おうち時間を楽しむのに欠かせないのが、快適なインテリアや空間です。そろそろ模様替えを予定されている方、または引っ越して1年以上も経つのに、壁には何も飾られていない…。そんな方へのご提案ですもあります。

 壁には絵を飾るといいでしょう。

 なぜって?壁に絵がかかっていると自分自身、博識にも器用にも思えるから…自分への自信を再確認できるからです(笑)。さらに、壁の石っこうボードに穴を開けることさえ許されない友だちをの心をの壁を、刺激することもできるでしょう。 

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 ご安心ください。 別に“アスペクト比”や“斜角”…といった単語が出てくるような巨大アートプロジェクトなわけではありません。金づちを手にとれさえばいいわけですから…。さあ、始めましょう! 


【ステップ1】自分が好きなものを集める(絵画に限る必要はありません)  

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 「僕はアート作品を一つも持っていないんだ」。自宅の壁に何も飾っていない方たちは、こう言うでしょう。

 しかしながら、アートギャラリーとは自分が共感できる作品を集めてつくられるものです。コンサートのポスターや地図、それにいたずら書き、好きなチームのペナント(旗)、さらにはバーのナプキンに書き留めた“最高”のアイデアまでも…そう、それは何でもありなのです。

 できれば1つや2つ、中心となる本格的なアート作品があったほうがいいですが、それ以外は自分のアイディアというセレクションでのクリエイティブがアートになるのです。ポストカードを小さな額に収めたり、大きなマットを敷いた額に、これまで参加したコンサートや展覧会のチケットの半券を飾るなんていうのもアリなのです。

 そして、「すべてを額に入れなければいけない」なんてことも言っていません。ポラロイド写真やコースターを貼りつけたっていいのです。クールな栓抜き、エアプラント、さらには鹿の角などでも面白いでしょう。ただ1つのルールは、バラエティー豊かに保つこと。さまざまなサイズ、さまざまな素材、さまざまなストーリーを組み合わせてください。 

 
【ステップ2】黒の額縁、白いマットがあれば間違いなし

  あなたの壁が白いなら、黒の額縁がマッチします。幅が細く、奥行きも1インチ(約2.5cm)程度のものを選びましょう。そして余白をつくるため、白いマットを敷きましょう。または、余白が印刷されているポスターや写真を使うのもいいでしょう。好みのサイズで、額やマットをオーダーできるサイトは山ほど存在するはずです。

 Framed and Mattedなら、自分が収めたい写真などを試しに額と合わせてみることも可能です。


■プラスポイント

 例えば、ヴィンテージフレームやゴールドフレーム、さらにはミラー付きなど、アクセントを添えましょう。画一的に配置するのもオーダーメイドのように見えていいのですが、要所要所でルールを破るとさらに面白くなるでしょう。

【ステップ3】釘を打ちましょう(最近では壁の痕が目立たない便利グッズもあります) 

 まず、床にすべてをレイアウトしてみてます。

 そして、うまくフィットするか“描いてみる”というのが、壁に絵を飾る際の一般的なアドバイスです。でも、あなたは床に絵を飾るのではありません。壁に直接でもいいのではないでしょうか?   

 釘または壁掛け用の金具を置いて、金づちで打ち込んでみましょう。ほら、そんなに悪くないでしょう? 

 それに、いつでも掛け直すことはできますし、必要ならばスパックル(石っこうペースト)を使えば良いのです。自分のレイアウトに納得できたら完成です。

 そして、賃貸マンションやアパートでは壁に穴をあけてはいけない規定や、将来の引っ越しを想定して壁に穴をあけたくない人も日本では多いことでしょう。最近では、ホチキスで取付可能なものや、穴が目立たないフックなどの便利グッズが売られていますので、そちらを活用ください。

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【ステップ4】中心となる作品からスタートし、その周りを埋めていく  

 恐らく、しばらく飾っていたいと思うような、大きめのサイズの作品が1つはあるのではないでしょうか(この1年間、額に収められて壁に立てかけてあったポスターのことですよ!?)。それを、目線の位置に取り付けるところから始めましょう。つまり、中心が床から約140 cmあたりを意味します。

 次に、その周りを埋めていきます。

 ルールに沿って配置することはできますが、例えば最初の額の底部にすべてを合わせるなど、もっとオーガニックにレイアウトする方が面白味が増すでしょう。高さや額とのギャップに変化をつけましょう。ただ、何もないところにポツンと飾るのは、避けたほうがいいでしょう。集合体のように配置し、自分の思うままに高さを変えていきます。

【ステップ5】受け入れる  

 午後をすべて使い切って、自分のギャラリーをいじくり回したい衝動に駆られるかもしれません。でも、ほとんどの物事がそうであるように、壁を飾るときは最初の直感が最高の判断なのです。

 最高の結果は、友人が飲みに遊びにくる15分前にすべてを壁に飾り終わったとき、頭の中のイメージが表現されたその瞬間に生まれるものです(騙されたと思って試してみてください)。

 そして失敗を敏感に感じるタイプの方は、「翌朝になれば、もう一度最初からやり直せる」と自分自身に言い聞かせればいいのです。実際に、そうすることは可能なのですから…。

 しかしながら、これは強制しているわけではなりません。きっといつの日か、たくさんの作品を飾りたくなる日がくるでしょうから…。そのときは、自発的にするでしょうから。

Source / Men's Health US
Translation / Esquire JP
※この翻訳は抄訳です。