[目次]

▼ スマートタグとは? スマートタグの仕組みを解説

▼ スマートタグはタイプで選ぶ

▼ Bluetooth接続の有効範囲をチェック

▼ 電池交換ができるか? も確認しておこう

▼ 防水機能付きだと万が一のときも安心

▼ スマートタグのおすすめ8選

▼ まとめ


忘れ物防止に役立つことで人気を集めている「スマートタグ」。しかし「どのような仕組みなの?」と疑問に思っている人もいるかもしれません。

そこでこのページでは、スマートタグの仕組みや選び方などを解説します。さらに、Amazonや楽天市場で購入できるAirTagやDIGL(ディグル)といったおすすめ商品も紹介します。

スマートタグとは?
仕組みや使い方を解説

スマートフォン, 男性
boonchai wedmakawand//Getty Images

スマートタグとは鍵や財布などの貴重品に取り付けて、その位置を確認するためのアイテムです。「位置を確認する…」と聞くと「GPS機能が搭載されているのでは? 」と思われるかもしれませんが、実はほとんどのスマートタグには、GPS機能は搭載されていないそうです。

それでは一体、どのように位置を確認するのでしょうか。スマートタグは、Bluetooth通信によって専用のアプリをインストールしたスマートフォンと接続する仕組みです。そして、その接続が切れるとスマートタグを「紛失」したと判断し、通知を送ったり音を鳴らしたりします。

スマートタグはタイプで選ぶ

スマートタグ
usha negi//Getty Images

まずはスマートタグをどのように使うか? を考慮して、スマートタグのタイプを選びましょう。

キーホルダータイプ

名前のとおりキーホルダーのように使えるタイプです。特に鞄の中で迷子になりやすい車の鍵や自宅の鍵、USBメモリーなどに取り付けたい場合におすすめと言えます。さまざまな形・色をした商品が販売されているので、好みのものを選ぶ楽しみもあるでしょう。

カードタイプ

厚さ2〜4mm程度のカードタイプは、クレジットカードや交通系ICカードなどと同じような感覚で使えます。財布やパスケースに忍ばせておいたり、重要な書類を入れたファイルに同封したりするのもいいですね。

シールタイプ

裏面が両面テープのようになっていて、タブレットやノートパソコン、ワイヤレスイヤホンのケースなどにペタッと貼り付けられます。また、手帳やノートなどに貼り付けてもOK。商品数は多くないものの、汎用性の高さはピカイチと言えるでしょう。

Bluetooth接続の
有効範囲をチェック

Bluetooth接続の有効範囲(通信が可能な距離のこと)も確認しておきましょう。先ほどの通り、スマートタグはBluetooth通信によってスマートフォンと接続しますが、この通信が可能な範囲を超えると接続が切れてしまうからです

Bluetooth接続の有効範囲はスマートタグごとに異なるため、一概には言えません。しかしあえて目安を示すならば、スマートタグを自宅や職場で使う場合は、有効範囲が30〜60m程度あれば特に問題ない…と言えるでしょう。一方で、スマートタグを外出先で使う場合は、有効範囲が100m以上あるスマートタグを選ぶと安心かもしれません。

電池交換ができるか? も
確認しておこう

ボタン電池
ewg3D//Getty Images

コスパを考慮するなら、電池交換可能なスマートタグをチョイスしましょう。電池交換ができないと、都度スマートタグを買い換える手間と費用がかかるからです。なお、ほとんどのスマートタグに使われる市販のボタン電池の寿命は「半年〜1年くらい」だと言われています。電池交換の正確なタイミングはスマートタグごとに違いますが、1つの目安にしてください。

防水機能付きだと
万が一のときも安心

さらに防水機能が付いていれば、急に雨が降ってきたときや飲み物をこぼしてしまったときにも慌てずに済みます。特にスマートタグをお気に入りの傘や自転車、スポーツ用品などに取り付けるつもりなら、防水機能の有無にも着目してみてください。

ちなみに防水性の高さは「IPX」という単位で表され、このあとに続く数字が大きいほど防水性が高いと言われています。完全防水仕様のものをお求めの場合は「IPX5」以上が理想ですが、日常生活で使う場合は「IPX4」以上を目安にするとよいでしょう。

スマートタグのおすすめ8選

Apple AirTag

AirTag

Apple AirTag

¥4,779
Amazon で見る
楽天市場 で見る

ワンタップでAirTagとiPhone、iPadを瞬時に接続。Appleが提供している「探す」アプリを利用して、内蔵スピーカーから音を鳴らしたりSiriに頼んだりして、落とし物や忘れ物を探せます。

また、超広帯域テクノロジーによってAirTagの場所まで案内してくれる、「正確な場所を見つける」機能も搭載。スマートタグを探しているiPhoneユーザーは、まずはこちらを試してみてはいかがでしょう。

  • タイプ:—
  • Bluetooth接続の有効範囲:—
  • 電池交換:可
  • 防水機能:あり

グリーンハウス スマートタグ DIGL(ディグル)

スマートタグ DIGL(ディグル)

