「やっぱり映画って音だ!」ストリーミング体験が没入体験にレベルアップ 

わが家に一時的にやってきたSonos Era 300。フリッソン(※)を感じる音楽にフィーチャーするため、グラミー賞やエミー賞をはじめとする数々の賞を受賞している著名なプロデューサー、 エリック・J 氏とコラボレーション。そのうえ、このスピーカーのポテンシャルを最大限引き出す楽曲『Frisson Trigger』を制作したという力の入れよう。そこでまずは、直近で個人的に最も痺(しび)れた曲を再生してみることにしました。

いまさらですが、YOASOBIの「アイドル」です。 

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YOASOBI「アイドル」 Official Music Video
YOASOBI「アイドル」 Official Music Video thumnail
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ビルボードチャートの米国を除く全世界ランキング第1位に輝いた、史上初の日本語曲。これをEra 300で聴くと、まずイントロの低音からして鳥肌ものです。いつものテレビから出てくる音とは明らかに違います。そして何よりも、ikura氏の儚(はかな)い声が非常にはっきりと聞こえてきます。ただ明快に聴けるというより、他の音に「埋もれていない」といったような感覚。この季節、エアコンに扇風機に除湿器など周囲のモーター音が意外と気になり音量を上げがちになるのですが、音量を下げてもきちんと聞こえる体験は感動です。

次に、U-Nextで映画鑑賞をしてみました。米アカデミー賞受賞『ドライブ・マイ・カー』です。U-NextではDolby Atmos対応作品として配信されているため、Era 300はうってつけ。濱口竜介監督が追求した音響効果や録音技術をこのスピーカーで再生したらどうなるのか? その結果は… 

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カンヌ国際映画祭 全4冠!映画『ドライブ・マイ・カー』90秒予告
カンヌ国際映画祭 全4冠!映画『ドライブ・マイ・カー』90秒予告 thumnail
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とにかくすごいです(語彙力…)。私の部屋が狭いおかげもあるでしょうが、コンパクトな見た目にもかかわらず、サラウンドシステムを使用しているかのように錯覚するほど(調べたところ、Era 300には左右中央に6つのツイーターとウーファーが搭載されているため1台でも空間オーディオを楽しめるサウンド設計がされているとのことでした)。特に、「この作品でのエンジン音をぜひ体験していただきたい」と切に願うばかりです。うっかり車に乗っている気分にすら浸れます。

さまざまな機器が手軽に手に入るようになり、誰もがいちクリエイターとして作品を発表できる時代。一流のアーティストやクリエイターの作品を劇場や舞台以外で楽しむフォーマットの存在が当たり前になった現代において、丹精込めた作品こそしっかりした機材で再現したいところです。その詳細なこだわりから世界的作品を生み出す濱口監督作品には、それにふさわしい音響機器も用意して再現すべきかと…。とりわけこの撮影後、限界に至ってその人(車)生を終えたという「サーブ900ターボ」のエンジン音は、絶対に記憶に残しておくべきエンジン音体験と言える…と個人的に思います。そうしてEra 300は、一気に我が推しの子になりました。

※ Frisson=震えや感動で鳥肌の立つような反応をすること 

奇跡のスピーカー、 ソノス エラ300
Sonos

見た目の格好よさも再生素材の使用も魅力 

Amazon AlexaなどとコミュニケーションするためのスマートスピーカーでもあるSonos Era。日常生活で常に目に入る存在となるにふさわしい、ミニマルでクリーンなデザインも魅力です。変に”おしゃれ”すぎもせず、かといって「ザ・音響機器」といった重さも感じない絶妙なバランス感覚が本物感を漂わせます。某ファッションセレクトショップなどに置かれているのも納得です。さらに言えば、プラスチックのおよそ40%以上が再生素材であるのもうれしいところです。  

ソノスのスピーカー エラ300のブラック 
Sonos
ソノスのスピーカー エラ300のホワイト
Sonos

コンパクトなスピーカーに詰まったプロフェッショナリズムへの愛 

Sonos サウンドエクスペリエンス部門ヴァイスプレジデント=ジャイルズ・マーティン(Giles Martin)は、Sonos Eraシリーズについてこう解説しています。

「空間オーディオを加えることで、アーティストとの一体感や親密感をさらに高めることができます。今年3月に発売したSonos Era 300とSonos Era 100は、リスニングの次の進化を示すもので、Sonos Era 300は空間オーディオのためにつくられたSonos初のスマートスピーカーです」。 

つまり、「家庭用として使用されることを想定しながら、音を扱うプロフェッショナルたちの仕事の流儀に沿う機器として設計されている」ということ。そう考えると、6万9800円(Era 300)と3万9800円(Era 100)という価格設定がかなりお得に聞こえます。 

sonos era 300
Sonos
Sonosにふさわしい家が欲しくなります。

Sonos Era 300をプレゼント 

ソノスのスピーカー エラ300とエラ100
Sonos

この体験をぜひエスクァイア日本版読者に味わっていただきたく、2名の方にEra 300(ブラックとホワイトを各1名様ずつ)をプレゼントします。上述の通りEra 300は、最高の空間オーディオ体験を実現する大胆かつ革新的なDolby Atmos対応のスピーカーのため、1台で没入感のある音楽空間がつくれるはず。応募方法は、エスクァイア日本版公式Instagramにて2023年8月25日(金)に発表します。チェックしてみてください。

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