6つの定番ブランドのBDシャツを着比べる

ちょうどいいゆとりがあり、
今の気分にハマる一着

新生「ブルックス ブラザーズ」を象徴するシルエットである、ニューフィット。

ボディとアームホールにややゆとりを持たせてあり、リラックスした印象を与えます。一枚で着てもバランスよく見えますが、丈が長めなので羽織りものとしても重宝する一着。

襟はタイドアップもしやすいように、しっかりと高さを持たせてあります。

サイズ表記：M
※ちなみにモデルのサイズは、身長187cm、胸囲97cm、首回り39cmです。以下同）

シャツ1万5400円 公式サイト（ブルックス ブラザーズ／ブルックス ブラザーズ ジャパン TEL 0120-02-1818）その他スタイリスト私物

横から見た「ブルックス ブラザーズ」のシャツ。

ジャストフィットで
知的なムードを演出

飾り気なく、落ち着きある男性像に導くフィッティング。身体に過不足なくフィットするので、一枚はもちろんジャケットのインナーにもぴったりです。

肌寒くなってきたら、セーターの中に着ても収まりよく決まります。

生地は上質な手触りの超長綿を使用。胸にはブランドロゴのサイの刺しゅうが施され、キュートなアクセントに。

サイズ表記：38

シャツ2万6400円（サイベーシックス／マスターピースショールーム TEL 03-5414-3531） その他スタイリスト私物

横から見た「サイベーシックス」のシャツ。

身幅が広く、着丈も長い。
リラックス感漂う一枚

古き良きアメトラをベースに、品質にもこだわったアイテム作りを行っている「ビームス プラス」。縫製（ほうせい）の美しさもさることながら、特筆すべきはしっかりとトレンドも押さえているところ。

こちらは余裕のあるスタンダードなフィットの一枚。フロントカットもスクエアに近いカーブで、羽織り用としても最適です。

サイズ表記：L

シャツ1万9800円 公式サイト（ビームス プラス／ビームス プラス 原宿 TEL 03-3746-5851）その他スタイリスト私物

後ろから見た「ビームス プラス」のシャツ。

中庸で王道。
老舗らしい正統派な
仕立てが光る

こちらも老舗で、1929年に米国マサチューセッツにて創業したファクトリーブランド。

生地は、手触りの良いスーピマコットンを使用したオックスフォードで、シルエットは極めて王道のタイプ。

着丈はやや短めなのでタックインしたときに、もたつくことがありません。襟先はショートポイントで、すっきりとした趣（おもむき）です。

サイズ表記：39

シャツ2万5300円 公式サイト（サウスウィック／シップス 銀座店 TEL 03-3564-5547）その他スタイリスト私物

横から見た「サウスウィック」のシャツ。

今っぽく着こなせる、
ややオーバーなシルエット

メイドインUSAにこだわる日本発のブランド、「エンジニアド ガーメンツ」。アメトラに敬意を払いつつも、旬なデザインで人気を博しています。

BDシャツもややオーバーサイズで、ゆったりと着用可能。袖も手の甲にかかるくらいでモダンな表情を生み出します。

また、サイドスリットが深く、動きやすさも備えています。

サイズ表記：M

シャツ3万1900円（エンジニアド ガーメンツ／エンジニアドガーメンツ TEL 03-6419-1798）その他スタイリスト私物

横から見た「エンジニアド ガーメンツ」のシャツ。

強度の高いオックス地で、
ガシガシ着こなせる

同名のセレクトショップのオリジナルブランドとしてスタートした、「ナナミカ」。

1950～70年代のヴィンテージをベースにしたBDシャツは、強度のあるコーデュラオックスを使用し、どこか武骨な雰囲気も備えます。

一度に3本の針で縫うトリプルステッチを用いて、縫製も古き良き手法を踏襲しています。

サイズ表記：L

シャツ2万900円（ナナミカ／ナナミカ 代官山 TEL 03-5728-6550）その他スタイリスト私物

横から見た「ナナミカ」のシャツ。

Model / Takeshi Watanabe（INDIGO）
Styling / Hajime Suzuki
Hair & Make-up / Kazuya Matsumoto（W）
Composition & Edit / Ryuta Morishita