東京・虎ノ門ヒルズにあるホテル「アンダーズ 東京」。そのメインダイニングである『ザ タヴァン』は、地上51階からの景色を眺めながら極上のグリル料理を味わえるレストランとして多くのゲストを迎えてきました。
そのザ タヴァンで、このたび期間限定のポップアップイベントが行われます。海外のグルメシーンから注目されるシェフを招待し、アンダーズ 東京のために考案されたディナーを味わえる「ザ タヴァン シークレット キッチン」です。それは1日14名のゲスト限定という、少人数制で開催される一期一会のグルメ体験となります。
海外の有名シェフが
腕をふるう特別企画
海外からシェフを招聘(しょうへい)し、期間限定で開催されるこのイベント。その第1弾として10月に招かれたのは、オランダ人のシェフ、デニス・カイパース氏です(第2弾は2024年1月を予定)。近年高い評価を集め、欧州ではフランス、ベルギーに次ぐ美食の国とされるオランダの美食界において、最高の栄誉である「SVH Master Chef」を当時最年少の33歳で獲得。その後16年にわたり、オランダ・アムステルダムにある2つ星レストラン「ヴィンケルス(Vinkeles)」のエグゼクティブシェフとして多くの食通の舌を楽しませてきました。
2023年12月開業予定の「ホテル虎ノ門ヒルズ」内のレストラン「ル・プリスティン東京」のエグゼクティブシェフ就任も決まっており、今回のイベントはひと足早くカイパース氏の料理を楽しめる、またとない機会でもあります。
今回のデニス・カイパース氏が手掛けるのは、デセールを含む全6品のコース。(6品の他にアミューズもつきます)。日本の秋を意識した旬の食材がふんだんに使われています。
その一例をご紹介すると、アミューズとして提供される「サツマイモのタルトレット サツマイモ コーヒー イクラ」は秋の味覚がギュッと詰まったプチタルト。それに続くオードブル「北海道産帆立の炭火焼き マスカット セロリ コールラビ バリロットチーズ」は、柔らかな帆立とシャキシャキしたマスカットの食感のコントラストが楽しい一品です。
オプションとして用意されるワインペアリングメニューの存在も、忘れてはいけません。今回供されたワインの産地は、トスカーナ、オーストラリア、コート・デュ・ローヌ、そしてチリとさまざまでしたが、どれも料理の味わいをより深めてくれるものばかりでした。
このコースでは、メインとなる肉料理が2皿提供されます。5皿目の「仔牛のシビレ フレーグラ グリーントマト ラスエルハヌート レモン」はイタリア・サルディーニャ地方で食べられるフレーグラという粒状のパスタの上に、照り焼きに似た風味の子牛のシビレが添えられたひと皿。6皿目の「鹿肉のロースト 栗 エリンギ モラセス マスタード」はさっぱりとした味わいの鹿肉と、栗やエリンギなどの秋の味覚を酸味の利いたマスタードソースで味わうひと品です。
それぞれ赤ワインがペアリングされますが、この日仔牛に合わせられたワインはオーストラリア産らしいフレッシュな味わい。一方の鹿肉に合わせられたのはしっかりとタンニンを感じさせるコート・デュ・ローヌ産のフルボディで、料理の個性を生かしたマリアージュを楽しみました。
目の前でプロの技を鑑賞し
その味わいに舌鼓を打つ
そして「ザ タヴァン シークレット キッチン」が行われる舞台は、「ザ タヴァン」に五つあるプライベートダイニング(個室)のうち、唯一専用のオープンキッチンを備えた個室「キッチンテーブル」です。スペシャルなディナーを個室でゆったりと味わえるだけでなく、ゲストシェフの技を間近で見られるスペシャルな空間です。
シェフの流れるような調理風景を眺めながら、最高の料理に舌鼓を打つ。グルマンにとって素晴らしいエンターテインメントと言えるでしょう。食欲の秋の始まりを告げる「ザタヴァン シークレットキッチン」で、今までとひと味違う角度から日本の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- 店舗:ザ タヴァン グリル&ラウンジ
- 住所:東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ 森タワー アンダーズ 東京 51 階
- 期間:2023年10 月 28 日(土)まで
- スケジュール:
18:30~ ウェルカムドリンク(ザ タヴァン ラウンジにて)
19:00~ ディナー開始 (キッチンテーブルにて) - 価格:1万8200円(スペシャルコースメニュー[全6品]、税込・サービス料別)※オプションでワインペアリングメニューの用意もあります
- 予約:tokyo.restaurant@andaz.com(予約専用メールアドレス)
- 特設サイト
●お問い合わせ
アンダーズ 東京
住所/東京都港区虎ノ門1-23-4 虎ノ門ヒルズ 森タワー アンダーズ 東京 51階
TEL/03-6830-7739
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