手動式

手動式は読んで字のごとく、手動で水を押し出すタイプです。す力の強弱で1回あたりの水の量を調整できるうえ、使い捨てできるほどのリーズナブルさでおすすめできます。それに加えて、電池いらずで使える手軽さも見逃せません。旅行やキャンプ、災害時にきっと重宝するはずです。

◇ほどよい水圧の加圧式

加圧式の携帯用おしり洗浄器では、圧力を利用して水を噴射します。使用前にポンピング(ポンプの圧力の作用で、流体を移動させること)を行う手間はありますが、それだけ電動式に近い水勢を確保できるのがメリット。手動式では、「ちょっと物足りない…」という人におすすめと言えます。

◇ボタンで操作できる電動式

電動式の携帯用おしり洗浄器は、電池を入れればボタンで操作できるため、多くの人にとって扱いやすいはず。「3タイプの中で特に水勢がよい」と言われており、さらに中には、水勢を数段階に調整できるものもあっておすすめです。モーター音が「気になる…」という人もいるかもしれませんが、操作性や機能性はバッチリです。

容量を重視する人は
ペットボトルタイプを
ペットボトルを持つ手
Tamer Dagas//Getty Images

携帯用おしり洗浄器の容量は、100〜300mlが主流。ただ、携帯用おしり洗浄器を選ぶうえで「容量が大事」という人には、ペットボトルにノズルが取り付けられるタイプが向いています。これなら、500mlのペットボトルも携帯用おしり洗浄器に早変わり! 都度、水道水を入れてトイレに持ち込んで使えるでしょう。

水圧、洗浄時間を
確認しておこう
水圧
OleJohny//Getty Images

携帯用おしり洗浄器の水圧は先述のとおりタイプによって違いますが、商品によって異なるため一概には言えません。また、洗浄時間は本体容器の容量に左右されがち。なので、購入前にメーカーの説明を確認したり、口コミを参考にしたりして選ぶことをおすすめします。

携帯用おしり洗浄器の
おすすめ6選

TOTO 携帯用おしり洗浄器 携帯ウォシュレット

TOTO 携帯用おしり洗浄器 携帯ウォシュレット

TOTO 携帯用おしり洗浄器 携帯ウォシュレット

¥6,680
Amazon で見る
楽天市場 で見る

TOTOの携帯ウォシュレットには、単3形アルカリ乾電池1個をセットして使います。ボタン1つで水を出したり、止めたりできる操作性のよさが魅力。ノズルの先端(水が出る部分)は「3穴」もしくは「5穴」から、好みに合わせてワンタッチで付け替えられます。手早く使えてサッとしまえる、スライドタンク式を採用しているのもおすすめのポイントです。

  • タイプ:電動式
  • 容量:約180ml

Panasonic(パナソニック) 携帯用おしり洗浄器 ハンディ・トワレ

携帯用おしり洗浄器 ハンディ・トワレ

Panasonic(パナソニック) 携帯用おしり洗浄器 ハンディ・トワレ

¥6,890
Credit: 楽天市場

パナソニックの「ハンディ・トワレ」は、断続的にシャワーが噴射する「ビート洗浄」により、しっかり心地よくおしりを洗浄できると評判。水だけでなく、40℃のお湯にも対応しています。また、45dB(深夜の市内と同程度)の「低騒音化設計」になっているため、使用時の音が気になる人におすすめです。ペットボトルを装着できるアダプターも付属しています。

  • タイプ:電動式
  • 容量:130ml

RemarksJapan 携帯ウォシュレット

RemarksJapan 携帯ウォシュレット

RemarksJapan 携帯ウォシュレット

¥999

自分好みの水圧に調整しやすい、手動式の携帯用おしり洗浄器。男女兼用で、介護時の洗浄用具としても使えます。実際に購入し、使ったことがある人の中には「ボトルがやわらかく」て扱いやすいと感じた人もいるようです。約450mlもの水が入れられるので、大容量タイプをお探しの人にもおすすめでしょう。

