ハードなトレーニングを十分励んでいるのであれば、複雑なトレーニングに何時間も費やす必要はありません。ときには短く、明快に、ポイントを突いたやり方が向いています。
自重(自分の体重)を利用したこの15分間のボディウエイトトレーニングは、まさにそのものです。
◇現役のプロトレーナーが筋トレメニューを監修
元プロサッカー選手であり、現在はパーソナルトレーナーのブラッドリー・シモンズさんが考案したこの「EMOMトレーニング(Every Minute on the Minuteの略で、1分ごとに新しいエクササイズを始めるというインターバルトレーニングの一種)」は、シンプルなボディウエイト トレーニングの動きを利用して脂肪燃焼をよりかき立て、さらにトレーニング終了後も引き続きカロリー燃焼をさせてくれることが期待できるということ。
15分間、1分ごとに1つのトレーニングを実施するので、レップ数(回数)を早くこなせばこなせるほど、休息時間も長くなります。
■「EMOM」とは
…「Every Minute on the Minute=1分間区切りのトレーニング」の略で、1分ごとに新しいトレーニングを始めるという、インターバルトレーニングの一種です。手持ちの時間をすべて同じ動きに費やしてもいいですし、異なる動きの筋トレメニューを入れていいわけです。
◇器具を使わない、15分間のカロリー燃焼トレーニング3種
静止画像と一緒に、シモンズさんが完璧なフォームで実際にトレーニングを披露している動画も参考にしてみれください。
【1】ハーフバーピー
■時間・回数は?
…1分間、20回行ってください。
■やり方
- 腕立て伏せの体勢から、腕を肩の下に置いたまま、足をできるだけ後ろに蹴ります。
- 足が床に着いたら、すぐに手の方へとジャンプして戻ります。これが1回です。20回、一気に繰り返しましょう。
【2】ジャンピングジャック
■時間・回数は?
…1分間、30回行ってください。
■やり方
- 両足を合わせ、両手を両脇に添えて立ってください。
- 両腕を開いて上へと動かしながら、同時に両足を大きく広げるのに十分なだけのジャンプをします。
- 休むことなく、すぐに最初の姿勢に戻し、これを30回繰り返しましょう。
【3】スパイダーマウンテンクライマー
■時間・回数は?
…1分間、20回行ってください。
■やり方
- 腕立て伏せの姿勢になり、頭からかかとまで、身体が一直線になるようにします。
- 腹筋をきつく締めましょう。このトレーニングの間、ずっとそのままの状態で腹筋を維持しましょう。
- 次に右足を右手の外側に持っていき、腰を床に向かって数センチ下げていきます。
- 右足を戻し、左足に合わせます。
- 今度は左足を左手の外側に持っていき、同じ動作を繰り返します。左右交互に20回続けましょう。
◇まとめ
上記3種の自重トレーニングで1セットです。そのセットを、5回繰り返してください。
・1セット3分(1分+1分+1分) × 5セット =合計15分間
Source / Men's Health US
Translation / Kazuhiro Uchida
※この翻訳は抄訳です。