今季のファティーグジャケットは素材や色のバリエーションも多く、かっちりとしたものやゆるっと羽織れるものなどが登場。
男っぷりを上げるミリタリー由来の頼れる相棒
「ファティーグジャケット」の「ファティーグ」とは英表記で「fatigue」となり、「働き続けて消耗する」を意味します。軍においては、「兵士の懲罰として課される雑役」とのこと。なので「作業服」的な意味になるでしょう。最近人気となっている薄手のものは、1960年代のベトナム戦争の際に採用された亜熱帯地仕様のミリタリージャケット「コンバットトロピカルコート(ジャングルファティーグジャケット)」がモチーフと言えます。ここで紹介しているアイテムのように、ボディには4つポケットが配置され、しっかりと襟がデザインされているものが多く、男っぽいけど品がある一着で装いが決まる優れものです。
今季は素材や色のバリエーションも多く、かっちりとしたものやゆるっと羽織れるものも登場。ポケットが多いので手ぶら派にもおすすめです。
ジャケット7万5900円 公式サイト(ポロ ラルフローレン/ラルフ ローレン TEL 0120-3274-20)セーター3万800円(ジョン スメドレー/リーミルズ エージェンシー TEL 03-5784-1238)パンツ2万8600円(ベルウィッチ/アマンオンラインストア TEL 03-6418-6056)
ガシッとしたコットンキャンバス、ウェストを囲む補強用のあて布、アタリが出た縫い目など、とにかく味があって存在感抜群です。
とは言え、袖や背中などには裏地が付き、着心地は柔らか。これこそ上品なボトムスで、大人のエレガンスを追求したくなる逸品。ウールのパンツなど、素材でメリハリをつけると上手に決まります。ジャケット7万5900円 公式サイト(ポロ ラルフローレン/ラルフ ローレン TEL 0120-3274-20)
サマースーツに見られる玉虫色の生地を用いた、変わり種とも言えるファティーグジャケットです。
3 万7400 円 公式サイト(ア ボンタージ/ビームス ハウス 丸の内 TEL 03-5220-8686)
落ち着いたオレンジは、遊びのある装いにはもってこいです。
4 万6200円 公式サイト(エストネーション/エストネーション TEL 0120-503-971)
ミリタリーテイストの強い色みながら、細部はミニマルで都会的な趣(おもむき)。
3 万9600 円(エンソン/ユナイト ナイン TEL 03-5464-9976)
リゾートが似合う涼しげな白リネン。丈が長めで、シルエットも優雅です。
6 万4900 円(エムズブラック/セコンドショールーム TEL 03-3794-9822)
リネンとレーヨンを混紡(こんぼう)した素材は、極めてなめらか。テロッとした手触りが新鮮です。
4万9500 円(エス/セコンドショールーム TEL 03-3794-9822)
ミリタリー × シック。ブラックならストイックな着こなしも可能です。
4 万7850円 公式サイト(ポストオーバーオールズ/ポストオーバーオールズ TEL 03-5942-1545) Model / Takashi Sakurai(INDIGO)Styling / Masahide Takeuchi(CODE)Hair & Make-up / Kazuya Matsumoto(W)Edit / Satoru Yanagisawa
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