移動の質や自由度を
向上させたツアラーバイク
「二人そろって、自然の中で過ごすことが何よりの趣味」と笑みを浮かべた鈴木ご夫妻。インディアン「パースート」を手に入れるまでは、移動には電車など公共の交通機関を活用されていたとのことですが…。
「パースートを手に入れて、行動半径や自由度が驚くほど変わりました。移動の質も段違いでツーリングが爽快でなりません」
ご主人の敏隆さんの言葉に続いて、奥さまのジェナさんも楽しげに語ってくれました。
「シートからの見晴らしが最高で、クルマやバスでは味わえない気持ちよさがあります。乗り心地だって見た目以上に快適ですよ」
キャンピングコテージに着くなり、リヤの大型ケースから荷物を降ろす二人は充足感に満ち足りているようでした。
胸のすく気持ちよさは走りだけにあらず!
この一台が初めての大型バイクだという敏隆さん。インディアン パースートを選んだ決め手となった理由はなんだったのでしょうか。
「最初はハーレーダビッドソンを探していたのですが、あまり他人とかぶりたくないというのと、エンジンや排気音のクオリティがとても高いのが気に入り、このモデルにしました」
存在感があるのに、それでいてエキゾーストのボリュームはちょうどいい感じですよね。
「フラットブラックで仕上げられているのも、大人っぽいというかクールな印象で、こうしたアウトドアの場所でも不思議と溶け込みます」
ツーリング中でも、音楽が聴けるようですが?
「2ウェイスピーカーをふたつ、200Wのアンプで鳴らすので高速道路でもいい音が聴けますよ」
敏隆さんのコメントに、ジェナさんがうなずきながら続けます。
「走りながら、周囲の情景に合った曲を聴けるの! バイクの気持ちよさと合わせて、最高の気分です」
これだけのトランク容量(135リットル)があれば、キャンプ道具を積むのも余裕ですね。
「たくさん道具を用意しても余ります(笑)。最近は、ジェナが油絵の道具一式を積み込むこともありますが、それでも余裕があって不自由を感じたことはありません」
インディアン「パースート」は、ご夫婦の時間をより濃密にしてくれる実に上質な乗り物のようです。
今回の一台 INDIAN PURSUIT DARK HORSE
(ウィズ・プレミアムパッケージ)
米国最古のバイクメーカーが手がける極上のツアラー。1768ccの緻密でパワフルなVツインエンジンによる爽快な走り、トラクションコントロールや電子制御サスペンションなどライダーサポートも抜かりなし。さらに、前後シートのヒーターやBluetoothと連携するオーディオシステムなど、快適装備はもはや高級車並み。全身がフラットブラックにペイントされているのも実にクールな印象です。
価格:478万6000円~
問い合わせ:インディアン モーターサイクル
公式サイト
「欲しいものすべてを載せた至上のマシン」
「二人の楽しみをどれだけ積んでも余裕で受け入れるキャパがうれしい」
バイクライフを彩るアイテムも豊富
インディアンモーターサイクルは、オリジナルアパレルも充実しています。ここではレザージャケットとチェーンウォレットをご紹介します。
Photograph / Jun Ishibashi
Text / Hiroshi Ishibashi
Edit / Kazuyuki Okumura
※メンズクラブ2022年11月号掲載
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