グリーンハウス スマートタグ DIGL(ディグル)

¥2,980

iPhone、iPadの「探す」アプリを利用して、スマートタグの現在位置を特定できるのが強みです。また、日本語オリジナルアプリ「GH Smart」では、Androidにも対応しています。電池の寿命は最大で1年間。基本的には、1年に1回電池交換すればくり返し使えるので、経済的とも言えるでしょう。

さらに「IP66」相当の防塵・防水設計になっており、屋外で使う際も安心です。特に、自転車などに取り付けられるスマートタグをお求めの人におすすめできます。

  • タイプ:キーホルダータイプ
  • Bluetooth接続の有効範囲:約10m以内
  • 電池交換:可
  • 防水機能:あり(IP66)

キュリオ Smart Tag

Smart Tag

キュリオ Smart Tag

¥1,100

キュリオの「Smart Tag」は、本体とスマートフォンのどちらからでもブザーを鳴らせるのが特徴。一定時間ごとにGPS情報が保存されるので、必要なときに位置情報をチェックできるのもメリットです。

さらに、カラーバリエーションが豊富なところも魅力。好きな色を選ぶ楽しみもありますね。

  • タイプ:キーホルダータイプ
  • Bluetooth接続の有効範囲:10~20m
  • 電池交換:可
  • 防水機能:—

山善 attag(アッタグ)

attag(アッタグ)

山善 attag(アッタグ)

Now 11% Off
¥1,800

こちらのスマートタグは、バッテリー残量を確認できます。電池が突然なくなってしまうのが心配な人におすすめです。また、attag側からスマートフォンの音と光を発せられるため、スマートフォンを失くしてしまったときにも探すのに役立つでしょう。

最大6個まで同時接続可能なので、用途に合わせて使い分けることもできます。失くしやすい鍵やバッグ、迷子が心配なペットの首輪などにぜひどうぞ。

  • タイプ:キーホルダータイプ
  • Bluetooth接続の有効範囲:40m
  • 電池交換:可
  • 防水機能:—

Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Link

Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Link

Anker Eufy (ユーフィ) Security SmartTrack Link

Now 25% Off
¥2,243

Appleの「探す」アプリに対応しており、iPhoneやiPad、Macデバイスの「探す」ネットワークで落とし物の位置を特定できるのがメリットです。

また、常に位置情報の利用を「許可」に設定しておけば、荷物を置きっぱなしにしてその場を離れた場合にアラートで知らせてくれます。「ついつい忘れ物が多くて困っている…」という人は、手にとってみてはいかがでしょうか。

  • タイプ:キーホルダータイプ
  • Bluetooth接続の有効範囲:最大80m
  • 電池交換:可
  • 防水機能:あり(IPX4)

Tile Tile Slim

Tile Slim

Tile Tile Slim

Now 17% Off
¥4,770

こちらはTile Slimシリーズの中で、Bluetoothの有効範囲が最も長い最新モデルです。さらに防水性は従来の「IPX7」から、「粉塵をシャットアウトし、水深1m以下の深さに常温で30分沈んでいても耐えうる」という「IP67」にグレードアップ。

電池交換はできませんが、本体の寿命は約3年間と長いためコスパ良好と言えるのではないでしょうか。

  • タイプ:カードタイプ
  • Bluetooth接続の有効範囲:約75m
  • 電池交換:不可
  • 防水機能:あり(IP67)

Tile Tile Pro

Tile Pro

Tile Tile Pro

Now 12% Off
¥5,110

「手にしたときのフィット感が良好」という縦長のデザイン。Bluetoothの有効範囲が約120mのハイスペックモデルで、車の鍵や旅行鞄などにおすすめです。各種スマートスピーカーや「Siriショートカット」の日本語版に対応しているので、話しかけるだけで探してくれるのもポイントです。

さらにTile Slimシリーズと違って、電池交換が可能なので都度スマートタグを買い換える手間もないでしょう。

  • タイプ:キーホルダータイプ
  • Bluetooth接続の有効範囲:約120m
  • 電池交換:可
  • 防水機能:あり(IP67)

紛失防止タグ

紛失防止タグ

紛失防止タグ

¥3,320

世界最小級の紛失防止タグと謳(うた)っている「MAMORIO」。その特徴は、「みんなでさがす」機能を搭載しているところ。およそ25万人のユーザーと約700路線の交通機関が連携し、落とし物を検知します。その発見率は99.8%を誇りますが、第三者に落とし物の位置情報が伝わることはないため安心と言えそうです。

また、紛失物が見つからなかった場合、最大3万円の補償が受けられる「あんしんプラン」も用意されています(アプリより加入が必要)。

  • タイプ:カードタイプ
  • Bluetooth接続の有効範囲:約60m
  • 電池交換:不可
  • 防水機能:—

まとめ

スマートタグは、スマートフォンさえ持っていればどなたでも使うことができます。難しい設定をする必要もなく、Bluetoothに接続するだけでOKです。この機会にぜひ、日々の生活にスマートタグを取り入れてみてはいかがでしょうか。