  • タイプ:手動式
  • 容量:約450ml

富士商 加圧式携帯洗浄機

富士商 加圧式携帯洗浄機

富士商 加圧式携帯洗浄機

¥1,300

一方こちらは、圧力を利用して水を噴射する加圧式の携帯用おしり洗浄器です。ポンプを20回程度上下に動かし加圧したのち、ボタンを押して使います。ノズルは、自分にあった長さに調整可能。さらに、未使用時は本体に収納できます。ポーチが付属しているので、持ち運びしやすいのもおすすめのポイントです。

  • タイプ:加圧式
  • 容量:約100ml

Viaes(ビアエス) おしり洗浄器

Viaes(ビアエス) おしり洗浄器

Viaes(ビアエス) おしり洗浄器

Now 38% Off
¥3,580

3色展開の携帯用おしり洗浄器で、専用の水タンクだけでなく市販のペットボトルに取り付けられるアダプターが同梱されています。さらに、アダプターは日本用・海外用の2タイプを用意! 日本からわざわざ空のペットボトルを持参しなくても済むので、海外旅行や出張で使いたい人におすすめです。

IPX6相当の防水設計になっており、本体を水洗いできるのもうれしいポイントです。

  • タイプ:電動式
  • 容量:140ml

dretec(ドリテック) おしり洗浄器 ハンディシャワー

dretec(ドリテック) おしり洗浄器 ハンディシャワー

dretec(ドリテック) おしり洗浄器 ハンディシャワー

¥2,436

こちらもボタンを押して使う電動式。約60秒経過後、自動的にオフになる「オートパワーオフ機能」を搭載しています。水圧はHIGH・LOWの2種類の強さから、好みに合わせて選択可能。

水道水はもちろんのこと、40℃までのぬるま湯にも対応。IPX4相当の防滴仕様なため、多少水がかかってしまっても問題なく使えることでしょう。

  • タイプ:電動式
  • 容量:140ml

携帯用おしり洗浄器を
海外に持って行くときの
注意点

飛行機の客室
Witthaya Prasongsin//Getty Images

携帯用おしり洗浄器は、地域によってはトイレ事情が日本と大きく異なる海外において、心強い味方になり得ます。ですが、携帯用おしり洗浄器を海外に持って行ったり、海外で使ったりするときには注意点も…。そこで最後に、携帯用おしり洗浄器を海外旅行に持っていくときのポイントを紹介します。

機内持ち込みの際は
水を入れない

国際民間航空機関(ICAO)は、2006年にイギリスで発生した「航空機爆破テロ未遂事件」を受けて、各締約国に対して「液体物の機内持込制限に関するガイドライン」を通知しました。日本でも2007年3月1日より、本ガイドラインに基づいて液体物の持ち込みが制限されています。(出典:国際線の航空機客室内への液体物持込制限について|国土交通省

具体的には「100ml(g)を超える容器に入ったあらゆる液体物」は、機内に持ち込めません。場合によっては、保安検査場で放棄を求められることも…。携帯用おしり洗浄器は必ず、空にして持ち込みましょう。(出典:液体物の持ち込みについて(国際線)|成田空港

ノズルがセットできない
こともある

携帯用おしり洗浄器の中には、ペットボトルにノズルが取り付けられるタイプもあります。が、日本の規格に合わせてつくられていることが多く、海外のペットボトルにはノズルがセットできない…という事態もあり得ます。万が一を想定して、日本からペットボトルを持って行くのがおすすめでしょう。

まとめ

このページでは、携帯用おしり洗浄器の使い方や選び方、Amazonや楽天市場などのECサイトから購入できるおすすめ商品を紹介しました。携帯用おしり洗浄器は1つ持っていれば、実はさまざまシーンで役に立つ「縁の下の力持ち」的なアイテムと言えます。

これから海外旅行をする人はもちろんのこと、災害時への備えとして、購入を検討してみてはいかがでしょうか。