4カ月間で約18キロの減量成功 ― 筋肉質な身体へと生まれ変わった減量方法とは？

　トムさんは減量体験やライフスタイルの変化、そして減量に役立ったあれこれやトレーニングの上達方法などについて、惜しみなく詳細に明かしてくれました。

　最終日からさかのぼること、4カ月前のトムさんの姿です。もともと身体能力が高く、筋肉量は多いトムさんですが、体脂肪が多くぷっくりした印象です。シャープなフェイスラインもなく、二重あごが目立ちます。

　それでは、トムさんのダイエット成功までの道のりを、以下にご紹介していきます。

　「時系列でお伝えすると、まず初日の月の時点で約86キロ（190ポンド）ありました。理由は筋肥大（筋肉が恒常的に太くなること）を主目的としたトレーニングはしていたので、体重は重かったわけです」と、トムさんは言います。

　「でも、せっかくの筋肉は分厚い脂肪の層によって、すっかり覆い尽くされていたわけです。なので、見た目はぷっくりした肥満体型でした。ですので、カロリー制限をし、運動量を少しずつ増やしていくことにしました 」とのこと。

　「今回の挑戦をはじめる前から、トレーニングは継続的に続けてきましたが、食生活が最低な状態となれば、いくら筋トレをかんばっても、それほど成果は期待できません」と、食生活の改善についての大切さを訴えています。

　トムさんは食生活の改善だけでなく、運動の取り組み方にも工夫を加えました。

　「毎朝の有酸素運動をスピード重視のメニューに切り替え、食後にはウォーキングをするようにしました。他にも、なるべく歩くことを心がけ、また自転車にも乗るようになりました」。

　さらに、「一般の人にはちょっとハードルが高いですが、トランポリンやスケートボードなどもおすすめで、あらゆる運動を取り入れるようになりました」と、トムさんは説明します。

　「身体を動かしていないときには、“なんで怠けてしまったんだ。散歩にでも出ておけばよかった”と考えるように意識も徐々に変わっていきます。ストレッチをしたり、ガレージで汗を流したりするようになりました」とのこと。

　「筋力トレーニングと、美しい肉体を目指すボディビルのトレーニングの方法を主体とした運動に切り替えてみました」。

　今はネット検索すれば、ボディビルの筋トレメニューの動画が簡単に見つかりますし、幸いYoutubeチャンネルの相方がボディビルダーということも相まって、トムさんは比較的、筋トレメニューの変更は簡単にできたようです。しかしながら筋トレメニューよりも、食生活の改善こそ大切であると、トムさんはうながしています。

　「これまで、トレーニングを続けてきたのは確かです。割とハードな筋トレも、いろいろこなしてきました。ですが、今はトレーニングと食生活、および日常生活におけるあらゆる活動に意識を向けて、バランスよく行うことが大切だと気がつきました」とのこと。

　トムさんは今回のチャレンジを行っている最中に、10代の頃から自身がクローン病を患っていたことを明かしてくれました。また、このトレーニング中に再発することとなり、実は入院生活をおくらねばならなかったことも打ち明けています。

　トムさんは、退院後すぐにトレーニングを再開したそうです。

　「今回のチャレンジを通して、ストレスを減らしたことなど、ライフスタイルに起きたさまざまな変化が減量を続けるのにプラスに働いたし、前向きに考えるきっかけになりました」と語っています。

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Source / Men’s Health US
Translation / Kazuki Kimura
※この翻訳は抄訳です。